寛ぐ
食事を終え、部屋に戻る俺達。俺達の部屋の和室には、1枚だけ布団が敷いてある。後、2人は、ベット。「…”俺、布団でいいか”?」と、英と豊川君に尋ねた。「”いいよ”。」「”いいですよ”。」 と2人もOKが貰えた。布団をはぐってゴロリと横になる…。俺は、「”…彼女の運転…もし、そうなったら…。なんだ?…スゲェ…嬉しい”。」颯爽と、”俺の車を運転”する彼女…。別に、ファミリーカーを運転する女性は、居るが…なんだ?この、嬉しいさは?…。あ、そうだ。「”ところで、豊川君?さっき、青野さんから、クラゲ水族館の件、確認されてたけど、なんかあるのか”?」 と豊川君に尋ねた。「”あぁ。オレの新しい”勤め先”なんですよ”!」と豊川君。”……は…”?俺は、目が点になる…。英もギョッとしている。「…”つ…勤め先って?…じゃぁ通勤してんのか”?!」…と俺。「”あの地域から、ここまでザッと3時間?くらいかかるのに?!」」 と英。その質問に、豊川君は、「”アパート借りてこっちに居ます。さすがに通勤は、無理ですよ。今回は…職場に頼んで、夏休みを連休に付けて貰って、来てたんです。一旦、実家に荷物も取りに行きたかったし”…」 とあっけらかんと話す。に…してもだ…。
《寛ぐ》
お部屋に戻った私たち、縦に4列に敷かれた布団…。さて、どこに寝ようかな?「”いおり、ここがいい”!」と、お部屋前の入口から、2番目の掛け布団の上に寝転がる衣織ちゃん。”じゃ、私は”とまきちゃん…。1番奥の障子がわの布団をはぐって、身を置く…。その隣に、けいちゃん。衣織ちゃん、私になった。「”…な…なんか…まきちゃん、妙に色っぽいなぁ…”」など思っていると、「”もう一度、お風呂行く”?」とけいちゃん。私は、「”うん。行くよ♪化粧落としたいし”…。」「”いおりもいく!”。」まきちゃんは?「”もちろん!”」じゃぁみんなで行こう。少し寛いでから、1度、”浴衣”を脱いで、”別の浴衣”に着替える。衣織ちゃんも、子供用の別の浴衣に着替えて…さて、また温泉へ♪夜の大浴場は、旅行客でそれなりに混んでいた。でも、凄く広いお風呂だから、大丈夫。シャワーで化粧を落として、軽く身体を洗う…。衣織ちゃんもくちびるにつけた、リップを洗い流して、内風呂の、ぬるめの湯へ♪露天風呂とは、また違って…いいなぁ…温泉♪…最初は、ひとり旅でゆっくりしようかな…と思ったけど…気心をしれた、”友だち”だから、楽しいし、落ち着く…。そう思っていると、「”うみちゃん、私、先上がるね”♪」 まきちゃん。「”いおりもあがる”!」2人は先に上がる事に…。「”うみちゃん、露天風呂行こ!”」 とけいちゃん…。ここで、私は、露天風呂で、けいちゃんと”ある人の話し”をする事になる…。




