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1 異世界での出会い

「ふぁーあ…すごい寝た気がする…」

 何してたんだっけ……あー、なんかさっきの変な神様らしい人(変神)と話が終わって気を失った…のか。どうやって連れてこられたんだろ。変神パワーとかかな?てかめっちゃ身体だるい 起き上がりたくない。もう一睡…はだめか


「お、やっと目を覚ましたか……なぁ、君 大丈夫か?」


 とりあえず何するのがいいんだろう?無人島に持っていくなら何かとかの話はしたことあるけど、持ってって何するとか、そこまで考えたことはなかったや…とりあえず周囲の確認かぁ


「だ、大丈夫か…?聞こえてないのか?」


 見えるのは一面水色の綺麗な空と一本の木 普段は全く気にしてないけれど、空ってとても綺麗なんだな…顔動かすのもめんどくさいし、とりあえず1時間くらい空を眺めててもいいかな… あれ、でもなんか男の人の声がするような…いや、してるな。全然有人じゃないか。


「おはよう……ございます…」


「おう、おはよう!………じゃなくて、大丈夫か?どうして一体こんなところに1人で」


 理由…理由?理由とかなくないか…???神様がどうこう言ったら正気疑われそうだし


「………変神に誘拐されて 色々要望を言ったらここに置いてかれて」


 嘘は言ってない うん。


「どういう状況なんだ、それ…家がどことかわかるか?俺が連れてってやるが。」


「家は…ないです。身内もいないので。」


 家…そういえば家族とか どうしてるんだろ…ま、考えなくていいや…多分帰れないだろうし、考えるだけ無駄でしょ


「……………」


「どうしたんですか?」


「いや、なんでもない…あー、よかったら家 来るか?」


 え、まさかこの人こそ真なる誘拐犯……いや、さすがにただの親切な人か。でも名前も顔も知らない初対面の人の家に上がるのは流石になぁ


「僕はここら辺でどうにか野宿するので、大丈夫です。お気遣いありがとうございます。」


「ここら辺で野宿って…この時期はよく上位の魔物が出るんだが…とりあえず起き上がれ。」


 そういやまだ寝たままだった


「あ、すいません。…よいしょっと」


 いつもより心なしかスムーズに起きると、親切誘拐犯さん(仮)と目…目?空洞?が合った。なんかすごいゴツい鎧着てる…重くないのかな、それ。


「ん?どうかしたか?」


「あ、いや、なんでもないです。それよりも上位の魔物ってどういうことですか?」


「毎年魔素がこの時期は濃くなって 危ない個体が出現するようになるんだ、だから一般人は立ち入り禁止になっているはずなんだが…」


 なにそれ、めちゃくちゃ危ないじゃん。あの変神何考えてんだ


「一般人…お兄さんは一般人じゃないんですか?」


「ほっとく訳にもいかないからな 一定以上の強さの冒険者はみんな駆り出されるんだ。」


「うわぁ、それでお兄さんはそんなにゴツい服着てるんですね。納得」


「ああ。それでこの辺は危ないから どこか行くアテがないならうちに来るかって相談だったんだ。どうだ?」


「ぜひお願いします 特に行くとこも思いつかないので。」


 さすがに危なそうなのは避けたいし…優しい人っぽいしなぁ、予想でしかないけど


「なら決まりだな 少し歩くが……って、自己紹介がまだだったな。俺の名前はロイ 呼び方はロイでもそのままでも 好きな方でいいぞ」


「わかりました ロイお兄さん。僕の名前は………お兄さんが付けてください。」


 名前思い出せないからとりあえず付けてもらおう。うん、めちゃくちゃ不自然だけど大丈夫でしょ、うん。


「…は?えぇ〜……急に言われても困るんだが…俺、名付けのセンスとか全くないぞ?」


「大丈夫です、お兄さんを信じてます、今こそ秘められたセンスを発揮するときです。」


「大分無茶言うなお前うーむ…………リィ、リィでいいか?」


 あっさり決まった 呼びやすくて可愛い名前だ


「良いですよ、気に入りました。」


「そうか、それならよかった…そんじゃ、リィ、とりあえず俺の家に向かうぞ。気になることとかあったら歩きながら聞いてくれ。」


「わかりました、ありがとうございます」


 こうして 僕…リィは、ロイお兄さんの家に向かうことになった。

書いてる本人が脳みそないのでキャラクターに脳みそを実装できません(;ᴗ;)たすけて

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