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登校初日!いざ東の森へ!?

ようやく!

教室から出れたー!

こんな拙い小説でも見てくれる人いて励みになってます!ありがとうございます!

「ところで!お前らこの後はなにをするんだ?」

グレイドの質問に皆が首を傾げたり隣同士顔を見合わせている。

「すまん!すまん!そんなつもりで聞いたわけじゃない。用事があるやつを責めたり訓練しろって言いたいわけじゃないんだ。すまんな、言い方が悪かった。」とグレイドは頭を掻きながら手を顔の前に挙げて謝った。


「用事があるやつは帰っていいぞ!明日も太陽が昇りきるくらいまでにここに集合だ!あと帰る前は、入り口に構内地図があるから目を通しとくといいぞ!」と朗らか言い放つと教室内の空気が柔らかくなった。


「訓練したかったり用事がない奴はついてこい!折角だから案内してやる!あと、今日は俺も用事ないから東の森に行くやついるなら一緒にいくぞ!なんせ学生証を貰ったら使わないとだからな!俺も昔はそうだっった。」と大きく笑いながら教室の扉を開け後ろを振り向く。

「なにしてるんだ?いくぞ!」

とても自由な冒険者らしい性格である。といっても、しっかり生徒達の準備を待つ辺り責任感もある良い漢だ。漢ならこれぐらいの器を目指したいものだ。


一般家庭は家の仕事を手伝いながら通う者が大半なので、家に帰る選択をしたものも多いようだ。学生証を大事におのおの鞄にしまい、構内地図を見ながらお昼ご飯をどこで食べるか等の話声が聞こえる。

もちろん、俺は東の森一択!置いて行かれないように立ち上がろうとすると左から軽く引っ張られ体勢を崩した。アイボリーだ。

『今日はどうする?私はついてくけど。』

竜の子と言えどもやはり女の子だ、寂しいのだろう、というより俺でもまだ親元を離れて見知らぬ土地で修行してこいと言われたらと思うと気持ちは分かる。

「もちろんだ!気が合ってなによりだ。ほら、行こう!」と引っ張って来た手を取って教官の元へと向かう。

親友2人は既にグレイド達と一緒に歩きだしていた。俺達の姿が見えないので最後尾でチラチラと後ろを振り向きながら迷子にならないように気にかけてくれている。

追いつくとキノアから軽口を叩かれる。

「なかなか来ないからなにか他に儲け話でもあるのかと思ったぜ。」

「いやいや、アイボリーに聞かれてただけさ。東の森に行くのかってな。」

そこにラッキーも合流し

「そりゃ、もちろん!この時期に森に出れるというなら!」と手に肩を回して来たので3人で目を合わせ

「「「たけのこ狩りじゃー!!!!」」」

『たけのこー!』アイボリーも分かっているのかいないのか手を挙げやる気十分である。

っと和気あいあいとしていたら訓練場へとついたようである。


「よし!ここが見ての通り訓練場だ!門の前にいる木人ゴーレムに学生証をみせると入れてくれるからな!頭に花がついているのが1年用。蕾が咲いているのが2年用。果物を付けているのが3年用だ。頭の果物はレプリカで食えないからな。食うなよ。」と本気で言っているのかいないのか分からない事をいっているが目が笑っていない。食おうとする奴が毎年何人かいるのかも知れない。

「あとこの木人ゴーレムはこの学校にある医務室の主任、メープルが主だからな。訓練場で怪我をしたりしたら応急手当てもしてくれるし医務室まで運んでくれる凄いやつ達だ。」というと木人ゴーレムが照れ臭そうに幹を左右にゆする。感情あるんだな、あいつ。


「訓練場の入り口には、貸し出し用の木剣や槍、弓もあるから自由に使ってくれ。自分の武器はそこにかけてくれな。他人にはとれないおまじないが掛かっているから置き忘れると自分で取りに帰らないといけないから注意しろよ。」と中に入りながら説明をしていく。

中は意外にも広く二階のフロアもあるようだ。一階は中央に訓練用の円が土の上に引かれており左右の壁に案山子や的があるようだ。二階には少しの休憩スペースと杖?のような看板が飾ってある。

「ここの案山子たちは壊れても気にしなくていい。こいつもなんと木人ゴーレムなのさ。」と頭をポンポンと叩く。こいつには感情ないようである。まぁ、確かに感情あったら訓練しづらそうではある。


「こいつらの原材料は藁だからな。藁が傷んでも自分で補修してくれるから壊したと思っても気にしなくていい。だが、魔法の訓練はこいつらじゃあ非効率だからな。魔法の訓練は別のゴーレムだ。」

魔法の訓練をしたい奴はいるかというと数人が手を挙げた。魔法はだれでも使えるが実用性があるレベルの能力があるものは多いというわけではないのだ。


「よし!魔法の訓練は二階のフロアだ。このゴーレム人形に魔力を通してくれば起動する。使った後は上にある鉢植えに刺しといてくれ。次の日も自身の魔力を少し当ててくれば起動してくれるらしい。この学校限定で起動するマジックらしいからな、持って帰っても意味ないぞ。」というとゴーレムを受け取った全員が目をそらしていた。

やはり、マジックアイテムには魔法使いの探求心をくすぐられる何かを感じるらしい。現に、キノアも目を輝かせて見つめていた。今日、東の森に出る用がなければここだけで1日は過ごせるだろう。


訓練を希望した者と別れ、図書館を通り過ぎ売店へと向かう。

売店は全学年共通らしくとても大きい。売店というより倉庫と言われた方がしっくりするくらいだ。

このソルト商業高校は緊急時には避難場所としても使用されることになっているので物はあればあるほどいいということだろう。

刃物類は厳重に奥の倉庫に保管されており教官との付き添いありじゃないと購入できないと張り紙が張ってあるが、ロープや竹籠、医薬品、トーチとなんでもござれのラインアップだ。

さらにこれらは消耗品以外は貸し出しも行っているらしくとても良心的な価格で使用できるらしい。


「さて、せっかく東の森にいくんだ。あそこは野草やウサギでもいい稼ぎになるからな。貸し出し用の弓や短剣借りい奴は俺に言えよー。あとたけのこ狩りしたい奴は奥でスコップと竹籠のワンセット借りれるから借りてこーい。」と面倒見のよさをここでも発揮しているグレイドの声を背に感じながら売店の中へと進む。

「これは!」

売店の奥へと進む中、俺は運命の出会いをしてしまった。

まだ冒険に出れなかったー!

次は!次は!売店でたら東の森なので!

頑張ります!

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