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輪廻のFate Line  作者: 怪人アホ面男
7……あー特に思いつかないからパス
73/133

今年最後がこれでいいのだろうか。 これでいいのだ

バイト日記2日目。 前回もやったなこれ。 まぁ前回全く進んでないけど。 道的にも話的にも。


ベルに捕獲された俺は、何もかも洗いざらい吐かされた結果、ベルが同行する事になった。 グッバイ平穏。 お帰りくださいませ俺の貞操の危機。 出口はあちらでございますわ。 いつからお嬢様だよ俺は。 むしろ俺を連行してるのがお嬢様だよ。


何もかも洗いざらい吐かされたとは、嘘ひとつなく吐いたということである。 だってあいつ「1つでも嘘ついたら舌を絡める」って言うんだもん。 あいつは隙を見つけ次第確実にやる女だ。 ヤる女だ。 俺は殺る男だ。 AAのあいつはやる夫。


という経緯があった。 ベルが同行することは俺にはどうこうすることもできなかった。 瞳孔は開きっぱなし。


「ふんふふんふふ〜ん♪」


そして現在、怪奇老婆の住処へ向かう途中である。 隣のベルは散歩中の○なかっぱみたいな鼻歌歌ってる。あれは「ふ」じゃなくて「は」だけど。


ここで唐突な服装紹介! 今日の俺は〜〜


ドドん! 作務衣の長袖を少し捲って、後は草履! 同じやつじゃないぞ。 ちゃんと色違い。 昨日の作務衣が紺色で今日がアズール。 カラーコードにすると違いがはっきりするんじゃない?


あ、どうでもいいことだけどベルの服装もモノローグに入れとく。


ベルは紺白の太ストライプシャツに長い黒ネクタイをかなり緩めに着け、鼠色のキュロットを履いている。 それと生足に白の低ヒールサンダル。 シャツの袖が二の腕まで捲られてるのはそういう作りなのかファッションなのか。



ねえ、今更だけど俺の服装怪しすぎない? 俺出家してないぞ? 「破ァ!」とかできない。 似たようなことはできるかも。



俺もそうだが、悠ちゃんは夏でも黒コート着てるし、我らがクソジジイも同じ形状の色違いを買うタイプだったし、柳の血を引く奴は気に入った服を季節ガン無視で着る遺伝子なのかもしれない。 つまり俺のこのファッションセンスも遺伝だから俺は悪くない。(誰も悪いとは言ってない)


「おっとっと……」


隣を歩くベルはそのサンダルで細い段差の上をバランスを取りながら歩いている。 時々倒れかけるから怖い。 もし倒れた時俺が避けられなかったらと思うと……人って重いんだぞ。 怪我しちゃうじゃないか俺が。


「おい危ねぇぞ」


「平気デース」


そう言ってベルは段差の上を歩き続ける。 もしかして段差意外はマグマだと思ってる? 小学生かお前は。


段差以外はマグマじゃなくて奈落だろうが。 二度と戻って来れない鬼畜仕様。 落ちたら葬式。 少なくとも俺が目撃したクラスメイトはやってた。 俺の友達はどうやら奈落に落ちてしまったらしくてな。


突如、ベルの歩みが止まる。 なんだと思って振り向くと、この先は段差が途切れていて、向こうまでは歩くもしくは助走ジャンプじゃないと届かない仕様になっていた。 行けるか? 無理か? 俺としてはあと半歩届かなくて足捻る瞬間を見たい。


「ん〜〜〜〜えいっ!」


ベルは溜めジャンを使った。 しかしあと半歩どころか4、5歩近く届かない。 そういやこいつ運動はそこそこだった。


ふむ……俺ならいけるか? 付近の白線(という名の安地)役に立たなそうだし、良さげな壁も無い、か。 それ以前に人様の家の外壁蹴っちゃダメだけど。


前回? 前回はほら、あれだから。 魑魅魍魎が我が物顔で跋扈する我が家周辺だったから。 あの一帯は《魔境》なんて呼ばれてるらしいから。 セフセフ。


ならば一つ飛びでいけるかと聞かれると……成功率0割だな。 なぜなら俺はそんな馬鹿なことしないから。 ほらそこ! 考えてる時点で馬鹿とか言わない。 目に映る全てが遊び場と化すのは少年の性だ。 俺は青年。


「…………セーフッ!」


着地したまま停止したベルはとち狂ったのか、飛んでもない判定を出した。 お前野球の審判絶対にやるなよ。


「足の下は冥界ヘルヘイムじゃなくてアポロンの戦車だからセーフデス!」


「それを俺に言ってなんの意味があるのか分からんけど、まずイギリスの神話形態ってギリシャだっけ?」


イギリスって西欧だけど神話形態は北欧神話じゃなかった? だとしたら下は冥界じゃなくてニヴルヘイムじゃね? まぁあの世の階層なんて呼び方と区画が地域で違うだけで全体は同じ説があるけど。 俺は別枠派。地獄冥界天国桃源郷全部違う派だ。


…………へー、イギリスってケルト神話の範囲なんだ。 まぁ北欧神話ってガッツリ範囲指定されてるしな。 今思うと北欧神話って範囲広くね? 日本・印度・ギリシャ・エジプトetc……神話は色々あるけど、有名どころはやっぱり神話の範囲が広い。 日本神話とか日本人ですら知らない可能性あるし、インド神話とか知ってる人さらに少ないイメージ。 メソポタミアとかよりは多いだろうけど。


※ あくまで個人(奏士)の感想です。 作者はそんなこと思ってませんからね!? むしろ作者は神話大好きです。


「という訳で、ソージにはワタシを向こうまで運ぶ与えるデス!」


「もしかしてだけどアポロンの戦車引いてる馬って俺だと思ってる?」


俺は馬じゃないぞヒヒーン。


「だってユウが『奏士は多分Mだな。 リードするよりリードして貰いたい方だ』って言ってたデス」


「それで俺を馬扱いか。 なるほどなるほど被告の言い分は分かった」


「あれもしかしなくても魔女裁判始まってるデス?」


「そんなわけないだろ。だからほら、被告人は早く断頭台へ」


「やっぱりこれ魔女裁判!」


馬はパカラッパカラッと走り出す。 ベルは馬鹿だっ馬鹿だっと断頭台へ歩み出す。 これで万事解決。


道の橋で馬鹿なことやってるベルは断頭台寸前で突然のスレイプニルに轢き殺されました。 さーてバイトだバイト。


「じゃあ俺はこれで」


「ちょいちょいちょーい!」


それ以降はガン無視して歩みを進めると、後ろからベルが走って追いかけてきた。 今日は走ってばっかりだなコイツ。


ベルが追いかけてくる過程で嫌な予感がした。 その感覚に身を委ねて身体を捻ると、先刻まで俺の左腕があった場所をベルの身体が通り過ぎた。 あっぶね。


「なんのっ!」


俺が避けたことによってベルは体勢を崩して前のめりに転びかけたが、踏み止まるどころか身体を回転させて負荷を去なして再び向かってきた。 今度は右腕だ。この動き、まさかこいつ《猿弧えんこ》を既に習得しているのか。


説明しよう! 《猿弧》、それは柳流攻────何とか術の番外術。 燕返しのような急な上下移動とは違い、猿が木を伝うが如く、軸を使って弧を描く様に動く連撃の動き。


この動きを作ったのは我らがおじいちゃまボケナスだ。 婆ちゃんから逃げ回る際、足を捻った時に浮かんだらしい。 何やってんだあの男は。


おっといけね。 こんなこと考えてる間にもベルは迫ってきている。 今日はキュロットスカートだからパンチラの心配が少なくていいね。 読者と視聴者は残念だろうけど。


そんなの居ない? 居るもん! 読者居るもん! この目で見たもん! メ○モンを見たもんつって。 こんなことやってるから読者が居ないんだよ。 でもこんなことやり始めてから読者が増えた不思議。


ベルは勝利の笑みを浮かべながら俺の右腕に迫るが、それを難なく避ける。 《猿弧》には少し驚いたが、冷静になれば速度はかなり遅い。 何より、俺はその技を既にマスターしている。 師範代を舐めるな。


こーゆー時、「師範」を名乗れたらいいんだけど、あのジジイ俺に引き継ぐ前に死にやがったから俺は一生師範代のままだ。 だっせー。


ベルが俺の後ろへ行った瞬間、全力でダッシュする。 俺も今日は走ってばっかだ。


「なぬっ!?」


ベルもそれに気付いて一拍遅れて走って追いかけてくる。


が、基礎スペックが違いすぎる。 お互いの距離はどんどん離れていく。


「ぜえっ……はぁっ……ま、待つデス……」


息を切らしてフラフラと走るベル。 そしてそれを無視して走る俺。 息は切れてない。 運動しろ運動。


そして老婆の店が見えてきたその時、後ろから変な声が聞こえた。


「ふぎゅっ!」


走るのを止めて後ろを振り向くと、ベルが地球とディープキスしていた。 要するに顔面ダイブ。 痛そー


好機と思って再び走り出そうとするが、少し思って踏み止まる。


後ろを見る。 ベルは動いてない。


前を見る。 店は目の前。


もう一度後ろを見る。 ベルは動かない。 ちょっと罪悪感らしきものが湧いてきた。


再度前を見て、なんか知らんけど画面が有りそうな横を見る。 これどうしよ。


いや分かるよ? ベルを心配して近寄った瞬間に罠が発動する事くらい。 でもなんかアレじゃん。 なんか知らんけど罪悪感凄いじゃん。


これはあれか? 罰なのか? 神からの。 でも俺席替えの籤引きの時神に祈ったけど中央の席とかいうクソ引きしてから無神論者だし。 ちなみに小2の時。


結局は俺のメンタルも欠陥だらけだったらしく、警戒しながらベルに近寄る事にした。 未だに起き上がらない辺り、この惑星は余程キスがお上手な様子。


「……生きてっかー?」


反応は無し。 じゃあ屍か。


近くにあった木の棒で頭を突いてみる。


「…………」


反応は無し。 文字稼ぎのようだ。 つーかまじで話進まないから起きてくんね? お前メインヒロインぶってるけどちげーからな?


渋々自ら近付いて、ベルの腕が届く範囲であろう陣に入る。


そして一歩踏み入れ、もう片方の足も完全に領域内に入った瞬間、ベルは覚醒する。


「今度は逃がさないデース!」


「ぬっ!」


ガバッと起き上がったベルは、俺の右足首を掴んで遠距離回避を封じ、起き上がると同時に足首から手を離して代わりに足を踏む。 あの、俺草履でほぼ裸足。 君サンダルで、クソ硬い。 許さねぇ。


正直、ベルの拘束は軽いし難なく振り切れるんだが……そうするとイタチごっこだから諦めた。 物語の進行のためにも。


ベルは俺の首に腕を回して抱きついてきた。 俺の顔は死んでいる。 金髪美少女に抱きつかれて居るという人によってはこれ以上ない至福のはずなのに、俺の心はどこか死んでいく。 早く時間よ過ぎてくれ。


「へっへーん♪」


俺がわざと動かなかったことをベルが知る由もなく、自分の力で抱きしめるまでに至ったと思い込んでるベルはニコニコ笑顔だ。 綺麗な服も顔も土まみれで。


まぁ泥だらけでも頑張る少女は素敵って言うしね。 ん、あれ?


服の土→俺が玄関で鍵を投げたことによる汚れ。

顔の土→俺が走って逃げ、ベルが追いかけて転んだことによる汚れ。


あ、この土汚れ全部俺がつけたやつやん。 でも原因はベルにあるから俺は悪くない。


ベルがハグ超えて頬擦りしてきたからひっぺがすと、ベルは渋々腕を抱くに収まった。 あ、これすっごい歩きにくい。


そのまま、俺はベルに腕を抱きしめられたまま、店に向かった。 ベルの土汚れは軽く払っておいた。


───────────────────────────


「ババアー!」


そのまま店に入って明かりをつける。 呼んでも返事が無い。 やっと死んだか? 位牌には抹香を投げつける。 うつけ者ですから。


「ちょっと奥を見てくるから、カウンターにでも座って待ってろ」


「何か手伝うデス」


「いや、人手は要らんから大丈夫だ。 客の対応してろ」


ベルにそう言って草履を抜いて奥に行く。 それにしても、店開けっ放しで放置とか、あのババア危機管理能力無いのか?


「居た」


ババアは昨日と同じく敷布団を敷いて横になってテレビを見ていた。 腰やってるのに元気だな。


「なんだい。 来たのか」


「そういう契約だからな」


「可愛げのないガキだねぇ……」


ババアはぶつくさ言ってる。 俺はババアの殺害方法を考えてる。


「今日はあの娘は居ないのかい?」


「紅葉なら今日は予定があって来れんぞ。 代わりの奴が来てる」


「あんたにそんな知り合いがいた事に驚きだよ」


「黙れババア」


そんな会話をしながらババアの湿布を交換して簡単な飯を用意して店に戻る。 ベルは駄菓子屋が珍しいのか店をじっと見て回っていた。


さぁ開店だ。 客居ないけどな。(現在時刻10:58)


「ソージ〜」


「あん?」


「暇デス」


「そりゃそうだ」


暇な時間は時給泥棒とさせて頂こう。 時給契約結んでないけど。 なにこれ吉本? いや吉本でもギャラは出るだろ。

今年最後(?)の更新です。 皆さん年越しは何しますか?


私は毎年お餅をもちもちついてます。 年越し蕎麦をコネコネこねりんこしてます。 お蕎麦用のエビフリャーも作って、元旦のおせちも作ってます。 主婦か!


コロナ以前はBSの声優正月特番をみていたのですが、最近はやらなくなってしまったのでゲーム完徹です。 12/30~01/02辺りまで徹夜です。 01/03になると幻覚が見えます。 去年は眠る私が見えました。 それ臨死体験……


では、31はゲームに専念するので更新は無いです。 あけおめツイートくらいはするかもしれません。 次回の更新予定は01/10です。 お楽しみに。




P.S. 姫始めするカップルは死ねばいいと思います。 落雷落ちませんかね。

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