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輪廻のFate Line  作者: 怪人アホ面男
7……あー特に思いつかないからパス
70/133

起きたら泉ちゃんと物理的な距離を感じた。 やっぱり寝てる間に(ガッ)──

えー、部屋で寝ていたら泉ちゃんが夜這いに来ました。 どうやら俺は言語理解力を失ったらしい。 だから予備の理解力を設けておけって言ったのに……学習しねぇな俺。 まさに俺に足りないラーニング、俺の直感がWARNING。


つーかなんで泉ちゃんが夜這い? あれか、今日家に帰れなかったから、色々モニョモニョする予定だったのが出来なかったとか? お年頃だから色々溜まってるのね。 二つの意味で俺が慰める必要が微レ存。 とりあえず俺はシャワー浴びてくるからベッドメイク(敷布団だけど)よろピ。 いや違うやろがい。


待て待て待てちょっとマテ茶。 状況整理しようか。 俺の隼の眼ファルコンアイで! ちなみに有効範囲はバスケのオールコート────の半分の半分の半分の半分よりは広い。


先ず、これは俺の部屋で俺の布団、俺の枕だ。 もしこれが幻覚だとしたらお前らとは見えてる世界が違うって事だ。 カッコ悪い意味で。


で、俺はいつも通り効き目が薄くなってきたヤクを飲んで寝た。 そしたらパジャマ姿の泉ちゃん(VRビクトリーレア)が部屋に入ってきて俺の布団にも入ってきた。 現在背中合わせで寝ております。


なるほどね。 やっぱり意味わからんわ。 でも泉ちゃんの香りは落ち着く。 見知った人が自分の家のシャンプーの香りしてるとちょっと違和感覚えるよね。 この匂いは俺のシャンプーじゃないけど。 それ抜きにしても泉フレグランスは良き。


そういや、体臭は千差万別だけど、その匂いが好きな人との相性はバチくそフィーバーで良いって聞く。 えーっと俺の好きな香りは泉ちゃん抜きにすると重政の獣臭さ、線香、病院だな。 あ、あと柑橘系。 ろくな香りがねぇな。


多分だけど、時代が時代なら俺はお香で有名になってたと思う。 お香の香りがする本屋か……悪くないが本に匂いが付くのはなぁ……


※彼は『お香=なんかいい匂いがする線香的な奴』という認識で覚えてる為、多少文がおかしいです。 頭がおかしいのは今更。


耳を傾けるが、泉ちゃんの吐息は聞こえても寝息は聞こえない。 なんなら少し震えてるのが布団の振動で伝わってくる。 体温も少し高い。 まさか泉ちゃん、今まさに絶ちょ────


※ 大変不適切なものが流れました。 暫くお待ちください


────あれ、何考えてたんだっけ……あそうそう、バナナの皮のむき方だよな。 俺は縦に二つ派。 俺はネイティブだからバナナをバヌァヌァって言う。 もしくはバヌヌ。


話変わるけど、AFの事をバナナとア○スふたつ合わせてバヌスと呼ぶのはどうだろう。 なんか破滅の呪文みたい。 万年ボッチな俺は1人で唱える。 バヌス! 目の代わりに足の小指にタンスをぶつけたような痛みを与える。 タンスが向かってくるのか……


─────────────────────────


(うう……やっぱり恥ずかしい)


あの時お母さんから送られてきたメールは、奏士さんの家に泊まることのメールと、実はもう1件ある。 それは


『夜寝る時に奏士くんの布団に潜り込む事。

奏士くんはかなり奥手だから、攻め過ぎるくらいが丁度いいの。 ファイト!』


と書かれたメール。


(絶対お母さんも誤解してる……)


何度も言うが、私が奏士さんに向ける感情は昔から変わらず、『頼れて優しい人』という事だけ。 恋人になりたいんじゃなくて、ただ昔みたいに一緒に居たいだけ。 それこそ、仲のいい兄妹みたいに。


(でも、多分その願いは叶わないよね……)


奏士さんは私より先に卒業しちゃうし、何より恋人が出来たら私は一緒に居られなくなる。


(そもそも勝ち目ないしなぁ……)


私は友達から可愛いと言われるが、自分の事を可愛いとは思えない。 確かに、お母さんは見た目が若い。私も柚希もその因子を濃く引き継いでるのか、年に対して外見が幼い。


一般的に『素敵な女性』とされるのは平均的な背、綺麗な肌、艶のある髪、大きな胸、長い足。 それと明るい性格。 少なくとも、私はそう思ってる。


でも、私はかなり小さいしくせっ毛だし胸も無いし性格だってどちらかと言えば暗い。 人と話すのだって苦手だ。 重政みたいに、動物相手なら平気なのに。


それに比べて、紅葉さんとベルさんは凄い。


紅葉さんは小柄だけど、サラサラで綺麗な銀色の髪を持っていてスタイルだって良い。 性格も明るい方では無いけど、むしろそれがミステリアスな雰囲気を醸し出してる。


ベルさんは背も高くてスタイルも良くて明るくて可愛くて、とにかく人に好かれる要素を詰め込んだ存在だ。 しかも、明るいだけじゃなくてお嬢様らしく所作一つ一つに気品さを感じる。


何より、多分2人とも奏士さんの事が好き。 いや、好きを超えて大好きだと思う。


そして、奏士さんも2人を受け入れつつある。 奏士さんは人の温もりに飢えている節があるから。


そんな2人に私が勝てるとは思えない。 いや、2人が居なかったとしても、私と奏士さんが一緒に居られるとは思えない。 奏士さんは人を拒絶するから。


私は、できることなら奏士さんと一緒に居たい。 でも、その方法が分からない。 私も2人みたいに自分だけの個性を出せたらいいのに。


何度も言うが、恋人になりたい訳じゃない。 訳じゃないけど……


(……………)


少し想像してみた。 なんだかふわふわしてて良かった。


( やっぱり、奏士さんと居るためにはもうちょっと仲を深めないとダメだよね)


その為には「お兄ちゃん」って呼んだ方が良いのかな? 友達は「あの人絶対超絶シスコンだからそう呼んだ方が絶対良いよ! これならあの2人も座れない妹ポジは頂きだね!」って言ってたし。


(うーん……お兄ちゃん、お兄ちゃんかぁ……」


心の中でイメトレをしながら、私は薄れた恥ずかしさを思い出してそっと目を閉じた。


─────────────────────────


大問1 今の俺の心情を答えよ。


解 すんごい罪悪感でいっぱいおっぱい桃白白。 桃白白って響きがエロい。 性に目覚めた中坊か俺は。


いやー、ね。 まさか泉さんがこんな独白するとは思わなかったよね。 要するに丸聞こえ。


ねぇなにこれ羞恥プレイ? 俺の守備範囲じゃないんですけど。 羞恥プレイの範囲がガバガバだからそうとも言えないけど。 俺的に見られない羞恥プレイはセフセフ。


泉ちゃんの恥ずかしい系独り言が全部丸聞こえですってよ。 俺なら死にたくなるね。 とりあえず泉ママには後で取り調べ。


とりあえず今の記憶はバックアップだけとって消去しておくとして、俺はどうすればいいんだ? 泉ちゃんを後ろからそっとハグすればいいの? 俺死ぬよ? 死ぬ時は小型爆弾起動させてから死ぬけど。 あの薔薇のやつ。 辺り一体吹き飛ぶね。


でもそうか……泉ちゃんが俺の「お兄ちゃん」と呼んでくれる√があるのか……ええっ!? 今からでも入れる√があるんですか!? じゃあちょっとQロードで戻るわ。 分岐点は何処。


Now Loading…… 99%


クソが。 彼奴め99%で一服しやがった。 これはもう動きません。 仕方ないから次の分岐点探すか……


しかし……あれだな。 なんかムズムズするな。 俺お兄派なんだよね。 いや、お兄ちゃんも好きだけど。


というか、この世界で俺を「お兄ちゃん」と呼んでいいのは1人しか居ないんだから泉ちゃんにはバリエーション増やすためにも別の呼び方をしてもらいたいというか、今なら後輩枠(純情ウサギ系枠)が余ってるから泉ちゃんには「先輩」と呼んで欲しいというか。 いや、寧ろ「お父さん」と呼んで欲しい。 今からでも養子縁組やれるか?


つーか、泉ちゃんそんなこと心配していたことに驚き桃の木モチモチの木なんだけど。 俺は通い妻的な意味で学園卒業後も居る気マンマンだったのに。 流石に冗談混じりだけど。


うーむどうしよう。 この状況をどうにかできるひみつ道具出してよ重えもん。 もしくはそこら辺の有袋類。 そのポケットからは何も出ねぇだろ。


……よし! 何も知らない事にして寝るか! 狸寝入りバンザイ。 多分寝て起きたらこの記憶も消えてる。 俺の海馬は揮発性。 寝て起きたら記憶が消えるとか掟上今○子かよ。おやすみんさーい。


─────────────────────────


チュンチュンチュン……ちゅちゅんがちゅん。 ちゅん×ちゅん=ちゅん。 つまりはちゅん=1、0だちゅん。


「……ん」


朝、障子を突き破る陽射しによって目が覚めました。


「えっと……」


目覚めた場所は自分の部屋じゃない。 そうだ、私昨日────


「んっ……んっ……」


身体を起こそうとしましたが、身動きが取れません。 ほんのり温かさを感じるから金縛りとも違う。 重政かな?


私はまだ焦点の合わない目で原因を探りました。 そこで目が覚めました。


「ーっ!!?!?!??」


私は奏士さんと同じ布団で寝ていました。 いえ、そこは覚えているのでまだいいのです。 問題は次。


「すかー」


直ぐ目の前、正確には『少し見上げた位置』に奏士さんの顔がありました。 寝顔です。 無防備な寝顔です。 普段からは想像もつかないくらい無防備です。 少し可愛いです。


「なんっ……あわ、アワワワワ……」


しかも、奏士さんは私を腕ごと抱き締めて寝ていました。もがいてもビクともしません。


「男の人の……」


女の私とは違う、硬くて太くい腕と大きな手。 何より、はっきりとわかる胸板。 その感触が否が応でもこれが現実だと教えてくれます。


「えっ!? えっ!? なんで奏士さんは……」


動揺しつつも奏士さんの筋肉質な身体を意識してしまいます。 前にお姉ちゃんが「奏士はアクティブ系ニート予備軍インドアだから無駄に細マッチだぞ」って言ってた意味がわかりました。 普段は長袖長ズボン且つ猫背気味なので分かりにくいですが、奏士さんは意外とがっしりしてます。


「……あ」


動けないのはどうしようもないのでどうにか抜ける方法を探していると、ふと思いました。


「奏士さん……またクマが濃くなってる」


少なくとも私がであった時には既にあった目の下のクマ。 以前と比べたらまだ薄い方ですが、再び濃くなった気がします。 そんなにお疲れなんでしょうか。


でも、よく考えたら朝早く起きて家事をして、昼間は学園に行って放課後は生徒会副会長として仕事して、帰宅後は家事をやって夜遅くに寝ての繰り返しです。 疲れは溜まる一方です。


奏士さんの力になりたい。 でも、私は今の奏士さんの事を殆ど知らない。 多分、聞いてもはぐらかされる。


「だから、せめてこれだけ……」


どうにか腕を引き抜いて、そっと奏士さんの頭を抱き寄せる。


「……っ……」


誰にも見られてないとはいえ、凄く恥ずかしい。 それに、私は胸がないから奏士さんの頭が骨に当たって少し痛い。


「…………」


でもこれで少しでも癒せるならそれくらいは我慢する。 なんなら、頭も撫でてあげます。


「ふわ……サラサラしてる」


髪の色は似てますが、髪質は私と違ってサラサラで、私より長くて、撫でてて凄く気持ちいいです。 それと、なんだかふわふわしてくると言いますか、腕の中の奏士さんがとても可愛く思えてきました。 これが『バブみ』というものなのでしょうか。


「すかー」


一向に目覚める気配がありません。 時計で時間を確認してみると、まだ4時43分でした。 流石にこの時間には目覚めないようです。 夏休みですし、まだ目覚めるまで時間はありそうです。


「もうちょっとだけ……」


今の奏士さんの姿が昔の柚希と重なって見えた。 2人とも目が合ったらすぐ喧嘩するし、毎回柚希の大敗で終わっても尚奏士さんは容赦なく泣かせるからいつもこうして柚希の頭を撫でていた。


流石に2人とも大人になったからそういうことはないと思うけど、やっぱりこうしていると落ち着くなぁ……


そういえば、夏休みだけど柚希はいつ頃帰ってくるのかな? また3人で遊びたいなぁ。


「ん……んん……」


「っ!!」


奏士さんが身動ぎして、更に強く抱きしめてきました。 密着度が上がって漸く思い出しました。 私かなり大胆なことしてます。


「……すかー……ンジナビア……」


「……ほっ」


どうやら寝言だったようです。 寝言の内容が激しく気になります。ヨーロッパ旅行でもしてるのでしょうか。 それかとび森をやっているか。 私はあつ森よりとび森派です。


そのまま、奏士さんが目覚める直前まで頭を撫でていたのは私の胸の内にしまっておきます。 だ、誰にも見られてない……よね?


─────────────────────────


「あれっ!? ワタシの出番は!?」


「……今回は泉が主役」


「メインヒロインたるワタシを放置して作者は何やってるデスか!」


「……ちなみに、次回は私」


「本格的にワタシの出番が!」

うっうぇーい! 肉! 野菜! ビールの代わりに水!(可燃性)


どうもお見苦しいところをお見せしてない作者です。 上記は冗談ですよ? 実際はよっちゃんイカを肴にバイヤリース飲んでるだけです。 The.低価格! バイヤリースちょっとお高いですが。


えー、はい。 今回も雑談から入るのですが、私はカードゲームが好きです。 やる相手? あっはっは冗談がお上手ですね。 そんなこと言う人はサメの餌にしますよ? ほらおジョーズ、お上手に食べなさい。


話を戻しますが、私はカードゲームが好きです。 トランプ等のメジャーではなく、TCGも含みます。


私は数多くのカードゲームをやっていますが、勿論やる相手など存在しません。 なのでいつも一人二役どころか1人4役でセブンブリッジとか七並べをやります。 塩っぱいです。 二つの意味で。


そんなやる相手もいないカードゲームですが、ああいうのって集めたくなりますよね。 白黒とか、Reとか、Lyとか。 好きな作品が出るとボックス買いしたくなります。 この前5箱買いました。 死にました。


こういう時どんな顔すればいいですか? この不幸を笑えばいいですか? 衝動買いした自分を怒ればいいですか? 笑いながら怒ればいいなら「笑えばいいと思うよ」って怒りシンジくんになります。 司令のグラサン叩き割ります。 あの人グラサン失ったらマ○オに────ごるぱ


はい、先程までの作者が死亡したので変わります。残り残機は98。 プロトタイプなので。


次回から夏休み編突入! 今まで名前だけだったあのキャラも、さっき文句垂れてた金髪の似非外人も登場するかも? あのキャラとの進展もありありアリーヴェデルチ。 ああ待ってまだ尺残ってるから帰らないで。


それではまた次回ー!



いや、もう何もないですよ。 映画じゃあるまいし。

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