表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
輪廻のFate Line  作者: 怪人アホ面男
6……6……6……3回言ったから悪魔の数字だね
55/133

インタビューとかは事前に答えを準備してもいざやると忘れる

頼金バッテリー事件も解決して、頼金の茶休憩を挟んでインタビュー再開。 今のところまともなインタビューしてないけど。そして俺はバルーンアートしてばっかだけど。


「じゃあお次は莇先輩ですね。 短い間ですがよろしくお願いします」


「えぇ、こちらこそ」


「では学年クラス出席番号とお名前役職から」


一度に多いな絞れ絞れ。 夏だから質問もシェイプアップしろ。具体的にどんくらいが正解かは知らねぇけど。


でも俺はこんなことじゃ落ち込まない。

『どんくらいか知らなくてもDon't Cry』つって。 やべ、ダジャレ警察のサイレンだ。


「えー、2年A組40番 莇青葉、生徒会では会計の方を任されております」


「おや、莇先輩なら出席番号は1桁代なのでは?」


「私は途中から入ってきた、言わば転校生なので」


「ほへ〜 そういえば去年と今年の4月は見かけませんでしたね」


……え、去年お前居たの? いや、気にしないでおこう。 年齢公開してないからどうとでも言える。


「ではお次も無難に、好きな食べ物と得意教科を」


「好きな食べ物、と言われると特にありませんね。 私は職業柄、お嬢様に合わせるか短い休憩時間に摂るのが当たり前だったので……それだと強いて言うなら、レーションや栄養バーですかね」


そのレーションって栄養は最高味と気分は最悪な丸薬とかだったりしない? もしくは穀物やらなんやらを練り固めた物。 市販じゃなくて、名前忘れたけど専属護衛組織特製の奴。 ちょっと気になる。 気になりすぎて夜に駈けそう。


「うーんこれはなんとも難しい好みですね。 莇先輩に何かを送る女子は大変そうです」


「申し訳ありませんが、私はそう言った贈り物はお断りさせていただきます」


「それはどういった理由で?」


というかお断りできる身分なの腹立つ。 こいつ委員会に連行しようかな。 でも普通に脱走しそうだな。


「いえ、特にこれといった理由はありません。 ですが、どうしても包装されてると危険物や爆弾と認識してしまって……」


特にこれといった理由あるじゃん。 むしろデカめの理由じゃん。


「先程の職業柄ってやつですか。 BGは大変ですね」


「いえいえ。 お嬢様というストレス製造永久機関さえどうにかなれば案外楽です。 この国は英国よりも幾らか平和ですし」


お嬢様ー? 君の幼なじみとやらがボロクソに言ってますけどいいんですかこれ。 でも莇の見解に俺も激しく同意。


「得意教科ですか……やはり体育ですかね。 身体を動かすのは得意ですし」


「そういえば、莇先輩は今年の前期体力テストで総合1位を獲得してましたね」


「えぇ、毎日のトレーニング量と比べれば、授業での運動程度なんてことないので。 瞬発力には自信があります」


そういや初対面の時も、俺の発見もモデルガン引き抜くのも速かったな。 クイックドロウって奴か。


「ちなみに保健体育の保険の方はどうですか?」


「さぁ? 性知識の方はお嬢様のお陰・・で大丈夫ですし、人命救助云々は万が一の為に叩き込まれていますので……得意不得意は半々と言った感じでしょうか」


「やっぱりベル先輩とは中がいいんですねー」


今のお陰は皮肉だけどな。 それと莇君どっちかって言うと人命救助しない方でしょ。 むしろ殺す方でしょ。 見た目的に。 多分組織一の殺し屋になれる。 10cmの隙間も狙撃できそうな凄腕になれる。


「ではちょっと外れて、最近の目標とかありますか?」


「最近の目標ですか。 ふむ……」


莇が顎に手を添えて天井を見上げる。


「……これといってありませんね。 そもそも私がここに居るのも、お嬢様の第1護衛としての責務ですので。 ぶっちゃけた話、私の生涯はお嬢様を庇っての殉死か、限界まで護衛をした後は1人余生を過ごすかのどちらかでしょうし」


「なるほど〜 想像の1.8倍重い話が帰ってきましたが良しとしましょう。 では好みの女性は」


「幼女体系で12歳以下の女性です」


「なるほどなるほど、この人すまし顔でだいぶやべぇこと即答してますが私は記者なので気にしません。 でも暫く距離をおきますね」


頼金、それは心配無いぞ。 確かにお前は胸に限れば幼女体系と言っても過言じゃないが、背は普通だしそもそも年齢的にアウトだから範疇外だ。 でも泉ちゃんは守備範囲内なんだよなこいつ。 何が違うんだ? オーラか、見た目か、性格か、それとも莇がただのバカか。 全部かな。


「……先輩、生徒会役員にまともな人は居ないんですか」


こそっと頼金が聞いてきた。


「あんな環境にまともな精神で居られる訳が無い」


多少なりとも壊れるか狂うか吹っ切れるかしないとダメだろあの空間は。 そういう意味では、泉ちゃんを除いた全員が元から狂ってるから適任だったのかもしれん。 誰が1番頭おかしいでしょーか? 正解は──あの環境の原因の悠ちゃんでした。 俺だと思った? ねぇねぇ? まぁ役員1おかしいのは俺だと思うけどさ。 自覚はある。


「はい、じゃあありがとうございました。 そのまま私に近付かずにお帰りください」


どんだけ警戒してんだお前。 ほら見なさい、莇って見た目だけは上の上だよ。 君らの好きなクール系イケメンだよ。 「顔が良ければ性格は関係無い」ってクラスの奴らが言ってたのを耳にしたから多分大丈夫。 むしろ莇の場合、性格の良さを捨てて顔とスタイルに全振りした感じたけど。


つまり、性格も顔もスタイルも頭も良くて4:3で莇を超えてるから俺は同じイケメンって事になる。 でもモテないのなんでだろうな。 おっかしーな俺のガバガッバーナ未来計画では


・1年の春休みで美少女と8年ぶりの遭遇(この時気付いてない)

・2年の4/8に再開 出席番号8番辺り

・そのまま約8ヶ月友達以上恋人未満な関係

・クリスマス辺りで恋人に

・卒業後結婚して8年後子供が


だったのにどこで間違えた?


※この上なくキモイというコメントは、本人自覚の為現在受け付けておりません。 ごめんピ


というか今気付いたけど、俺の計画8関連だな。 これがホントのエンドレスエイトつって。 このクソみたいな計画とギャグを思い付いたのは誰のせいだ? 香水のせいだよ。 香水のせいだよ。 香水のせいだよ。 香水が悪いんだよ。 なんか最後変わったけど、これがホントのエンドレス瑛人つって。 こんなことやってたらダジャレ警察にまた連れてかれるな。


そして話は唐突に戻る。 俺のこのクソみたいなモノローグで31行も使ったぜ。 メタいなぁ……でも楽しい。


この世界は仮想現実、「何者かによって作られた世界である」って説があるらしいが、そうだとしたら俺はこの世界の真実を知る数少ない人物って事になるな。 多分だけど初めて時事ネタ系に触れたね今。 だいぶ前からある説だけど、俺の中では時事ネタ判定だからセフセフ。 もうね、昨日のことも思い出せないけど最近時が過ぎるのが早くて早くて……気が付いたら6月だし。


「先輩、モノローグ長いんで早く次の方呼んでくれません?」


「人の思考読むなんてレベルじゃなくてこの後輩怖い」


しょうがないので次の犠牲者ゲフンゲフン、被害者を呼ぶ。 文字変えても意味同じなんだけど。


しかし今はそんな事気にしなぁい。 だって待ちに待った泉ちゃんだもの。 今までのクソみたいなモノローグは「きらりんぶい☆」 する。 でも「このフォロワーは他のカードの能力を受けない」って効果だから無効化されちゃった。 俺ってもしかして触れられざる? 三猿に続く第4勢力の。 クソ物騒な第4勢力だな。


「よ、よろしくお願いします……」


「おぉーいいねぇお嬢ちゃん、うちで働かない? 大丈夫、ちょっとお客さんとお話するだけで儲かるから」


「怪しげな勧誘してんじゃねぇぞ悪徳カメラマン。 泉ちゃんに嬢やらせんな」


ソファにちょこんと座る泉ちゃんの写真を連写であらゆる角度から撮りまくる頼金の襟を掴んで引き離す。 うわ、頼金って軽い。


……で、その写真は1枚幾らだ?


「え、えっとあの……インタビューだって聞いたんですけど……」


「ああうんそれは本当。 とりあえずリラックスしようか。 はい、ヒッヒッフー」


「ラマーズ法やらせんな」


「え、えっと……ひっ、ヒッヒッフー」


「……先輩、これなんかヤバいです。 なにかに目覚めそうです」


「俺もなんかの扉開けそう。 ちょっと溶接してくる」


頬をほんのり赤くして頑張る泉ちゃんのその姿から俺は全力で意識外に移動させる。 俺はお兄ちゃん俺はお兄ちゃん俺は泉ちゃんの頼れるお兄ちゃん。 よし、扉の溶接完了。 ついでに扉全体をア口ンアルファでコーティングしよう。 アくちンアルファで。


「あーヤバ……先輩、泉ちゃんの可愛さに女でも恋しそうです」


「泉ちゃんを嫌う奴は心も身体も何もかも醜い奴だけだ。 泉ちゃんは全人類が確実に惚れる、好きになる存在だ。 なんというかこう、保護欲的な? それでいてちょっとだけ虐めたくなるというか、弄った後で怒られたいつーか、むしろ泉ちゃんの可愛い怒り方なら無限にウェルカムというか」


「あそこまでは聞いてないです」


「まぁ聞け「嫌です」 それでだな。 泉ちゃんの可愛い所を一つ一つあげると最低数日必要だから今は82個に絞るとしてだな「多すぎます」 じゃあ渋々もっと絞るが、 まず見た目は言わずもがな可愛いわな。 平均と比べると低い背とかそれに合わせたように成長途中の凹凸が少ない身体とか。 幼女体系って言われるが、泉ちゃんの場合は人より成長が遅いってだけでしっかりと育ってきてるのもポイントだな。 俺としては今のままが完成系だが、正直立派な大人の女性になった未来の泉ちゃんも気になるところ。 何より自分の体型を気にしてあれこれ模索してるもの可愛い。 あ、でも別に泉ちゃんに性欲を抱いているとかそういう下卑た目とか想いじゃない。 さすがに3次元で妹相手に欲情はしない。 俺はあくまで兄としての目線で語らせてもらう。 そんでもって泉ちゃんを泉ちゃんたらしめてるのはその中身だな。 全てを癒し、愛し、平和を齎す聖女の如き心と、悪も罪も何もかもを包み込んで許す聖母の如き心、その優しさは最早神がかってると言えるな。 そして意外性だが、泉ちゃんあれでお姉ちゃんなんだよな。 クソ生意気な弟が1人居るんだが、泉ちゃんそいつの前ではちゃんとお姉ちゃんやってるんだよ。 いつもの人見知りから一転して、言うことは言う優しいお姉ちゃんになる。 そこもまたギャップ萌えを生み出している。 そして何より食べてる姿がすげぇ可愛い。 この前クッキーあげたら、そっと端をカリカリと小動物みたいに食べるんだよな。 しかも食べ物を残さない良い子。 それと「長い長い長い!」 んだよまだ後5時間は語れるぞ」


「十分長いわ! さっき「もっと絞る」って言ってましたよね!? 今24行も休まず使いましたよ!」


「ああだから82から35まで絞ったぞ」


「十分多いわ! 何より表情変えずに淡々と語る先輩がキモイです! 見てくださいよ泉ちゃんを! 顔真っ赤にして縮こまってますよ!」


「え……マジ萌えなんですけど」


「そうだ……普段ツッコミ役だから忘れてたけどこの人も頭おかしかった」


床に手を着いて項垂れる頼金。 だから言ったろ「あの生徒会に居れる時点で手遅れだ」って。 そこに夢も希望も無い。


「安心しろ。 俺は泉ちゃんガチ勢なだけでまともな範疇だから」


「うわぁもう純粋にキモイなこの人」


態々ジェスチャー含めてドン引きする頼金、しかしドン引きには慣れてる俺に効果は無!


「ほらさっさとインタビュー始めるぞ」


「なんというか先輩だけど純粋に殴りたいです」


拳を握る頼金を席に追いやってインタビューは開始する。 ここまでやってまだ始まってないの笑えるよね。 という訳で俺は表情筋動かすのめんどいから誰か代わりに笑え。 さぁテイクアウトでスマイルをくださいな。店員さんめっちゃ困らせる悪質な客になる気は無いからそれも代わりの人にやらせよう。 代わりにやってくれるような人脈無いけど。


「じゃあ早速聞いていきますね。 泉ちゃん情緒は大丈夫?」


「無礼1歩手前の聞き方」


「は、はい……大丈夫でしゅっ……うう」


「緊張で噛むのも可愛い〜」


「そうd「先輩黙れ」 とうとうタメ口になったな」


「さぁあの先輩のことは無視して泉ちゃん、はい深呼吸」


「す〜……は〜」


泉ブレスゲットだぜとはやらない。 さすがにキモいし俺の趣味じゃないし。 というか泉ちゃんの吐いた息ってなんの価値も無いし。 泉ちゃんの脱ぎたてパンツ? そんなもんなんの価値も無いけど先進国30ヶ国分の国家予算全部合わせた額を最低でも付けるね。 金額的に見れば世界一の価値見出してて草。 プライスレスは値付け不可だから値無しと同じなので0円です。


「はいっ、じゃあまずは学年クラス名前と役職をお願いします」


「は、はい。 えっと、1年C組の逆無泉、です。 生徒会では書記をやってます」


「なぁ、お前同じクラスなら聞く必要ないだろ」


「こういうのは本人が言うからいいんですよ。 ほら、「何を挿れて欲しいのか言ってみなよ。これを何処に挿れて欲しいんだい?」って言われて恥ずかしいのを我慢して言う女の子っていいじゃないですか」


「もっとマシな例えあっただろ。 でもわかるマン」


言葉責めって良いよね。 男は可愛い女の子に罵られて喜んで、女は男に責められて喜ぶ(二次元的思想) 何度も言うが俺はMじゃない。 言葉責めは好きだけどMじゃない。 SもイケるからWだ。いや、D(Dual)だ。


「では次、好きな食べ物と得意教科を」


「は、はい……好きな食べ物は胡麻団子で、得意教科は家庭科、です」


「家庭科、と言っても炊事洗濯裁縫子育てと色々ありますが、具体的にどれが得意ですか?」


「えっと……お裁縫です」


「お裁縫ですか! これは是非とも

「ここ解れちゃったから縫って〜」

「えーまたー? しょうがないなぁ……じゃあそれ、脱いで」

的なシチュがやりたい所! 泉ちゃんは運動部のマネージャーになる気はありませんか?」


えぇー何今のクソみたいなエチュード。 頼金お前そこは「仕方ないなぁ……じゃあ縫ってあげるから、動かないでね。 針、刺さっちゃうから」って合法的にドキドキ空間に持っていくだろ何雑談楽しもうとしてんだ。


「えっと……私人見知りなので知らない男の人と話すのはちょっと……」


「さらに人見知り属性まで追加されました! でもそれなら、莇青葉先輩やこの陰湿な先輩「あ?」とはどうして話せるんですか?」


そんなことよりお前ぶち殺しますわよ? 今すぐおボコボコにするから校舎裏にいらっしゃいな。 お茶会フルボッコしますわ。 最近話題のお嬢様部とやらにのっかってみた訳では無いしそもそも前々から巫山戯てお嬢様口調やってたけどこんな所で生きるとは思わなかったすーはー


……よく考えたらこれモノローグだから息継ぎ必要ねぇじゃん。 じゃあ話を戻す。 頼金さんをおボコボコですわ。 つまりお嬢様と語尾が同じおっちゃんはお嬢様だった? 理論が破綻してそうでしてないように見えてしてそう。


「青葉さんはは同じ生徒会の役員で、ベルさんのお友達なので……悪い人では無さそうなので」


それは違うぞ泉ちゃん。 泉ちゃんは莇のどストライクだ。 まぁ恋愛云々じゃなくて、どっちかってーと愛玩動物だったり、愛でる系だけど。 そうだと思いたい。 莇に「義兄さん」と呼ばれるとか死に勝る不快。 そのBADENDは回避しなくては。


「奏士さんは、昔からお世話になってるので……」


「幼なじみというか、お兄ちゃんって事ですか。 これは先輩の命が危ないですね」


「この程度昔からずっとだから今更気にしない」


泉ちゃんはなんというか……狙われやすい。 そのか弱い見た目故か、雰囲気故か。 俺が知る限りだが、痴漢未遂84件、誘拐未遂124件、その他学内虐め45件。


……あ、ちゃんと泉ちゃんに被害が及ぶ前に何かしら痛い目にあってるから未遂だゾ☆(1部除いて) いや〜 あん時はすげぇ怒られたなポリスメンに。 泉ちゃん拉致って襲おうとした奴の指の骨全部折って何が悪い。 やり過ぎは自覚してるけどそこは理屈じゃなくて感情というか、本能的なものだからお許ピ。


そんな事よりも、だ。 「泉ちゃんは可愛い」はいこれ世界共通言語ね。 もう周知の事実だから今更だけど改めて言う。 泉ちゃんは可愛い。 激萌えだ。 そんなに可愛い可愛い言ってると嫌われちゃうって? いいや、限界だ推すね!


とにかく、泉ちゃんは昔から可愛い。 そう、小学生の頃から。 生まれた頃からと言いたいけど俺の知ってる泉ちゃんはそれくらいからだから言えないのが無念でならない。


小学生ってあれだよね。 好きな女の子とか可愛い娘についつい悪戯だとか嫌がらせする時期だよね。 無論、泉ちゃんも対象になった。


物を隠したりちょっと足引っ掛けたり罵倒したりetc……色々やられた。 泉ちゃんの見た目も性格も相まってそれはエスカレートしていった。 初めの頃は俺も見逃してた。 相手に同情とかじゃなくて、泉ちゃんが男を理解して女として成長するために多少は必要だと思ったから。


だからこそ、靴を片方隠すとか、ちょっと肩と肩でぶつかるまでなら心を夜叉にして見逃してた。 まぁ全員後できっちり落とし前つけさせたけど。 具体的にはカタカナ3文字。 ほら、指をあれするやつ。


まぁ色々やばい噂がたった。「逆無に関わるとヤバい」だの「バックにヤクザ」だの「俺の握力がガタ落ちしちまった」だの。 最後は遺言みたいなもんだから気にしない。 あ、いや、気にしなぁい。


大人、中3辺りになれば理解するんだろうが、そこはクソガキ小学生男子の脳みそ、意地になって辞めない。 むしろエスカレートだ。


ある時、いつも通り泉ちゃんが友達と帰って居るのを影から見守りながら帰っていた時の事。 ストーカーじゃなくて守護霊ガーディアンだ。 むしろ護星神だ。 アームドとか出来る。 でも俺は無印派。 ほら、2部は攻防の技よりも攻撃重視だったから。「攻めて守っての熱いバトル」よりも「相手よりも強いシュートの撃ち合い点取り合戦」だったから。 何の話だこれ。


そうそう、泉ちゃん過去編だっけか。 えーっとどこまでモノローグやったっけか……バックログ確認するからちょっと待って。 上矢印キーで──あ、このシステムだと対応してないんだ……じゃあFキーか。 どーれだどれだ、どれどれだ。 胡麻ドレ最高。 生野菜はとりあえずカロリーハーフの胡麻ドレを通常の2倍ぶっかければ美味い。 野菜本来の味をゴマで蹂躙していくスタイル。


……あーハイハイそこまでね。 よし、じゃあ続きやるか。 ほら、右クリかESCキー押して閉じて閉じて。 あこれ小説だった。


で、だ。 その頃の泉ちゃんは親御さん共働きで、親父さん会社で叔母さんパート行ってて、「泉と柚希の子供2人だけじゃ心配」だってことで放課後は俺ん家で時間潰してた。 元々爺さんと逆無パパが知り合いで、それで泉ちゃんと知り合ってだから、ぶっちゃけ最初は俺に対してもすげぇ人見知りで可愛かったなぁ……今でも変わらないその対応。 いや、俺も最初は警戒しまくったけど。


知っての通り、いや知らなくても知ってる前提で話進めるが、我が家へ行くには基本的に住宅街の外れの裏一本道を使う必要がある。 そしてその道は、周囲の住民が変人ばかり故か、周囲が木々もしくは田畑だらけ故か、人昼間でも人通りが殆ど無い。 一応車は通ったりするが、基本的に裏道なんて使わずに向こうの大通り使うから多くて十台程度。 後は老人がお散歩で通る。


友達と帰る泉ちゃんも、我が家へ行くには途中で別れる。 柚希は基本的に男友達と遊んで帰る事が多いから基本的に我が家に来ない。 そして俺は見守る護星神。 必然、泉ちゃんは少しの間人通りの少ない道で一人になる。


それを知ったガキ共は何を考えたのか、集団で泉ちゃんを待ち伏せしやがったんだよな。


泉ちゃんに嫌がらせしようにも邪魔が入る

だったらその邪魔を誘き出して二度とできないようにしてしまえばいい

じゃあ泉ちゃんが1人になった時を狙おう。 これだけ仲間が居れば勝てる!


だろうな。 いや、理由聞く前に顔殴って黙らせたから正確には知らんけど。 ガバガッバーナ計画だと改めて思う。 まぁ所詮小学生レベルの頭だし。 その点俺は小学生を超えた小学生、超学生だったから余裕よ。 なんか未処理のホルモンみたいな名前になったな。


まぁそんなこんなで、泉ちゃんに消えない傷とトラウマをサンタの代わりにプレゼントしようとしたガキ共は、ちゃんと殴って叱って親御さんにどなどなどーなーどーなーってね。 さすがの俺もまだ小さかったから、1人で8人相手はキツかったぞ。 泉ちゃんがそこを通る前にゴミ掃除しなきゃならんかったし、1つでも怪我負ったら泉ちゃんが心配するからパーフェクトウィナー前提だし。


はい、クッソ長くダラダラとやってたら何の話か忘れたけど、この物語にこんな暗い話は似合わないから過去編お終い! くっだらない日々の話には合わないって。で、マジで何の話してたっけ? あ、泉ちゃんの人見知り云々か。 何人かブラウザバックしてそうだけど続けよう。


「先輩のモノローグ長すぎですが、続けましょう。 なぜ生徒会に入ろうと思ったんですか?」


「えっと、皆さんに「入って欲しい」と頼まれまして……私も奏士さんの、皆さんのお力になれたらな、と」


「何この娘、めちゃくちゃいい子じゃないですか」


「惚れたか?」


「ベタ惚れなんで嫁に欲しいです」


「断固拒否する」


たとえ同性だろうと泉ちゃんはやらん。 でも泉ちゃんが「彼氏です」って言って男連れてきたらどうしよう。 とりあえず顔殴る事は当然として……やっぱり肉体言語がわかりやすいか。 お父さんの目の黒いうちは何処にも嫁がせませんよ。 婿も含めて。


あーでもそんなことすると嫌われちゃうかな。 父の心子知らず。 いやもういっそ柚希に嫁がせるか? 何処の馬の骨かも知らん奴よりはマシだし。 何より柚希シスコンだし。 本人は無自覚だけど。


その後も3人同様、10分程頼金からの質問攻めが続いた。 俺の知ってることばかりだから聴き逃してもバッチリ。


「では最後に、貴方に好きな人は居ますか?」


「!!? えっと……あの……その……い、居ない、です」


おっしゃァァァァァこれが本当かどうかはさておいて真っ赤になった泉ちゃん可愛いぃぃぃぃあぁぁぁぁ! ふう、落ち着いた。


「なるほどなるほど……まだ自覚は無い、と」


……モキュ? チサチサそれはどーゆー意味? モキュキュのキュ? さーて聞かなかった事にしよ。


「はい、ありがとうございました! これにてインタビューは終了です」


「あ、ありがとうございました」


2人同時にぺこりと礼をしてようやく終わった。 やったーこれで帰れる。 食材買わないと。


「はい、じゃあ最後は先輩ですね。 さっさと座ってください」


「え俺もやんの? 需要ある?」


「あるわけないでしょう。 でも仕事なのでやります」


「そこそこ言い難いであろう事を本人目の前にしてハッキリと言いやがった」


第1、俺の情報欲しがる人なんて……居ないとは言いきれないけど不要だろ。 邪教と同じくらい不要だろ。 平伏しちゃう。


「ほら、時間とバッテリーの無駄ですからさっさとやりますよ。 これスマホで書いてるんですから」


「充電しろよ」


「いや、延長コードのコンセントは3つともパソコン扇風機3DSで全部使ってて充電できないんですよね」


「知らねぇよしろよ」


「はい、そろそろ書き続けて脳が疲れてくる頃合なので次回やりましょう」


「さっきからメタいな〜」


なんか物語崩壊しそうだから黙れ。 俺の「脳内メタ設定」がマジになるだろ。 でもこのノリについていけてる時点で手遅れか。 はい、じゃあ次回をお楽しみに

夏クッソ暑いですね。 という愚痴を真っ先に出す作者です。


もう今年半分が終わります。 お正月はオールでパーリナイしたと思ったらいつの間にか7月です。 その間クリアしたキャラは14人ちょっと少なすぎとちゃいますん?


私は平均4〜5日で1人のペースで攻略してたんですよね。 1ヶ月でフルプライス(6人)を終えるみたいな感じで。 それなのに半年でそれだけって……一人一人思い出があるのでそれだけって言うと無礼ですが、数だけ見れば伝説の校長の端数の30分の1にも届きません。おかしい……これは何かおかしい。 そう思って記憶のバックアップを確認してみたんですが、なんと驚くべき事実が。 なーんも覚えてなかったんですよ。


えー、コホン。 実際は「5月半ばまで殆どやらなかった」が正解です。 それまでは月1、2人ってローペースだったんですよ。


ぶっちゃけると、それ以前は攻略よりもテレビゲームやらネトゲやら他の事をメインでってたので、積みゲーを消化するって方針じゃなかったんですよ。 合間合間にやる程度で。


しかしさすがに溜まってきたのでやり始めた結果、逆にこうなったって話ですね。 特典付き初回盤買ったのにまだ手をつけてない作品がゴロゴロとあるぜ……


というわけで、現在の小説は基本的にゲームの休憩時間に他のゲームのデイリークエストをやりながら書いてます。 アニメと音楽は聞きません。 気が逸れて狂気が薄まるので。


本編に戻りますが、次回でインタビューも終わりです。 次回で5本目なので、ちょうど半々でこの章も終われそうです。 2年(実質1年)連載してまだ1ヶ月くらいしか経過してない遅さに驚き桃の木範馬刃牙です。 一体告白はいつになるのやら。


あ、一応言うと無計画とかではなくちゃんと流れは考えてから書いてますのでまだ慌てるような時間じゃないです。 まだ計画通りです。 遅さを除けば。 でもこれ以上早くすると逆に追われそうなのでこのままで行きます。 ぶっちゃけ毎週はしんどい。


そして唐突な本編ですが、頼金千聖というキャラは殆ど捨てキャラもしくはちょい出しのつもりでした。 しかし、主人公奏士の狂気に余裕でついていけるので気に入ってます。 この作品まともな人居ないなぁ……メインキャラの個性強すぎ問題。


というわけで次回もお楽しみに。 後、最近はマジで暑いので熱中症もお気をつけて。 奏士の様にマッ缶とドクペをごくごく飲んで水分摂りましょう。 私はドクペ苦手ですが。 マッ缶は好きです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ