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輪廻のFate Line  作者: 怪人アホ面男
九章だけど海会をダラダラしすぎてめっちゃダルい
101/133

莇青葉は今日も不在です。 何してるんですかねあのアリコンは

日本某所8月某日午前10時52分14秒での事。 後半妙に細かいのなんなん。


コミケも終わって夏休みも残り僅かになったこの日。 急ぎの原稿も仕事も無く、ついでにやる気も無い俺は部屋でのんびり過ごしていた。


具体的には重政撫で回してた。


コミケありがとうイラストも投稿したし、最近忙しかったので重政の腹をワシャって癒しを得ている。 感じる……感じるぞ。 俺にアニマライズが貯まっていくのをひしひしと感じるぞ。 アニマライズって何? 新物質? 学会に報告じゃ!


……え、アカン? そんな……報告残酷投獄慟哭韻踏んでる暇があるならはよ先を書け。


学会からも否定された論文はおくしゅりで溶かすとして、パソコンでもやろう。 みんな〜! 「きょうのねとげ」のお時間だよ〜! こんな知育番組打ち切り不可避。 ううん不回避を神回避! 残念追尾弾だ。 量の少なさを逆手に……!


Personal Computerたのちいでちゅ。 前半で滑舌使い切ったの?


なんというかさー バナナの王様って聞いて今の世代の人に伝わるのか分からないよねー


何の話? 前回のサブタイも何の話? 全体的に何の話?


いやマジな話、テレビの存在理由が5割アニメ、4割ゲーム・DVD・ブルーレイモニター、最後が稀にやってる特番観る用だからもうテレビをテレビとして使ってないというか、見る番組も心霊系とか「ディスクレンタルとかする程じゃないけどバラティエでなら見れる」とかだし。 なんで唐突に海上レストラン?


俺がテレビ見てないだけかもだけどさー 最近フルーツ系のCM見なくなったというかさ。 キウイ除いて。 奴ら不死身か。


なんて考えながらネトゲなう。 重政は構い過ぎて逃げられた。 これは涙じゃなくてダムの放流時期なだけ。


ガチャの排出で「キャラと武器防具を同じガチャに入れるな問題」ってのがよく出るけど、キャラの数と排出率次第よね。


長寿ゲームとか、毎月新キャラとか衣装違いが出るゲームとかは徐々に確率下がってくから入手難になるし、逆にリリース初期とかは揃ってないから混ぜないと確率が高くなりすぎる……難儀だ。


でもせめてガチャ全てに天井設けるとか、混ぜるならキャラの排出率を武器防具よりは高くして欲しいよね。 俺もちゃんと課金するし。


この前期間限定キャラのガチャ(PUが仕事しないでお馴染みの某ゲーム)回して、無償石で400連しても出ない時は泣きそうになった。 石は全て熔けたし課金して手に入れた。 泣いてないもんっ! これはあれだ。 目が梅雨の時期なだけだ。


閑話休題 これが正しい使い方。


さっきまでの話はさっきまでの出来事。 今は違う。


掻い摘んであいつMonday説明するとこうなる。 ついでにあいつMondayとかいう謎言語についても説明求ム。 素人質問で恐縮ですが。 やめろそんな怖いこと言うなよ。 素人は帰れぇい!


俺ゲームなう

突然のイベルジョー乱入

有無を言わせず俺の背もたれ(クッション)を退けて背中からギュッとバックハグ。

ちくわ大明神

前回の最後に戻────誰だ今の。


で、俺が生まれたっていやこのネタは今は危ない。 嫌な結末になる。


と言っても特に何かされることも無く、俺はネトゲ続行。 ベルは時々モゾモゾ身動ぎしたりするだけ。


あ、いや時々肩と首の間の────なんだ? ここはなんて呼べばいいんだ? 肩なのか首なのか分からんから筋肉で言うと僧帽筋をガブガブ噛んでくる。 どうしよう学園1位で作家のはずなのに語彙力が無さすぎる。 それもこれも語彙力皆無な作者のせいだ。


可愛く甘噛みとかそんな優しいものではなく、普通に痕残るレベルで噛んでる。 時々啜る音が聞こえるけどねぇマジで何してんの?


でも俺から触れるのはなんか怖いし若干邪魔な事を除けば特に実害無いから動きあるまで放置しておこう。 噛んでくるのは筋肉とかでなんとかなる。 そう、男なら誰もが使える鉄塊で。


でも俺、六式なら指銃の方が好き。 鉄塊が嫌いなわけじゃない。 大体五分五分。 ゴブゴブの実食ったからこうなったかも。 実ガチャ大ハズレで笑う。 ヒトヒトの実モデルバカ並に大ハズレじゃん。 いやそれよりはマシか。 優柔不断になる事とカナヅチになるデメリットに目を瞑れば。 あれ、デメリットデカくね?


「…………」


ベルはさっきから無言。 無言で身体押し付けてくるし夏真っ盛りの今そういう事されると暑いから実害出てきた。 出るのはやり甲斐だけでいいのに……でも出たとしてもやり甲斐は搾取されるから永遠に出ないのと同じ。 かなしいな。


\みぃ〜んみんみんみぃ〜ん!!/


「…………」


「…………」


何この無の空間。 蝉の鳴き声とキーボードを打つ音だけが響いてる。 息遣いは聞こえない。


\みぃ〜んみんみんみぃ〜んwww/


なんか蝉笑ってね? 俺の聞き違いか?


ちょっと耳を傾けてみよう。


\みぃ〜んみんみんみぃ〜ん!!/


うん、やっぱり普通だ。 普通のミンミン蝉だ。


\げみぃ〜んみんみんみぃ〜ん!!/


ん?


\ぐみぃ〜んみんみんみぃ〜ん!!/


んん?


\ごみぃ〜んみんみんみぃ〜ん!!/


あれこれもしかして……


\じょうきゅうこくみぃ〜んみんみんみぃ〜ん!!!!/


コレあれだな。 ミンミン蝉じゃなくて「センミン蝉」だな。

凄い思想強めの。


あと最後完全に喋ってたよね。 人間の言葉使ってたよね。


誰だ人ん家の庭に珍種の蝉放ったバカは。 学会に報告じゃ!


あ、これもアカンっすか……今だ鳴け! センミン蝉よ! 頭の硬い馬鹿共に現実を突きつけてやるのだ! 選民思想が強すぎるって。 いやこれ選民思想とかじゃなくてただの逆恨みだな。


セミが鳴いてらぁ


蝉の鳴き声をSGYBGMにしてゲームを進める。 仕事用バックグラウンドミュージックを略し過ぎて何が何だか。


今更だけどPCの音声ミュートにしてた。 だから何も聞こえなかったのか……てっきり許可云々とか各所への配慮の結果聞こえてないだけかと……これは今するべき話題じゃないな。


「……………………」


ベルを鬱陶しく感じてきた。 さっきから抱き着き────しがみ付き? どっちかは分からんけど捕まる過程で回す腕で時々腹とか胸とかまさぐってくる。 作務衣の中に手を入れようとしてくる。 一瞬でも気を抜けないの凄い。 ほらまたズボンの中に入れようとしてくる。


侵入する手を叩き落として

キーボードカタカタ

マウスカチカチ

それがどうした

ぼくダエモン

かなり前の発音良いドラちゃんネタを今更拾うなよ。 もう放置しすぎて風化してんだよそのネタは。


ダエモンと言えば、メーラーダエモンもといメーラー・デーモンという人がかつて存在してな……今も存在するのかね。 もうメール使う機会なんて仕事以外じゃ無いだろうし、俺は他人のメルアド自分から聞くほど交友関係深くない。


まぁ……俺が聞かずとも相手が何故か俺の連絡先を知ってる恐怖を何度も味わってるんだけどね。 うちの学園の理事長に情報プライバシーって言葉の意味を誰か教えてやれ。


今は忘れられた存在の話は不法投棄して、本題に戻ろう。


一向に離れる気配が無いベルをどうするか。 一応言っておくと俺の肩は既に自治権を放棄したから歯型がついてる。 地味に痛いし涎でベトベトなの深いぃ……うーんこれは人生変わりませんね。


唐突だが、人の感情が伝播する話は知っているだろうか。 俺は知らん。


だが、感情というのはたとえ見えなくても気配でなんとなく分かるものらしい。 つまり俺は今ビンビンに感じてる。 いやビンビンってそっちじゃなくて。


ベルから伝わる感情、それは寂寥と嫉妬。 ついでにほんの少しだけ憤怒。 憤怒の少しってかなり怒ってない?


つまりこれはあれだ。 これまでの経緯とか前回までの話を踏まえて考えると、『構ってくれない寂しさと逆に一緒に入れる人への嫉妬、そして自分を放置した俺への激おこプンプン丸』ってことになる。 これが自意識過剰だとしたら恥ずかち。


というかめんどくせ。 恋する乙女めんどくせぇ。


いやめんどくさいことは予め(知識として)知っていたけど、いざ対面するとより一層感じるというか、圧がすごいというか。


……暑い。 あちゅい。 そんなことより暑い。 こんなんアチャチャアーチャーだろ。 それはTCGのモンスターですね。


もう暑いのはこの際まだいい。 いや良くないんだけどまだマシとする。


時々頭グリグリ押し付けたり襟足とか鰻重の匂い嗅いでくる。 おいおいおい鰻重じゃなくてうなじやろがい。 正直鰻重は外で食うと骨が多いから苦手。 自分で作るなら骨抜くから好き。


そういや、土用の丑の日に鰻って言うけど夏の鰻は1年で1番味が悪いと言われるから食べるなら旬の冬なんだってね。


色々あって鰻が生き残ったけど、本来は「丑の日に『う』から始まる物食うと夏バテに効果がある」的な迷信から来てるので皆鰻以外も食おうぜ。 そろそろ「丑の日フェア」的なのやってもいいと思う。 レッドリストのニホンウナギなのに生き残ったとは上手いと思わんかね。おこがましいとは思わんね。


ちなみに国連にはレッドリスト以外にもブラックリストなるものがあるそうで。 つまり絶滅希望種。 それに俺が登録されてるとかないとか。 おこがましいと思わんかね。 この四聖人の追加メンバー最有力候補と目される俺に向かって。 この烏滸がましい心が絶滅希望種の理由かぁ……


ところで、馬肉は読み方的には「ばにく」だけど「うまにく」とも捉えられるけどそこんとこ丑の日ラインセフセフなん? これが多角的な視点。 違う人間になって物事を見る程度なら年中無休でやっている俺は多角的な視点マスターと言える。 モノローグでだけど。


ねぇさっきからベルがスンスン鼻を鳴らして首の匂い嗅ぎまくってるけど、俺そんなに臭うとかじゃないよね。 俺そろそろ枕からアレな臭いがしないか気になるお年頃よ。 Kから始まるお年寄り的なやつ。 何かとは言えない。


3秒経過!


4秒経過!


5秒経過! ねぇ経過の刻みが細すぎない? 別に時止まってるとかじゃねぇし。


てな訳で30分経過


「…………」


ベルはまだまだ離れません。 ちょいちょい耳に息吹きかけんのやめてくんねぇかな。 なんかウザイ。


1時間経過


「…………」


ベルはまだまだ離れません。 作者コピペしだしたな。


服越しとはいえ、ブラの硬い生地とかワイヤーが当たって地味に痛いと感じる。 割と外出てるからアクティブニートな自信あるけど、基本的に生息地が家だから俺ちゃん肌が退化してんのよ。


ほんともう夏は汗で荒れて冬は乾燥で荒れて、敏感肌に優しくして欲しい。 はた"おもいくらい優しくして。 それナプキンじゃねぇか。 作者は処女膜を気にするのでナプキン派。 どーでもいいわこんなん。


2時間経過 結構端折りましたね。


ベルはまだまだ離れませ あ、コピペミスった。


「にゃ(おい)」


帰ってきた重政に呼ばれてそっちを見たら餌を要求された。 そういやそろそろそんな時間か。


猫って1日3食決まった時間より、ちょくちょく小出しで与える方が良いらしいけどこいつ3食決まった時間に食いたがるな……そういうタイプなのか? 十にゃん十色と言うし。


「飯にするか。 着いてこい」


「にゃ」


そう鳴くと重政は人の腕や机を使って頭の上に飛び乗る。 貴様今俺の肘が曲がらない方向に力加えたな? 奏士君の肘関節は玩具みたいに1800度じゃねぇぞ。 玩具でも10回転する肘とか嫌すぎる。 需要あるのかそれ。 たぶん1部にはあるんだろうな。 どんな事でも必ず需要がある少数が存在するし。


重さでフラフラする頭をバランス取りつつ立ち上がる。


んんっ! ベル殿重すぎますぞww


おい誰だ今のキモオタは。


「…………」


重い。


ダラーっとぶら下がるベルを引きずりながら歩くのも疲れる。 さて、どうするか。


…………あ、そういやアレがあったな。


でもアレは別の部屋だし、ベルが見てるから入れないし……もう台車でいっか。


かつて使用した台車(詳しくは落雷云々の回をチェック)を引っ張り出してベルを乗せる。 ちゃんとサスペンダー付き。 サスペンションの間違いでは?


そしてマップ4番へ Now Loading……


え、うちの食卓ってマップ4番だったの? つーかキャンプどこだよ。


重政のカリカリを皿を持って食わせてる間に、俺ら人間族の飯も用意する。 うわぁ種族で認識してるタイプの痛い人だ。 誰が痛い人やぶち殺すぞ愚かなる人類よ。 痛い人とかそんなレベルじゃなかった神かよ。 絶対にミニマリスト過激派じゃん。


「…………」


昼飯を作ろうと思ったけど憑いてきた金髪の幽霊は一向に離れません。 ちょっと清めの塩もしくは食塩持ってこないと。 岩塩(塊)はオーバーキルになるからやらない。


「飯作るから離れろ」


「……ワタシも作るデス」


えぇ……動きにくい。


と思ってたらベルがスっと離れて手を洗って戻ってきた。 離れられるんかい。


「……作るデス」


「…………」


有無を言わさないオーラとこのままだと話が進まない気配を感じる。 やはりこの世界は所詮創造たる神の戯れで全てが決まる箱庭……俺はただの駒に過ぎないのか。 前回に引き続き思想強すぎるって。


というかこいつやっぱ機嫌悪いな。 レディースデーか?


唐突に切り替わるが、ベルの料理の腕は確かだと俺は認めている。


が、正直俺一人で作った方が美味いもん作れるし安心安全だ。 こいつ目を離したら一服盛りそうで……ほら、実家の製薬会社がアレだし。


そういや、おジジが言ってたなぁ……


以下、かつて祖父と交わした言葉である。


『良いかダニエル』


『奏士だ』


『料理の出来る男はモテるぞ。 古来より、胃袋掴み取れば百戦無敵と言うじゃろ?』


『百戦してる時点で敗北続きじゃねぇか』


『女というのはな、勝ったと思っていたらいつの間にか手から離れていくものじゃ。 そう、パチンコの勝ち玉の様に』


『もうちょいマシな例え無い?』


いやこれ違う会話だな。 つーかろくなこと教えてねぇなあのクソジジイ。


こっちだこっち。 ぽわわわわ〜ん


『良いかジェニファー』


『名前間違えるならせめて性別は守れ』


『美味い飯を作れても、1人で食う飯は味気無いぞい』


『……飯は飯だろ。 味そのものは変わらねぇ』


『変わるのは感じ方じゃよ。 レジャー施設で食べる妙に高いくせに量の無い飯は何故か美味く感じるじゃろ?』


『多方向に喧嘩売りそうな発言するなよ』


『そんなもんはどうでもいい『は?』 ワシが言いたいのはな……』




『美味い飯とは、誰かと食べる楽しい食事の事じゃ』


『で?』


『1人で食う飯もいいが、お前も誰かと一緒に作って、誰かと一緒に食べる楽しさを知るんじゃぞ』


『あっそ』


『辛辣じゃのぉ。 ま、今はそれでええ…………ちなみに婆さんの飯は不味くてのぉ。 菓子しかまともに作れん女で、それはもう試食やら散らかした調理場の片付けやらで苦労したわい』


『急にどうした』


『何、あの日の臨死体験を思い出しただけじゃよ。 あんなクソ不味い飯、今思うとよく口に出来たものじゃ』


『ふーん……じゃ、俺はそろそろ部屋に戻るわ。 葬式は盛大にやってやるよ爺さん』


『何言っとるんじゃ奏士は…………ん? 婆さん? どうしたんじゃ婆さん。 何故右手にソレ・・を持っておるんじゃ? ば、婆さん? あ────』






…………それが最後の言葉だった。 いや縁起でもないやめろ。 もう死んでるから縁起もクソも無いけど。


というか、なんで今になってあんな話思い出したんだ? 忘れてた料理云々の設定の掘り出しか? 埋まって既に化石になってると思ってた。


……まぁ多分これは「2人で協力しろ」的な司令か何かだな。 つまり俺はこの通りに進めないと先に進めない。 うーんクソゲー星1っと。 何を分かりきってることを。


となればやることは決まる。 ロッカーからエプロンを2つ取り出して1枚(白無地でフリフリ)をベルに渡す。


今更だけど何この「新婚裸エプロン♡」みたいなデザインのエプロン。 料理の時絶対使えないデザインじゃん。 油はねとか返り血とかヤバそう。


いや魚捌く時とかね? 人を料理する訳じゃないから。 血って落とすの面倒だぞ。 特にカーペットとか畳。


という訳で突然始まりました全裸天使3分コッキング。 3分で撃鉄起こすのか3分間撃鉄操作し続けるのか知らんけど、それだけの番組とか何の需要があるんだよ。 ASMRか? テレビで流すもんではないと思うけどな。


美味い飯は心を穏やかにすると言うし、今のベルの機嫌が治る事を期待して料理しよう。 お前が万能薬になるんだ! だってこの世に美味い飯で治せない機嫌はないんだがら゛! 前半いい流れだったのに後半ただの他力本願トナカイ。


本日作るのは〜 コレ! どれ? それ。 アレ?


「昼は何が食いたい」


「……ソージの作ったものならなんでも」


ムスッと答えられた。 その顔、U☆ZA☆I


「うーん1番面倒」


夏休みって事で生活時間がバラけるし、何より基本的に休みの日は莇が外に出てて居ないので割とメニューを決めてない。 つまりノープランプラン。 1つ多いわ。


という訳で冷蔵庫ガチャ。 あ、タイムマシン。 ドラちゃん出口設定場所間違ってますよ。


というシュールギャグは置いといて、我が家が誇る業務用冷蔵・冷凍庫を確認する。 リビングにあるのは共有用だから一般向けのやつ。


うーん……米が食いたい。 白米と何か味濃いめの奴をガッと食いたい。 となると────


「ネギトロか焼売か、どっちがいい」


「……それが2択として並ぶの初めてデス……」


そんなこと言ったってしょうがないじゃないか。 買っておいた冷凍焼売とスーパーで安売りしてたマグロがあるんだから。


「……ネギトロ」


「ネギトロか。 じゃあ使うのは────」


ガチャガチャと食材やら調味料やらを調理台に並べていく。


「丼にするけど、大葉とか生の卵黄とか、苦手なものはあるか?」


「……山葵ワサビは多いと苦手デス」


じゃあベルはベルでタレを別にするか。


というか、今更だけど生卵平気なのね。 食ってるとこ見たことないし、イギリスの生卵事情ってどうなんだ? 一応食えるものもあるらしいけど。


「丼+うどんセットみたいな感じで和膳にするか、ネギトロ+汁にするか。 どっちがいい」


「……和膳の内容は」


「うどんor蕎麦。 それとお吸い物と……串天でも出すか?」


「……和膳にするデス」


おっとちょっとだけベルがピクっとした。


ちなみにメニュー的に塩分多めになるかもしれんが、ちゃんとそこら辺は計算して作るのでご心配無く。 夏だし暑いし汗ダラダラになるし、少しはね。


「じゃ、作るか。 俺が切るから、そっちは和えたりしていく役割分担で」


「……分かったデス」


まだムスッとしてる。 一応手伝いはちゃんとしてるみたいだけど、徐々にこの態度がイラッとくる頃合。 溜め込むのは良くないっす。


でも今は楽しい調理&メッシタイム。 なんか連続シュート決めてそうな時間だこと。


米は洗って早炊。 ちょい硬めに炊く。


という訳で炊きあがりまでしばらく待ちます。 調理場用の丸椅子は背もたれが無いのがちょいキツイ。 料理研究の時に椅子あると地味に役立つのよ。 足腰とか。 時々肩にも来る。 マッサージチェアあるのほんと有難いわ……重政お灸も大活躍。 マジ猫ってエリクサー。 あなたのはレビオサー。 で?


ベルにも椅子を出して座らせたが、この間意地でもそっぽ向いて目を合わせようとしない。 別に俺からは見ないから特に弊害は無い。 HeyGUYSも無い。 というかPhってまだ生きてるん? もうネタ動画投稿サイトになってるって聞いたけど。


Now Loading……右から切り身が流れてくるロード画面とか斬新で良さそう。 青魚が難易度高くね?


「……そろそろ始めるぞ」


米の炊ける時間と調理時間を計算して、丁度必要になりそうなタイミングで蒸らしが終わるように調理開始。 調理開始ィィィ


「うどんをこの時間通りに茹でてくれ。 その後冷水で冷やす」


ベルに茹で時間を書いた紙と打ったうどんを渡して、俺は俺で準備を進める。


串店はメジャーにうずらの卵・チーズ・大葉・海老の4種類。 下処理をして串に刺し、衣をつけて揚げる。


お次は麺つゆ作り。 醤油・砂糖・みりんで作った「かえし」に出汁を混ぜて冷やせば麺つゆが出来上がる。 めっちゃ簡単だし細かい味変も出来るから1回作ってみるといい。 マジおすすめ。


「麺が茹で上がったデス」


「うい」


ベルが麺をザルにあげて洗ってる間、俺は取り出したマグロを何やかんやしてネギトロを作る。 途中で説明する気力使い切ったの? 使い切ったのー


ちなみにネギトロにねぎは本来不要だが、俺は好きなので万能ネギを入れる。 むしろ入れない人の方が少ないんじゃなかろうか。


まぁネギの妙なシャキシャキ感が苦手って人もいるし、作者は超細かくして食感行方不明なネギしか食わない。


野菜嫌いあるある。 シャキシャキしてるのが苦手。 なので加熱して柔らかくするなり食感を消すなりすれば食べる。


つーかなんだよシャキシャキ感って。 擬音なのは分かるけどなんだよシャキシャキって。 具体的に説明できねぇよ。 でも野菜食ってる時の擬音それ以外思いつかねぇよなんだよ意味わからん擬音がよぉ……


失礼、作者の私怨が混ざった。 ちなみにシャキシャキしてない野菜は好き。 きゅうりとかたくあんとか。 また混ざってるって。


それとネギトロ丼用のタレを2種類作る。 ベルのタレはちゃんと山葵減らした。


蒸らし終わった米を丼によそってネギトロを乗せ、刻んだ海苔と大葉をふりかけて中央に卵黄を乗せる。


……我ながら、完璧な手札じゃねぇや完璧な出来前だ。 ジジイに遠く及ばなくとも、俺が満足すればそれで良し。


うどんをザルに盛り付けて、冷やした麺つゆを器に注ぎ、皿に串天を盛り付けて甘タレをかける。


わぁーいでけたー


あれ一瞬知性消え去らなかった? さっきの方が知性あるとか言ったらどうなるかは知らないけど後で樹海の奥まで行こうぜ。


……あれ、結局ほぼ俺がやってた気がする。 まぁベルは麺茹でてたし。 麺茹で超大事。


「ただきまーす」


「……いただきます」


手と手、しわとしわを合わせて〜〜〜〜錬成! ではなく、この世の全ての食材に感謝を込める。


「!…………美味しいデス」


あ、今一瞬巣に戻った。 やはり美味い飯は万能薬だな。


……昼だからってちょいボリューム多くしちゃったかもしれないけど。 まぁ少食もしくは省エネの俺でもこれくらいなら食える。 俺は握り飯1つとコップ一杯の水で2日は動けるぜ!


※ 危険だから止めましょう


ネギトロ丼にうどん串天そしてお吸い物。 ちょい炭水化物とタンパク質に偏ってるしこれを和膳と呼んでいいのか分からんけど美味いから全てOKです。 夜は健康的にしよう。


うん、やはり俺はてーんさい中のてーんさい! 超美味い。


「…………♪」


ウマウマとベルは無言で食う。 今日のベルは口数少ないしセリフ前に三点リーダー付いてるから紅葉なのかベルなのか判別難しくなってる。


ちなみに紅葉は本日帰省しております。 そして莇は本日も出かけています。


つまり今この家には俺とベルの2人だけです助けて。


「…………食べないデスカ?」


「あ、ああ……」


考え事してて箸が止まってた。 ついでに橋も止まってる。 レインボーブリッジ封鎖できました! できちゃったのかよ。


「……ソージ、そこのうずら串取ってクダサイ」


「ん、ほい」


大皿から串を1本取ってベルに手渡す。


つもりでした。


「……あー」


ベルが身を乗り出し、口を開けて待ってる。 ペンギンの餌やりか? いやあれ上に向けるし……あ、猫にオヤツあげるみたいな。 でも重政の場合は自分から奪い取っていくし……ほんと今更だけど、あの駄猫我が強すぎるな。


でもそんなことろも可愛いのでOKです。 虫とホモ・サピエンス除いた動物には甘いんだ、俺は。 この流れだとアウストラロピテクスとかサヘラントロプス・チャデンシスには甘いのかもしれない。 もう地球上に居ねぇよそいつら。


でもそんなことより、身を乗り出す前に何故シャツの第2ボタンを外したのか知りたい。 いややっぱいいや踏み込みたくないし地雷原に。


「あー」


更に身を乗り出して来た。 あ、のどちんこ見っけ。


いいよねのどちんこ。 3/5陰部がついてるのに規制の手間が無いんだから。 つまりこれは実質ち○こと言っても規制しなくていいのでは? あ、今ピー音入った。


それにしても、ち○こには色々呼び方がある。 通称、正式名称、俗称、隠語に医学的や略語に造語。 誰とは言わないが、兄のものを「おにんぽ」や「おにんにん」と呼んだそうな。


はい今の発言に違和感持たなかった奴、もう手遅れです。 妹とのチョメチョメが普通の世界に生きてる同族ということになる。


あれ、何の話してたっけ?


閑話休題


口開けたままで正直邪魔だしこのままだと俺飯食えないから渋々ベルの口に串を入れる。 串の先が喉に刺さったりしないよね?


「……んっ」


ベルが口を閉じ、俺は串を抜く。


「…………美味しいデス」


良かったっすね。


と心の中で呟いてうどんを啜る。 うっめ。 うどん超うっま。


「……ソージ」


「ぁ?」


最近ガクッと落ちた肺活量とうどんが格闘してたらベルに呼ばれた。 もう神切ろうか。 誤字ってるって。 やっぱりお前ミニマリスト過激派だろ。

『愚かなる人類よ……我が手で掃除してくれる!』

とか言うタイプだろ。 ちなみに台詞若干エコーかかってるのがポイント。


「……あー」


ベルが卵串天を1本取ってこっちに向けてきた。 何? 前回先端恐怖症になったから俺は串の先を向けられるだけで震えが止まらななななななななななな克服。


なんて冗談はトイレに流して、現実を見よう。


めっちゃベルがずいずい迫ってくる。 もうテーブルに手をついてるし何故か第3ボタン外したし。 第3ボタンは痴女ラインだろ。


つーかベルてめぇ自分で串取れんじゃねぇか。 まさかこのために俺に────


「……あーん」


くっ、どうする。 自称天才の柳奏士はどうすればいい!


取るまでを見ていたから串天に変なものはついてない。 一服盛るために薬を使った形跡も無し。


つまりこれは受け入れるが正解なんだろうが、それは俺の流儀に反するというか俺のプライドが許さない。


あ、でも俺プライドこの前断捨離したじゃん。 じゃあいいのか?


何よりこのままだと先進まないしベルが不機嫌なままでそのうちダークサイドに落ちるというかメンヘラ化しそうだからそれはもう面倒臭いことになる。


という訳でここは俺が折れて受け入れよう。


\ゴギッ!/


今のは完全にヤバいのが折れた音だろ。 何折れた。 太めの骨が折れたか?


「…………」


『女の我儘は黙って受け入れろ』


それが爺さんの遺言とかじゃないけど前に読んだ本にそんな感じのこと書いてあったから無言で受け入れて食べる。 天才の俺が作る串天は美味い。


「……美味しいデスカ?」


「そりゃ俺が作ったものだし」


「……うぇっへっへ」


ベルの顔が緩むいや笑い声キモ。


というかこれで機嫌良くなるとかヒロインちょろすぎませんかね。 チョロインすぎませんかね。 ちなみに1番のチョロインは皐月さん。 あれは俺じゃなくて禍塚の物語だけど。


「……はっ!」


そして気付いたベルはすぐ様キュッとなる。 いや首じゃなくて口が。 いや俺の胃じゃなくてベルの口だって。 そもそも俺にキュッとなるほど胃は残ってない。


それでも幾分か空気が和らいだ。 成程これは好感度マイナス脱却イベントですな。 減りすぎたから上げる的な。


つまりクソイベ間違い無し。


「…………」


「…………」


無言の食事。 食べる時は無言なのイイネ! 楽しく食べるのもいいけど、ひたすら食に夢中になれる食事が好き。 誰も居ない飯屋とか。 仕切りあるカウンター席とか好きだけど、固定仕切しやゃない場所は両側が仕切りずらすから俺だけクソ狭いなんてこともある。 ずらすにずらせないから困るのよねあれ。


そして食後。


後片付けを終えて部屋に戻るとまだ居た。 部屋帰れよ。


「……早く座るデス」


「えぇ……」


俺午後は積んでるエロゲーやろうと思ったんだけど。 この前新作三本買ったし。そうだね9/29辺りかな。 あ、やべ。 今8月だった。


渋々パソコン前に座れば後ろから抱きついてきて、さっきまでに戻っとるやないか。


「〜〜♡♡♡」


いや、なんか幸せオーラが増えた。 グリグリ顔を擦りつけてくる。


「…………」


なんかベルが突然止まった。 ラグ?


「…………朝からずっとソージの背中に胸を押し付けてるのに一切反応が無い…………やっぱりdadに不能治療薬をみ────輸送してもらうしかないデス」


今密輸って言いかけなかった?


そんなことよりやはり意図的か。つーか何その危険ドラッグは。 今すぐ行政執行しろ!


俺は今更乳押し付けられた程度で動揺する純情少年じゃないし少年ですらない。 猿渡瑠姫とか言う規格外中の規格外を何年も見て、ついでに酔うと脱ぎ癖抱きつき癖のあるあの人を何年も相手して来たのだ。 今更どうもこうもない。


……まぁ、実物に触れたとこあるわけじゃないから慣れてるかと聞かれても何も言えない訳だが。


つまり俺はテストでなら満点取れる知識だけ人ってことになるな。 じ、実技はやって見なきゃわかんないだろぉ! 車だって教習だけ落ちるやつ多いんだからな!


ちなみに作者は運転ド下手。 マリカーで基礎を覚え、Dで応用を学んだからか? 極めつけはジャイ口ゼッターという地獄。 作者絶対運転するなよ。


で、ベルの乳押し付けが気になるかどうかだが、強いて言うなら乳がデカいのと弾力もしくはブラのせいで押し潰されても下に若干の空洞が出来るからその部分のスカスカ感が気になる。 いや全部くっつけろって意味じゃないけど。 むしろ全面的に全力で離れて欲しい。


あ、でも押し付けられた箇所がほんのり暖かくてコリに効くかも。 初心者向けお灸って感じで。


……あれ、ベルって家にいる時ブラしてたっけ?


待て、今の服を思い出すんだ。 ノースリーブ白シャツと黒のミニスカだ。 シャツのボタンは奮闘してる。


…………その服装だとブラのラインが少し浮き出るなりなんなりするもんじゃないか?


しかしそのようなものは見えないし、ベルは基本的に自室では裸族もしくは超ラフタイプだ。 つまり着けてる可能性は限りなく低い。 なんなら見られても特に気にしない。


……じゃあこの硬さは一体…………


いや、これ以上は辞めよう。 という前に答えに到達しちゃったけど消しゴムマジックで消すのさ! というか考えたくない。


画面越しにベルの顔を見れば何やらニヤニヤしてる。 貴様……


そのまま2時間ほど過ぎた。


「……そろそろか」


なんか今の台詞カッコよかった。 洗濯物取り込む時間だってだけなんだけど。


「洗濯物取り込むからちょい離せ」


「ワタシも手伝うデス」


「あそ」


俺はもう介入不可を諦めました。 今日は従いましょう。


洗濯物取り込み〜


「じゃあ自分の分畳んでくれ。 俺はその間に他をやる」


「あまりワタシを舐めてもらっちゃ困るデス。 ソージに及ばすとも、花嫁修業としてありとあらゆる家事をこなせるよう訓練してきたデス」


無駄な努力ご苦労さま♠


うわこれを普通に使える時ってあるんだ。


という前置きは無視して洗濯物を畳みます。 ついでに店も畳む。 何屋だよ。


「これは……紅葉か」


ベルと紅葉の服を見分けるのは毎回苦労する。 まぁ慣れてくると服の傾向から察することが出来るけど。 ちなみに下着はサイズで分かるという傍から見れば変態にしか見えない能力。 でもタグにサイズ書いてあるし……俺が変態なんじゃなくて男に下着畳ませる女が変態なんじゃ。 男尊女卑とかじゃなくて。


「! クレハの下着はワタシが畳むデス」


「急に何」


「代わりにワタシの下着を畳むといいデス」


「何このトレード」


謎レートによって紅葉下着はベルの下着へ交換されました。 ちなみに黒が紫に変わった。 紅葉黒パンなんて持ってたんだ〜


どうでもいいわ。 人の服の好みに口出ししない。


「一日だけならそのパンツを貸してあげるデス」


「1秒も要らん」


俺はこのパンツを借りてどうすれば? 処理に使えと? 使えるかこんなん。 萎えるわ。


「で、出来れば使った後は洗わずに返してくれると……キャッ♡」


「話聞かないタイプってよく言われない?」


あとその場合めっちゃガビガビのパンツが返ってくる事になるけどいいのかそれは。 たぶん超臭い。


いやこいつ変態だからそういうの大歓迎なんだった。 うわ。


「いいからはよ畳め。 シワになる」


「はぁーい」


黙々と畳む。 俺クラスになると4人分の洗濯物でも2分あれば余裕よ。


ちなみに服を床に広げて3箇所摘むと2秒で畳めるとか聞いたけど、実際にやると普通に手に持って折り畳んだ方が早いことを知ったので俺は基本的にやらない。


10分ほど経ちます。


畳み終わった服をしまって物を片付けた。 バナナ。 ちょいちょい知性消え去るのなんなん?


庭に打ち水をし、煎餅と茶を持って縁側で寛ぐ夕方。 隣には重政が丸まって寝ている。


そして俺の膝の上ではベルが頭を乗せて寛いでいる。 膝枕するなら普通逆じゃない?


「ソージ、もっとしっかり撫でるデス」


「ああはいはい」


こうして頭を撫でることを強要されている。 動けないし煎餅食えないし暑い。 やっぱり夏は一人で過ごして各自パーソナルスペースというものを持つべきだよ。


「…………」


「…………」


「(スピー スピー)」


呑気に寝ている重政がうらにゃまし。 こいつ後で死ぬ程モフってやる。 撫でくりまわしてやる。


夏でも夕方になれば多少は涼しくなる。 打ち水の効果も含まれる。


「……反省したデスカ?」


「反省もクソも」 って言いかけた。 今は言わないでおこう。


「ソージは釣った魚に餌を与えないようなので? ソージが餌を与えたくなるようにしてみマシタ」


という建前の元に普通に不貞腐れてただけのベルであった。 おしまいおしまい。


あ、まだありますかそうですか。


「確かにワタシはソージやクレハと語り合えるような趣味は無いデスけど。 それでも放置したソージが悪いデス」


うーんこの。 責任転嫁素晴らしい。


とは言え、言いたいことも分からんでもない。 いや一人云々は1人を楽しむ俺には分からんけど。


「で、お前はどうされたいん?」


「……ソージの子種を「却下」ソージと甘い一夜を「却下」嘘嘘舌を絡め合うようなキッ「却下」せめて最後まで言わせろデス!!」


だってろくなこと言わないし。


「…冗談デス。 ソージってば身が硬すぎるデス」


「俺が普通だと思う」


処女厨なのは認めるけど、そのくせ身が緩い遊び人な訳じゃない。 普通に純潔者と言いなさい。


いや、でも今の基準なら硬すぎるのか? 最近はヒロインが非処女の作品もあるし。


でもそんな流れガン無視で俺は完全処女を行くね! だって相手が既に経験済みとかなんか悲しい。 だから中古本除いて俺は買わないことにしてる。 本はどうしても手に入らない物もあるから……


つーか俺を身が硬いと言ってるベルおまえもキスもしてない処女じゃねぇか。 いや自称だから知らんけど。


「……ソージが絶対に折れないことは知ってるからいいデス。 そうデスね…………夏休みの最後、8月31日に2人きりで一日デートしてくれたら全部許すデス」


えー 俺その日は一日家でゆっくりしようと────ああいえはい従います。 じゃないとこの話ここで終わっちゃうし。 別に終わらせても問題ないと思うけど、多少は読んでくれる人がいるしね。 ちゃんとやります。


「……行けたら行く」


「絶対に来い」


「あはい」


覇気に押されて了承しちゃった。 ベルちゃんもしかしてひとつなぎの大秘宝でも探してる? 俺はひとつなぎの大悲報なんだけど。


「……約束デスヨ?」


「はい」


今年の夏は財布が軽いなぁとか思いながら、ベルの機嫌をなおすために奮闘した俺であった。


以降、Cパートで本日の流れを出すゾ


─────────────────────────


「ソージー! 背中流すデース♡」


「風呂はダメ」


─────────────────────────


「殿! 布団は温めておいたデス!」


「ほう……自室に流刑」


「距離近!? というかなんでデスカー! 秀吉はこれで上手くいったのに!」


「寒い冬なら兎も角、暑い夏場に布団温められても迷惑でしかないってか服を着ろ」


「こうして布団纏ってると事後みたいデス」


「……キュッ(胃)」


……これもう機嫌なおってない?

はいどーも最近親知らずを抜歯する夢を見てない作者です。 じゃあなんなんですか。


実はこんなコメントを頂きまして、噛み砕いて読み上げると

「ギャグがつまんねぇからシュールギャグを学べ」

との事です。 なるほどなーと思いました。


よくよく考えてみれば、ギャグって本人が面白くても相手が面白いと思わなかったら寒いだけの冬場の冷房と一緒ですよね。


でもこの作品はあくまで人類に可能な範囲でしか動かしてないのでシュールギャグというものの対極にあるような無いような……紅葉の怪力はたぶんリミッター外れてる的な何かです


一応ギャグリスト的なものは作っていて、思いついたものを片っ端から書いてあるのですがそれを本編に使おうと思っても難しいですね。 何より書いてる時はそんなリスト忘れてるので。


とりあえず徐々に頑張っていく方針で行こうか、それともこのまま理解したくないギャグで進めていこうか迷います。 とりあえず頑張るは候補で。


そして妙に長かった夏休みもそろそろ終わります。 次回はなんですかね。 時間的に夏祭りですかね。


また奏士の財布が軽くなって預金残高が減りますが、そもそも学園に通うボンボンの親クラスで稼いでいるので問題ないでしょう。 ちなみに学園には中流階級と呼ばれるいわゆる庶民も通ってます。 そんなに一部の地域に金持ちはいませんよ。


というか、奏士は自分のこと平民とか言ってますけど稼ぎと歴史で見れば国が違えば貴族ですよ。 やっぱ頭おかしいですわ。


というわけで次回は10/20

お楽しみに

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