「キャラ能力紹介 エンヌ・ハイゼンベルグ〈ネタバレ注意〉」
はい、今日はエンヌ先生です。
エンヌ・ハイゼンベルグ
装備
『夢撫での篭手』
彼女が幼少期、親族から継承された特級品。
存在が確認されていない伝説の地の織匠が死の直前にようやく完成させた代物。糸の素材は老齢の一角獣の毛とされている。一角獣はそもそもその種族数が極めて少なく、素体としての魔力総量が他の生物種よりも圧倒的に多い。中でも、老齢な個体となると多言語を解し、未来視が可能になるといった叡智さがあるため、神の使いとも称する声がある。
そんな希少種の中の希少種の毛を用いている装備など、そうそうない。
その篭手の魔力量は桁外れで、天才であるエンヌが装備することで唯一無二のものとして完成した。
基本的な効果は魔力量上昇・極大、敏捷値・増大、〈術式〉耐性・極大、幻術耐性・極大に魔力自動回復付きと桁外れ。そして特殊技能として、篭手自体に反術式加工が施されており、ある程度の〈術式〉であれば無効化も可能。また、自動再生機構も有しており、引き裂かれようが全焼しようが持ち主の手に戻るようになっている。
能力
『種族 〈黒魔人〉(ハーフ)』
黒魔人と人種のハーフ。
黒魔人は基礎魔力量が人種の平均量よりもかなり高いが、物理防御力が極めて弱い--つまり打たれ弱い。対して人種は魔力量が他種族に比べて低いが、そこそこの打たれ強さはある。
それらの対となる弱点が交配によって補い合う形になっている。
また、他種族間のハーフの場合、各種族を超越した才能を有するパターンとお互いの長所を潰し合う残念な結果となるパターンもあるが、エンヌの場合は前者であったし、中でもかなり卓越した才能を幼少期から発揮していた。
『威圧・超 』
彼女の所属する機関がある国家は極端なまでに亜人排斥主義。半亜人である彼女も差別されてきた。が、彼女はそこで捻くれずに素直に成果を出していき、実力で邪魔する存在を捩じ伏せてきた。
その弊害か、自然と他者を威圧する雰囲気を醸し出すようになる。
『演算簡略化』
黒魔人の種族能力。
他の種族よりも簡単な演算で 〈術式〉を発動できる。が、若干魔力の消費量が多い。うまいこと釣り合っているのである。
『魔の羽根』
黒魔人の種族能力。
特別な飛行の〈術式〉を用いずとも浮遊できる。速度を一定以上あげる場合は他種族と同様に補助がいる。
能力だけを列挙してきましたが、基本情報をまとめてみてもいいかもしれませんね