「キャラ能力紹介 奏音〈ネタバレ注意〉」
備忘録です。
基本ネタバレ有りなので、ご注意ください。
①篠崎奏音 シノザキカノン
装備
『魔導書』
奏音の固有魔道具。出自は不明で、微弱だが意識を 有する。奏音に付き従うように追従し、軽微であれば自動的な防衛機構、反撃機構を有する。魔力の増福炉として機能する。エントロピー増大則に反しない範囲であれば、高度な術式を行使できる。また、指輪と同期が可能で、不要時は白の宝玉とリンクし、収納される。
また、奏音の細胞情報が記録されており、一般の人よりも体力・魔力回復率が大きい。奏音以外は碌に解析することさえもできないような機構が組まれ ている。一応、奴隷契約経験のあるエーデルワイスは代用できるが、奏音のそれの十分の一程度の出力しか発揮できない。
『四ツ葉盟玉輪』
奏音が鹵獲した四つの宝玉を有する指輪。数字が何かを意味すると言われている。
鹵獲した際は、「自然回復」の緋色の宝玉が在った。奏音はそれを純白の宝玉に換装し、魔導書の倉庫とした。自動的に魔導書と互換し、魔力供給が行われる仕組みとなっている。
深紅色の宝玉は「力」、深緑を「速度」、深青を「守護」を司り、その宝玉を起動すれば行使者の身体能力が出力に応じて向上する。また、一時的に「式神」として分離させることも可能で、相応の魔力が要求されるが並列使役も可能。
また、三要素を複合させて高エネルギー砲として射出する〈三位魂砲〉が切り札として存在する。
能力
『魔導書媒介術式』
魔導書を媒介することで通常だと発動にかなりの時間を要する術式を比較的安易に再現できる。術師の想像力に依存する。
『魔導書保持機能』
一度行使した術式を頁に保存する。低次であれば魔導書を展開せずともイメージで再現可能に。
『休眠機構』
魔力の残存量が総量の一割を下回った時、自動的に意識をシャットダウンさせて枯渇を防ぐ。休眠回復後は総量が増加する。増加速度は休眠時間の二乗に比例する。
『演算代行』
術式行使に必要な演算式の導出、処理を肩代わりする。これは八聖王共通
『体質〈術師〉』
魔力や術式耐性などが高い。その代わりに敏捷や腕力など、肉体的な能力値が低め。
『魔眼〈解析〉』
対象の魔力を観測する。体質〈術士〉は共通して保持。
『魔眼〈服従〉』対象を一時的な服従状態に。調節によって、平伏、完全な隷属かなど選べる。
『魔眼〈鎖状感性時空魔導〉』
奏音独自の魔眼。服従から進化した。相手の視神経から干渉し、大脳皮質に独自の時空連続体を形成する。結果、相手に無限の夢を、数秒間に何億通りも見させ続ける。発動直前の感情が直接、”夢”を形成する。すなわち、直前にネガティブな感情を強めに抱いていると、延々と恐怖を味わい続けて実質の解除が不可能となる。逆に、ポジティブな幻想を抱いていれば、比較的に脱出率が上がる。
使用したら二週間は視力が失われるデメリットあり。