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ステータスを作ろう ③ ★





怠い。

流石に一人でやるのは無理だった。



ステータスを付与するのは出来た。

それだけでは意味がない。


人間たちにはレベルアップしてもらいたいんだ。


テッテレーレベルが上がった



みたいなやつがやりたい。


惑星を覆う魔法陣から地上の人間にレーザーを照射しステータスを付与してやったが、レーザーのレも知らない。魔術って何?みたいな一般人には神の奇跡みたいに見えたらしく衛星からは仕事もセッ○スも放り出して空に向かってお祈りをする姿が見えた。


チッ、裸はやめろ。

見たくもないもん見ちゃったじゃねえか。



各地に、世界中に存在する教会を通して神託というなの電話みたいなやつで神官にステータスの使い方を説明するように言って通信わ切った。



問題は、

問題はレベルアップなのだ。

よくある魔物を倒すとその力を吸収しレベルアップとか、魂の力を吸い取りレベルアップとかテンプレな方法は無理だった。



魔術師にレベルアップの実験をやれと言ったところ、サイコパス野郎が手を挙げた。

こいつは以前、花見をしたいとイベントを開催した際に普通の花を持って来た人に論外と言って追い返し、グロテスクな物ばかりを集めて見せて来たサイコパスだ。


この世界にはサイコパスという言葉はなく、俺がこいつに事あるごとにサイコパス、サイコパスと呼ぶものだから称号か何かと勘違いをし、僕はサイコパスです!とか言ってた。


やっと認めたかサイコパスめ。




ダンジョンに勝手に侵入し魔術師たちに捕縛されていた人間を集め実験に使うことにした。



まず、魔物を倒すとレベルアップという方法を試して見た。


まず魔物を倒すし魂が肉体から離れる時に体内に蓄積されていた魔力が大気中に分散されるはずのものを吸収し、強化するというものだが、これにはかなりの魔術を付与せねばいけなく時間がかかり過ぎて、具体的には480年程、これでは人類は滅びてしまうので、却下した。


次に魂を吸収する系をやったのだが、いきなり被験者が発狂し出して自分の体を引き裂いて死んでしまった。

何が起こったのかよくわからないという理由でサイコパスが10人ほど犠牲にし、無残な死体が転がった。


結果は無理。

原因は、魂の吸収により二重人格化し、殺されたことに恨みを持つ魔物の魂に体を引き裂かれ死んだようだ。

奴は終始声を挙げて



「ひっひひ、ゴメンねぇ?僕らの為に犠牲になってね?」


とか言ってた。


しかも、強化に失敗して半魔物化した人間たちを集めて勝ち残ったら治療するという名目で戦わせていた。

俺でも治療なんて出来ないぞ?と思っていたら奴は勝ち残った男を火の魔術で焼き殺し何事もなかったかのように振舞っていた。


背徳ポイントとかあったらこいつはカンストしているなとかどうでもいいことを考えたりした。




とりま、流石、サイコパス





結局、2900人程、殺して出た方法は解放式というものだった。

まず、いきなりlv100くらいまで人間を強化し、同時に弱体化の魔術を付与し殺した敵に応じて少しずつレベルを解除する方法だ。

はっきり言ってレベルアップなのか疑問に思うやり方だがこれしかなかったから仕方がない。





3日後、まだほとんどの人間が寝静まっている時間に魔術を照射し無事に、何事も起こらず付与は終了した。





サイコパスくんのイメージ




挿絵(By みてみん)



サイコパスくん

名前はアイトラス・クリケルト

♂ 161歳

魔術で延命しているので、若作りのジジイ




◆◆◆◆◆

次回から5章 勇者編が始まります。

ちょっと登場人物と団体が多くなって来て自分で書いていて何がなんだかわからなくなって来たのでその内プロローグの前に設定章を入れさせていただきます^^





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