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魔術ー④




魔法陣は難しい。

だが調べてみると法則があるようだ。





円の中に三角を書いた場合、各辺から中心にエネルギーが向かい耐えきれず陣が爆発する。

挿絵(By みてみん)

ᛗᛘᛤᛣᛜᛒᛡᛪᛪᛪᛨᛨᛧᛍᚬᚬᚤᚤᚿᚫᚫᚬ


円を二重にし三角を書いた場合、爆発せず、ただ円と円の間をエネルギーが循環し光るだけに終わった。

挿絵(By みてみん)


円を二重にし三角を上下反転させて二つ重ねた場合、それぞれの頂点を起点として陣がプロペラのように回転し時間が経つにつれ輝きが増し中心から高エネルギー体のビームのようなものが放たれた。


挿絵(By みてみん)

大きな円の上に小さめの陣を上書きした場合、小さめの陣は回転し出すが大きい円の中を縦横無尽に動き回り、最終的には大きな円が壊れ小さめの陣は中心からエネルギー体を放出しながら何処かへ飛んで行った。

挿絵(By みてみん)





陣の上に小さめの陣を上書きし、さらに線で固定した場合、小さい陣にエネルギーを流し込むごとによって低エネルギーで大きい陣を回転できることがわかった。

つまり歯車と同じ。

挿絵(By みてみん)




そのような実験と検証を続けるうちに、年数が経ち、いつのまにか次々に世代が変わり文明も向上して行く。


不老の俺は時を忘れて、変わり変わる彼らと共に魔術を作り出してゆく。












魔術研究から800年後、ついに時代は動き出す。

これより先は更新が不定期になります。

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