ガラスで出来たビー玉
ガラスは液体です。電流は常に逆走してます。箱の中の猫は半分生きてて半分死んでます。ガラスで出来たビー玉は無重力下では星となりうると言うことなのです。
この世界は戯言で構築されてます。それはまさに形の合わないパズルピースを意図で縫って繋げる事と似ている。現実は小説より既なんですとでも言いたいんだ。見たことのある情景で満たされて居たいんです。
人は言います、世界とはこのように出来ていると。その言葉が、まるで世界がそうであるように合わせていきます。また、違う人が言うのならそのように世界が合わせていくんです。言葉が世界そのものであるように合わせてしまって、では、世界とはなんだ。
言葉という型に嵌っていく世界とは、液体なんだろうか、人は液体であって欲しいんだろうか。だとすれば、世界とは液体なんだろう。落ちてしまったら砕けて消えるビー玉なのだろう。
戯想しましょう、そうしましょう。都合よく面白おかしく
石は笑うでしょう。液体なんかじゃないって、砕けて消えてしまったりしないって、砕かれてしまうのは現実だけなんです。意図なんか関係なくって、ただ、そうあるものは、そうあるだけなんです。
そんな事は嫌かい。それなら、戯想しましょう。悪戯に想像して遊びましょう。遊戯に創造して撃ち合ってくれ。誰か居ないと成立しない現実なんていらないよ。
机のふちから落ちそうなビー玉程にも価値なんて無いな