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悪意のある普遍的な思想

ガラスで出来たビー玉

作者: レー・NULL

 ガラスは液体です。電流は常に逆走してます。箱の中の猫は半分生きてて半分死んでます。ガラスで出来たビー玉は無重力下では星となりうると言うことなのです。


 この世界は戯言で構築されてます。それはまさに形の合わないパズルピースを意図で縫って繋げる事と似ている。現実は小説より既なんですとでも言いたいんだ。見たことのある情景で満たされて居たいんです。


 人は言います、世界とはこのように出来ていると。その言葉が、まるで世界がそうであるように合わせていきます。また、違う人が言うのならそのように世界が合わせていくんです。言葉が世界そのものであるように合わせてしまって、では、世界とはなんだ。

 言葉という型に嵌っていく世界とは、液体なんだろうか、人は液体であって欲しいんだろうか。だとすれば、世界とは液体なんだろう。落ちてしまったら砕けて消えるビー玉なのだろう。


 戯想しましょう、そうしましょう。都合よく面白おかしく


 石は笑うでしょう。液体なんかじゃないって、砕けて消えてしまったりしないって、砕かれてしまうのは現実だけなんです。意図なんか関係なくって、ただ、そうあるものは、そうあるだけなんです。


 そんな事は嫌かい。それなら、戯想しましょう。悪戯に想像して遊びましょう。遊戯に創造して撃ち合ってくれ。誰か居ないと成立しない現実なんていらないよ。



 机のふちから落ちそうなビー玉程にも価値なんて無いな

 

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― 新着の感想 ―
[一言] 詩でしょうか。 私は詩集を全く読んで来ていませんが、ビー玉を読んで心が動かされると言ったものがあります。 私は感情を描く事を小説では重点を置いていますが、ビー玉には私とは違う思想、論理、倫理…
2017/02/20 22:50 退会済み
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