終焉
私が小説家になろうを知ったのはもう5年ほど前になります
FF14をやっていたときの公式ブログロードストーンに日記を投稿していたときの友人に「ログ・ホライズン」を紹介されこのサイトをしり、さらに「ソードアートオンライン」なる作品も知ることができました
その友人はキャラ名にも使うぐらいだからよっぽどリスペクトしておられたのでしょう
現在はジャンル別ランキングにものるほどの作家になっているから才能もあったんだろうとおもいます
不思議と読ませる文章を書く人であり、その主義主張は一貫して正義をテーマにするものであった気がします
さて本題に入りますが、まず私の自分ルールをご説明します
それは、他人の感想欄に否定的なものを書かないということ
さらにいえば、作品もしくは作家に対して悪意あるコメントがあってもそれに対してコメントすることなく炎上させないというものです
自分の作品の感想欄で読者同士が喧嘩している姿を見て喜ぶ書き手はいないだろうし、そういう連中には作者さん自身がどのように対応するのか見守るのがファンの姿ではないかと思うからです
ただ、何も言わずにはいられないのが私の性格なんです
友人の掲載中止の活動報告を見てまず思ったのは、コレってそこまで大げさな話だったか?という疑問でした
それは某忍者漫画が優れた血統の持ち主が英雄になるというお話だという結論に至った努力一本でやってきた主人公が哀しみ、虚しさのあまり単行本をすべて捨てるという行動を起こすシーン
たしかに有名どころの漫画や小説のキャラクターを引用して登場させて自分の小説のキャラクターに据えるという手法をとっている作家さんはおられるし
また、そういう漫画や小説を世界観に取り入れてる人もいるいわゆる2次創作といわれるものがそれにあたるでしょう
ただファンタジーものは指輪物語をベースに世界観の構築がされているといわれているのでそれはお約束の部分でそこに突っ込みを入れるというのは無粋であり、
あまりにも有名になりすぎた作品はそれこそ文学、SF、ファンタジーのすべてのジャンルの財産として血肉になっていくことは必然であるし、それは作家にとって誇りとなるのではないかと思います
とにかくその物語の中の主人公は某忍者漫画を読んでそう感じたままに行動を起こした
さて、ここのどこに問題があるのか私にはサッパリわからなかったのです
ただ、読み返せばすごく極端な性格をしている主人公なんだろうなという印象を受けるオリジナリティのある表現だなぁと思う程度でした、惜しむらくは燃やせばよかったんじゃない?と思ったり、主人公の異常性とか狂気を描く表現なら切り刻むでもいいんじゃないかな?
それくらいやってくれれば逆に某忍者漫画に対する冒涜だ!という感想欄のコメントも納得のいくものになったはずでしょう
捨てたという表現が某忍者漫画を貶めることに繋がるとはそこまで私の感覚からいえば感じませんでしたがそれは受け取り方というものでしょうか
で、もうひとつは実況プレイ動画配信についてですか、そもそもこれはプレイヤー間で解決する話ではないし、違法動画は刑事罰になりかねない部分も含んでいますからね
運営に通報して終わりが現実でしょう、これをお話として面白く仕上げているところはすばらしいと思います
ですがこのゲーム内の動画を録画するという行為を行う実況者という存在が合法であり、それに対して配慮をするべきであるという意見が存在することに驚きを禁じえないというのが率直な感想ですね
規約違反になりかねない行為をしているひとを擁護するようなことをする必要はないでしょう、現代のネットゲームが抱える諸問題を提議していると考えるのが普通なのではないかと感じました
これで終わるのかと思いきやまったく別の人が絡んできました
素直に受け取れないのは狭量であるとかなんとか上から目線の指導者気取りです
何でここで無関係な人が他人のコメントに対して感想を返しているのか不思議でしょうがないのです
作品に対する感想を作者に宛てて書く場所でしょうに、そんなに書きたいなら直接メッセージで送ればいいんじゃないんですかね?
それでも丁寧なお返事をなさっていたようだけど、それに対してまた別の人が絡んできていましたね、もうこうなるとひとりでアカウント3~4個もって別人設定でやってるんじゃないかと思うくらいです
結局なんだったんでしょう、作品とは無関係なところで批判を受け入れられない作者が狭量なのは人間として駄目なところだから大人な対応を教えてあげますと言われたのに対してなに言ってるんだ?と言い合っているということでしょうか・・・
そもそも作家って変人で常識が通用しないというのが通説じゃなかったんですか
いい作品っていうのは作家の性格や品性とは無関係です、お客様意識が肥大化して作者に対するリスペクトがなくなってしまえばそれはただのクレーマーです
私は別に信者じゃないのでむやみやたらに妄信してはいないので是々非々で判断しますが、ずいぶん穿った見方をされるなぁという感想です。
もし、読んだ上で自分もそう感じたならばそう書けばいいのに、なぜ狭量であることを責めたのか、そしてその後も繰り返し嫌がらせのコメントが続きました
しかも荒れたのは批判を素直に受け取らなかった作者のせいだ、大人の対応をしなかったのが悪いという責任転嫁です
もはや一体なにと戦っておられるのでしょうか、自分の意見を聞き入れてもらえなかったからといって相手の狭量さを責めるその狭量さが信じられません
確かに作家である以上はどのような批判が来ても都合の耳触りのよいものだけということはないでしょうがそれにも限度があるでしょう、それを判断するのは作家の裁量であってどのような批判でも無条件に受け入れろというのは行きすぎです
残念なことに友人はそれ以降続きを書くことを止めてしまいましたし、感想欄で喧嘩をしてもしかたありませんが、このようなことを運営がいちいち規制するとも思えません
作家という存在をリスペクトし、見守る形で読者はあるべきではないでしょうか、ここ2週間の出来事ではありますが余りに悲しいことでしたので友人への応援のつもりで書かせていただきました
お読みいただきありがとうございました