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再び的な3死目

開いて頂き感謝感激です。



 ココンコッココンコン、コン♪


 退院の日、俺が入院服から着替えているときに扉が某赤い作業着を着たひげおじさんのBGM的なノックをされた。

「どっぞ~」

「意外と元気そうだな、綾人」

「検査入院だぜ、当たり前だろ」

「それもそうだな」

 苦笑いをしているのは俺の親友、八神 千尋だ。

 今日は学校がある日のはずなんだが、どうしたんだろう?

「親友の退院日だぜ?当たり前だろ」

 くっそ、なんて良い奴なんだ。

 どこぞのラブコメ主人公的な能力さえ持ってなかったら、もっとよかったのに……。

 荷物をカバンに詰め込む。

「行こうぜ」

「おうよ、退院祝いにハンバーガーおごってやるよ」

「よっ、千尋太っ腹!」

 出口まで歩いていく。

「綾人、親はどうしたんだよ?」

「心配ないからって仕事に行ってもらったよ」

「親孝行なのか親不幸なのか」

「どっちなんだろうなぁ?」

 受付の看護士さんに挨拶をして自動ドアを抜けた。

「いやぁ、久しぶりの外の空気はいいなぁ」

「これからまた毎日吸うんだから珍しい体験だったと思えば良いさ」

 千尋が背中を思いっきりたたく。

 バランスを崩して数歩前に動いた。

「痛ってえな、なにすぶろう!!?」

 救急車に轢かれました。

「綾人!!!!」

 駆け寄ってくる千尋が見えたところで意識が途絶えた。





 目を開けると真っ白な空間に立っていた。

「またか」

 次は容赦なく刈り取られるんじゃないかと思い、辺りを見回した。

 するとすぐに死神を見つけることができた。

「警戒して損した・・・」

 この死神ベッドで熟睡してやがった。丁寧に黒に白の水玉模様の付いたパジャマ、同じ模様のナイトキャップ、そして鼻提灯。

 真っ白な空間にベッドがあるのって違和感ありすぎて見つけやすかったわ。

 あたりを見回すと、この前のちゃぶ台や食器棚、家電類なんかいっぱいある。

 あれ、さっきはこんなの見えなかったぞ?

 よく見てみると、真っ白な空間の中にさらに真っ白な空間があった。普通のドアぐらいの入り口がある感じだ。

 周りを物色しビニール紐を見つけ出した。

 そのビニール紐で寝ている死神を縛り、枕元にある鎌を担いで、死神を起こす。

「おい、こら、起きろ」

「後、気分」

「どこぞの現代怪異が出てくる小説の吸血鬼みたいなこと言うな!」

「ふへっ、綾人さん!?何で・・・ってまた縛られてる!?」

 あたふたとしている死神の首に鎌を突きつけて、

「生き返らせろ」

 短く言い切る。

 青ざめながら首を縦に振るので、紐を解く。

「いたいけな少女の寝室に無断で入るなんてひどいじゃないですか」

「寝てるお前が悪いんじゃないか?」

「こんなに早く死ぬなんて誰が予想するんですか!」

「それもそうだな」

 俺もこんなになると思わなかったし。

「ひどいです、ひどいです、ひどいです・・・」

 ぶつぶつと言っている死神を尻目に紐を解くのに専念する。

「俺に襲われなかっただけましと思え、っと、解けたぞ」

「わかりました、また会いましょう」

「俺は会いたくないけどな」

「人はいつか死ぬものですから」

 俺の周りに光が集まる。

「それもそうだな」

 次の瞬間ピカッと光った。

こんな感じで毎回綾人君が死にます。

おんなじ死に方はいやなので、ストックが切れないうちに綾人君の死に方募集します。


感想や評価、誤字脱字の報告など待ってます。

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