詩 後になってから延々と、自覚する前に泣きたくなるんだ
「どうして取り返しのつかない事って起こるんだろうね」
「こんな悲劇、苦しいばかりなのに」
たいせつなもの
おきざりにしてしまった
こうかいしている
でも とりもどせないから
きもち
つのっていくばかり
時間が過ぎ去ってから
後の事を振り返ると
もっとうまくできたとばかり思ってしまう
きっとそんな風に上を見たら
キリなんてないだろうに
なきたくなるよ
ときどき むしょうに
りゆうもわからず なみだをこぼして
おもいっきり わめいてから
あとになって そのりゆうがおいついてくるんだ
「人に痛みをもたらすもの、悲しみをもたらすもの」
「何で世の中には、こんなものがたくさん存在しているんだろう」