表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/171

西旅023.朝餉の時間、此処に極まりっ!

「んっ、んんっ…朝か…」

船室へと設けられた嵌め込み式である小さな窓より差し込む日の光で目が覚める。

うん、良い朝だ。


今朝早くに一度起きて暗闇の中での型稽古などを終えている。

いやな、狭いこの部屋で行うつもりだったんだが、折角、鍛練室があるってことでアチラでね。


一応は見張りの船員が居たんだが、爺さんから貰った許可証を見せたらスンナリとな。

鍛練室内には監視カメラがあるからさ、態と照明を落とした後で龍覇術で造り出した闇に紛れての鍛練ってな。


一応は鍛錬用の衣服へと着替えてからの鍛練を。

キッチリ汗ビシャになったからさ、龍覇術で乾かしてからシャワーをな。


いやなね乾かしても塩吹いた感じになってからさ、洗わんと駄目なんよ。

だから鍛錬用の衣服は複数用意してんぜ。

ってもさ、亜空間に大半を放り込んでっけどな。


そんな訳でさ、恒例の早朝鍛練を終えた後で二度寝をさ。

う~ん、休日の特権っかさ、シュパングを離れたからこそ出来る贅沢さね。

えっ?シュパングでもすれば良いってか?無理じゃんね。


いやなぁ、意味が分からんって…あんなぁ、シュパングには爺ちゃんが居るんだぜぇ。

俺が二度寝なんどしたら直ぐに感知されるってばよぉ。

それで何が起こるか分るよな、そぉ~ぅ、折檻だよ、折檻っ!理不尽過ぎんだろーがよっ!


だからさ、生まれて初めての二度寝ってヤツなんだよ。

いやぁ~、二度寝って初めてしたけどさ、素晴らしいものだったんだなぁ~、癖になりそうだぜっ。

ま、シュパングで遣ったら地獄を見るけどさ。


起きてから身支度を整えてから部屋から出る。

その際にな、荷物は全て持って出ることにな。


朝食はバイキング形式でな、カードキーを提示した後は自由に食べれるそうな。

爺さん達の朝食に誘われたんだけどな、内容を聞いたら量的にねぇ。


ったらさ、バイキングを堪能した後で来れば良いってさ。

いやな、爺さん達の朝食って8時近いらしいんだよ。

これは休暇時での時間らしいんだがな。


そしてな、バイキングが始まるのは6時半。

つまりはだ、鱈腹食った後でお邪魔しても十分に間に合うってね。


っうことでさ、大食堂へとGo!


う~んっ、まだ完全に準備が整った訳ではないみたいだけどさ、一応は食べれるようだな。

スクランブルエッグにオムレツに目玉焼きって言う卵料理。

ハム、ソーセージ、チキンフライに…ステーキ!?朝からステーキかよっ!

これは…突撃じゃぁぁぁっ!


フレッシュサラダにポテトサラダやマカロニサラダなどなど。

スープも数種類だな。

意外とオリーブが美味い。


パンも複数種類が用意されてんぞ。

フルーツやケーキなんかもあるな。


いや、何を於いても肉っしょ!って思ってた時もありました。

けどさぁ…

「んじぁっ、これぇっ!」思わずな。


いやな、野菜が美味いんだよ、別物よ、別物。

これ食ったらさ、シュパング産の野菜なんて気の抜けたサイダーさね。

通り掛かったウェイターを捕まえて聞いたらさ。


「今朝方に航路途中の契約農家から入荷した品ですから。

 それように小型飛空挺で仕入れてますからねぇ。


 あ、卵も、今朝の産みたてですし、ミルクも絞りたてですよ。

 実は、朝食バイキングの食材が一番なんです。

 皆さん知らずに残されたら、俺達の朝食でしてね。


 秘かに楽しみにしてたりするんですよ」って笑顔でね。


マジかぁぁぁっ!

卵なんて珍しくねぇってスルーしてたよ、俺ぇぇっ!いざ、突撃じゃぁぁっ!

卵料理もだが、チーズも旨しっ!だがミルクが濃厚で素晴らしいんさ。

そしてな、作りたてっうバターがぁ、バターがぁぁぁっ!


「んじぁっ!こりぁぁぁっ!」どっかの刑事が死ぬ直前セリフのような言葉を思わずな。

ミルキーで仄かな甘味、サラッと溶ける口溶け間はジェラートの如し。


昔、昔にグルメな漫画があったそうな。

その漫画にてバターは刺身と同じと曰うシーンがね。

出来立てバターは別物との。


うん、それかな、これ…今迄さぁ俺って…バターの残骸を食ってたって実感したよ、うん。

この感動は伝わるまい。

幾ら言葉にしても伝えたい内容から遠ざかるとしか思えないんだよなぁ~


フレッシュな絞りたて牛乳から即座に造ったフレッシュバターのコンボにノックアウトっす。


トマトジュースやフルーツジュースも旨過ぎっ!

食い荒らす勢いで食っちまったけど、そろそろ時間だね、名残惜しや、バイキング君。

爺さんとこの朝食を御呼ばれんなってなかったらなぁ~


まぁ、アチラは量が少ないそうだけど…コチラより絶品に違いない。

いや、此処の料理より絶品って…俺、溶けてしまいそうっす、じゅるり。


そしてね、爺さんたちの部屋へ行って御呼ばれした訳で…

うん、もうね、何も言うまい。

言えば美味さが逃げて行くし、伝えられるとは到底思えない。


ただな…速報、龍秀は見た!ハイソサエティたる絶品モーニングたる桃源郷をっ!ってな。

まさに、まさにぃ~、天国、極楽でやんした。


爺さんトコの朝食も頂いてさ、後は爺さん達と一緒にな。

下船時の手続きや入国審査も同行させて貰えることに。

待ち時間なしって…どゆこと?


まぁ、一緒にシュランプへ入国してさ、そのままマリュセイナ観光へGoってね。

それを聞いたシェーラちゃんがさぁ、はしゃいじゃって…うん、かわゆす♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ