プロローグ
本作品はこのページからです。
「あれ、俺寝ちゃってたのか?」
「やばいなぁ、仕事が溜まりに溜まってえらい事になってるのに•••」
「ん?でもおかしいな俺の職場こんなに明るかったっけ」
自分の感覚では、てっぺんも周り徹夜覚悟で仕事をしていたつもりだった、でも周りはとても明るい、湊は疑問に思い眠い目を擦り周りを見回してみた。
「ん?ここどこだ?」
見慣れない景色、というかデスクで寝落ちしたと思ってたが、自分はふかふかのベッドで寝てるそして、鼻の奥をくすぐるようなとてもほんわかとした匂い、この匂いに似た香りを湊は学生の頃に嗅いだ事があった
それは、女の子がお風呂に入った後のような何とも男心くすぐるような匂い、湊はここ3年ほどは仕事漬けで会社以外で女性と関わることなど無い生活を送っていた。
その久しぶりに感じた心地の良い香りに酔いしれていると、
不意に誰かに話し掛けられた気がした
「目を覚まされた様ですね。」
と可愛く透き通るような声で話し掛けられた。
湊は、知らない場所 知らないベッドにいる事で混乱していたが、その声のする方へ顔を向けた。
「ん、」
「•••••••••••••••」
振り返るとそこには超絶可愛い美少女がとても良い微笑みを浮かべながらこちらをじっと見つめていた。
声を掛けてくれただろう彼女に、
「か、か、可愛い!」
と、湊は心の声を漏らしてしまった。
すると彼女は、
「か、可愛いなんてそんなこと無いですよぉ〜」
とそれまた可愛い声でそう言った。
湊はこんなに可愛い子に出会えたことで、自分が訳も分からないまま気付いたらまったく知らない場所にいたが、そんな事はどうでも良くなるくらい、幸せな気分になった。
微妙な所ですが今回はここまで、明日にでも続きを更新しまーす。