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バクマン全巻買ってきた

 書籍化をちょびっとだけ本気で目指そうと思って、勉強用にジャンプコミックスの『バクマン。』を全巻買ってきた。

 当時なんとなく流し読みはしていたけれど、今あらためて読めば新しい発見があるに違いないと思ったし、それは今後もありうると思ったからだ。


 まあ出てくる出てくる。

 そして作品としても面白いから、読むのが全然苦じゃないのも素晴らしい。


 何故、小説家を目指してバクマンなのか、と言えば、ライトノベルの読者層が、週刊少年ジャンプなどの少年漫画の読者層と大きく被っていると思うからだ。

 純文学とライトノベルの距離よりは、少年漫画とライトノベルの距離の方が、何倍も近いと思う。


 小説の書き方に関する本も何冊か読んだことはあって、それは意外と染み付いていて、そこが今「いいね!」と言われる原因になっている気はする。

 ただ、小説作法とか筆力とか、そういうものは必要だけど、それだけでは勝てないのがライトノベルという世界だと思う。


 どういう作品が『面白い』と評価されるのか、そのイメージを身に付けるには、少年漫画というのは実に洗練されているし、参考になると思っている。


 で、今4巻を読み終えたところなんだけど……


 あかん、増長していた自惚れを、半分ぐらいごっそり持って行かれた。

 こんなレベルでやっている連中に、太刀打ちできるわけがないって思ってしまう。


 ただ、何となく思うのだけど、ライトノベル作品って、書籍化されているものでも、エンタテイメントとしてまったく当たり前のレベルのことができていない作品が、かなり多い気がする。

 週刊少年ジャンプに掲載する作品であれば、スタート地点にも立てないような作品が、出版されているレベルでも結構多い印象。


 それをわざとやっているのか、意外とそうでもないのか。


 しかし思うのは、作者ってのは、多少実力以上の自惚れを持っているぐらいのほうが、行動力に繋がっていいんじゃないかということ。

 審査する側は大変になるけど、行動しなければ見込みはゼロなんだし、リスクだってほぼ時間の消費だけだ。


 だから少し、自惚れたままでいようかと思う。


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