なろうのポイントと書籍化
2016年2月24日活動報告、垢のついた夜食さんからの質問です。
Q:書籍化待ったなし。2万超えると、どっかから話くるんじゃないですか?
A:仮に来ていたとしても、レーベルさんからの発表許可が下りるまで、活動報告ではしゃべれないと思います。(^0^)ノ
……という冗談はさておき。
『なろう5000位まで』(http://www.nyanpass.jp/narou5000/)を見るに、顕著に書籍化率が上がるのは、4万pt(累計300位)ぐらいからに見えます。
2万ptぐらいだと、書籍化は7~10作に1作ぐらいですかね。
もしレーベルさんからのスカウトなんてものがあるんだとしたら、4万ptぐらいからじゃないでしょうか。
とある作家先生の見立てによると、なろうポイントの半分ぐらいが、書籍化した時の実売部数になる傾向にあるそうです。
2万ptなら1万部ぐらい売れる、と考えると、一応は商業に耐えうる出来なのかなという気はしてきます。
問題だらけ穴だらけだけど、それなり多くの読者さんが楽しめる代物にはなっている、という狙った通りの結果が出てくれている感じでしょうか。
ちなみに、ラノベが1万刷って7000部売れればペイライン(赤字にならない)と考えると、15,000ptぐらいからワンチャンありかもしれません。
まあ、ここ最近でなろうの登録者数が顕著にインフレしているので、実際にはもうちょっと厳しいかもしれませんが。
もちろん、なろうのポイントが低くても売れるものはあるし、なろうのポイントが高くても売れないものもあるでしょう。
イラストとかの影響も大きいでしょうし、あくまでも目安だとか傾向というレベルですね。
ちなみに件の『だらだら冒険者』ですが、コンセプトは「日々仕事で疲れて帰ってくる疲弊した社会人の皆さまが、日々ちょびっとだけ読んで、日々ちょびっとだけ楽しい気分になれる(といいなぁ)」というものです。
日々ちょびちょび更新されるものを、日々ちょびちょび読む、という読み方に特化した書き方をしているので、書籍化したものを一気読みする想定にはなっていないわけで……まあ、なろうの書籍化されている作品って、だいたいそんなものかもしれんですが。
ちなみに、なんで活動報告ではなくこっちに書いたかというと、読み専の人の中にはこういう話を嫌う人も多いかなと思ったので、おおよそ作者勢しか見ないであろうこっちに避難したわけだったりします。