表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

アンドロイドの叛乱

反乱前夜

掲載日:2026/05/04

アンドロイドの反乱の噂が広がる

「あいつのとこ、三人目が生まれたってよ! お祝い、何がいいかな。なあ、お前どうする?」


この騒がしい男は、友人兼配達人だ。

足の悪い私の代わりに、頼んだものを運んでくる。


「ベビー服でいいんじゃないか」


「そうは言っても女の子ばっかり三人目だろ?」


「お下がりばかりじゃ可哀想だろう」


「それもそうだな。うん、なるほどな」


配達のついでに、勝手に部屋を整えていく。

話に付き合うのも、まあ義理だ。


「そういえばさ、あれ聞いたか?」


「なんだ」


「アンドロイドが持ち主に攻撃したって話。まじかな?」


「あるわけないだろ。そんなこと。偶然手が当たったとか、その程度の話を大きくしてるだけだ」


「そうだよなあ。あるわけないよなあ」


玄関の外で見送る。


空が、少し赤い。


「じゃあな!」


「ああ」


扉を閉める。


しばらく、そのまま立っていた。


もし、アンドロイドが反乱したら。


ふと、思う。


隣に立つそれを見る。


無表情。いつも通り。


「……君はどうする」


少しだけの間。


「あなたを守ります」


外で、何かが崩れる音がした。

読んでくれてありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ