賢い悪い普通の悟空⇆Another悟空
タイトルは気にしないでね。
【賢い悟空】
礼儀正しい?悟空、修行好き
【悪い悟空】
何かが少し悪い悟空、騙されやすい
【普通の悟空】
少し普通の悟空、ある使命を…
【賢い悟空編】
斉天大聖孫悟空「私は斉天大聖孫悟空です宜しくお願いします、それと私の相棒紹介します、まずは空を飛ぶ雲、觔斗雲ー!」
觔斗雲の形をした台車を押す黒子参上!
悟空「よく来てくれた觔斗雲!それと私のもう一つの相棒、如意棒です!」
腰だめに如意棒を構え
悟空「少し派手にみえる棒ですが実はコレ、伸びろ如意棒!伸びる棒です!」
如意棒の先を伸ばす黒子参上!
悟空「どうですか!素晴らしい相棒でしょう!、では私は日課の散歩に出かけます、觔斗雲乗せてくれ」
觔斗雲を押す黒子、台車に悟空が乗ったのを確認
悟空「いくぞ觔斗雲!……む!なんだあれは!このままではぶつかってしまう、伸びろ如意棒!」
走りだす觔斗雲台車の前に突如巨大な手が…悟空の咄嗟の判断により伸びた如意棒が巨大な手を突き飛ばす、正確には如意棒の先を持つ黒子に蹴り跳ばされる
謎の手「ぎゃー痛いー!」
悟空「手から声が聴こえる?言葉を話す手とは面妖な…気を抜くなよ、觔斗雲!如意棒!」
悟空の問いかけに応じる雰囲気の黒子たち
謎の手「いきなり何をするのですか悟空よ!」
悟空「む!謎の手から私の名を呼ばれるとは、この謎の手はいったい?私は斉天大聖孫悟空です!あなたは?」
謎の手「私は訳あって名乗る事が出来ません、好きなように呼びなさい」
悟空「分かりました、それで何故私の目の前に突如現れたのですか?私でなければ大事故でしたよ?その辺をご理解していますか?」
腰だめに如意棒を構え警戒する悟空と空中演技する可能性がある悟空を補助する為の黒子参上!
謎の手「それは、あなたが止まればいいだけの事です、私は悪くありません」
悟空「なんと!自身の否を認め無いとは…ふぅあなたは自分勝手な手ですね?」
自身の頭に片手を置き左右に首を振るい嘆く悟空と謎の手の言い草に呆れた雰囲気をだす黒子たち
謎の手「それ以上の侮辱は許しませんよ?……んっん、悟空よ、あなたは世界の果まで行けますか?」
悟空「この世に世界の果などありません、ですから行くことは出来ません、以上です!」
謎の手「何という事でしょう、あなたは賢い悟空なのですね?どうやら悟空違いのようです、ごめんなさい」
悟空「その謝罪受け取ります、それで違う悟空とはいったいどういう事でしょうか?」
謎の手「はい、何でも自分はとある山の王だと名乗り空を飛ぶ雲に乗り不思議な棒を操る石から生まれたサルだと」
悟空「ふむ、空を飛ぶ雲に不思議な棒ですか?似ていますが違いますね、私の相棒、空を自由自在に飛びまわるその名は觔斗雲!、そして少し派手な見た目だけど変幻自在の摩訶不思議な棒、その名は如意棒!、そしてとある山にて修行した結果!仙人として生まれ変わった斉天大聖孫悟空と相棒です!?」
悟空の口上に気を良くした觔斗雲と如意棒の黒子たち
謎の手「その山に奇妙なサルはいませんでしたか悟空よ」
悟空「サルはいませんね、豚と河童はいましたが」
謎の手「それでは卵のような岩は見かけましたか?」
悟空「卵のような岩?……あっ!もしや私が修行中に粉々に砕いた岩の事ですか?」
謎の手「それです!その岩こそが…?砕いた?」
悟空「ええ、粉々に砕きましたが、駄目でしたか?」
謎の手「駄目では、ないのです…本来であればそのサルが暴れて悪さをするのを懲らしめ、とある岩に封印をするのが私の役目なのです」
悟空「それでは、私はあなたの仕事を奪ってしまったのでは?」
謎の手「いえ、それは構いません、ですがその後に私の使いがそのサルをお供にして修行の旅に出る……予定を組んでいたのですが今、無駄になりました」
悟空「修行ですか!何の修行ですか!教えて下さい、さあ、さあ早く!」
謎の手「落ち着きなさい悟空よ!修行するのはあなたではありません、私の使いです」
悟空「そんな、私にも修行をさせて下さい、そうだ!私がお供をしますからお願いします」
謎の手「あなたは既に仙人ですよ?修行する必要は無いでしょう?」
悟空「いえ何事も精進です」
謎の手「…分かりました、あなたに使いを紹介しましょう…チンイ法師」
チンイ「はっお呼びしょうか」
謎の手「チンイ法師あなたは今から歩いて修行の旅に出なさい、目的地は天竺です、それとお供に…」
悟空「私の名は斉天大聖孫悟空です!チンイ法師一緒に精進しましょう!」
チンイ「おお、私の名はチンイと申します斉天大聖孫悟空殿、ともに精進しましょう!」
謎の手「ではスタート地点に運びます二人とも私の手に乗りなさい」
こうして悟空とチンイ法師は天竺を目指すのであった、+黒子たちも……。完
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【悪い悟空編】
斉天大聖孫悟空「俺様は東勝神州 傲来国は花果山の生まれ 水簾洞洞天の主 美猴王 齊天大聖 孫悟空だ!……さぁ!俺より強い奴はどこだ!出て来やがれ!」
謎の手「うるさいですよ悟空!近所迷惑ですヤメなさい!」
悟空「なんだあんた変わった……手か?ほ〜世の中には変わった人もいるもんだ、いいぜ死合しようぜ!如意棒!さあ、どっからでもかかってきな!?」
謎の手を相手に如意棒を取り出し構える悟空
謎の手「待ちなさい!何を勘違いしているのですあなたは、私は戦いに来たのではありません」
悟空「あ〜?いや、強い奴はどこだ!出て来やがれ!、であんたが出て来たんだろ?だから死合だろ?俺様は間違ってはいねえ筈だが?」
謎の手「いや、出ては来ましたが、違いますからあなたにやって貰いたい事があるのです」
悟空「なんだよそれ、期待した俺様の損じゃねぇか、あ〜あ、つまんねぇな〜誰がさんのせいでつまんねぇな〜やる気スイッチ入らね〜な」
謎の手を見ながら肩を落としふてくされる演技する悟空
謎の手「…分かりました、少し相手をしましょうその代わり私の聞いてもらいますよ」
悟空「内容次第だけど、いいぜ!…よし、伸びろ如意棒!……」
先ほどまでとは打って変わり、やる気を出した悟空は謎の手に如意棒を伸ばしグリグリするグリグリするグリグリ
謎の手「ヤメなさい!無言でグリグリするのはヤメなさ…」
無言でグリグリする悟空を謎の手が一喝しようとしたその時!
悟空「隙きあり、オラー!?」
悟空はグリグリしていた如意棒を謎の手の小指を…打つ
謎の手「…っうう、悟空?悟空…あなたは私に恨みでもあるのですか?小指を打つなんて、そんな非道、許しませんよ?」
悟空「戦いに綺麗も汚えーもねぇんだよ!、と言いてぇがあんたの頼みを聞くんだこれくらい別にいいだろ?」
小指を打った事にたいして悪びれた様子もなく話題をすり替えるようとする悟空
謎の手「…ふぅまぁ今回はいいでしょう、私が頼みたい事は、悟空あなたは世界の果てに行けますか?」
悟空「ん〜?世界の果てだぁ?そんなもん行ったねぇな…でも、まぁ少し興味はあるな…よし觔斗雲!?じゃ、世界の果てあの太陽まで行ってくるぜ!?」
觔斗雲を呼び出し空高く登って行く悟空は…太陽を目指す
謎の手「待ちなさい悟空!その果ては違います、戻りなさい悟空!?」
悟空「あ?なんだ少し寒いか?それに頭も痛えな?なんだ…めが……」
普段飛んでいる成層圏を抜け中層圏に突入した悟空は更に上空を目指すが、追ってきた謎の手に…
謎の手「待ちなさい!ハッ!?ふぅ危ないところでした」
悟空「……あ?……?」
捕まった悟空は意識が混濁しているようだ
謎の手「いいですか?悟空、人は空気がなければ生きていけません、これより上は人が生身で昇れないのです、それに私の話を最後まで聴きなさい」
悟空「ん〜まだ頭がボヤケているがなんとなく分かった、つまり今はまだあの太陽までいけねぇだな?」
謎の手「ちが、いや合ってますけど私が頼んだのは地表面の果てなのですよ?」
悟空「なんだ、それならそうと言ってくれよ?」
謎の手「くっ…そうですね、では改めて地表面の果てまで行って下さい」
悟空「ぅんじゃ!行ってくるぜ!」
再び觔斗雲で飛び去る悟空…どうやら今度は地表面を見ながら世界の果を目指すようだ……暫くして觔斗雲で飛行中の悟空は不自然な場所に立つ巨人を視界に捉え、ある程度近づいてから話しかける事にした悟空
悟空「何でこんな所で立っているんだあんたは?」
謎の巨人「……」
悟空「…伸びろ如意棒」
悟空の問いかけに応えない巨人に少しイラッとした悟空は如意棒を伸ばしグリグリするグリグリグリグリ
謎の巨人「……ヤメなさい悟空!」
悟空「なんだ、あんたかよ」
謎の巨人「よくぞ私だと見破りましたね悟空、試験は合格です」
悟空「いや、何の試験だよ」
謎の巨人「合格です、悟空あなたには私の使いと修行の旅に出てもらいます」
悟空「いきなりだな、なんで俺様なんだ?理由でもあるのか?」
謎の巨人「あなたは自身に起こりうる事を先に知りたいですか?」
悟空「…いや、知りたくねぇな、ところで何だ?その使いは強いのか弱いのか」
謎の巨人「弱いです、しかもあなた達の前に立ち塞がる敵は悟空あなたより強い力を持っています」
悟空「ほう〜つまり枷がある状態で強い奴と戦えるか…いいねぇ面白い!その話乗った!それで、その使いは何処にいるんだ?」
謎の巨人「まだ生まれていません」
悟空「はっ?なんだそれ、どういう事だ?」
謎の巨人「今から先の時、未来に現れます…そこで悟空あなたは苦戦を強いられるでしょう」
悟空「この俺様が苦戦?……はっ上等!いいぜ待ってやる、そいつ等が現れるまでなっ!」
謎の巨人「では、悟空あなたを岩に封印します」
果たして岩に封印された悟空は強敵と死合るのだろうか?それは未来のお話……。 完
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【普通の悟空編】
斉天大聖孫悟空「天上天下唯我独尊、俺の名は悟空!俺の手にあるコイツはどんな相手だろうが一撃で倒す事か出来る!その名は臭う棒!?…そして、軽量コンパクトながら強度もある変速無用の板、その名は蹴り板ー」
臭う棒を霞の構えで見得を切る少年悟空、その足元にはキックスケーター
悟空「よし!今日もこの臭う棒であいつらをタイジしてやる」
謎の人「待ちなさい!あなたそんな物構えて何をする気なの?」
悟空「何って、アイツ等をタイジしてやるだけだけど?なに、あんた不審者?警察呼ぶよ?防犯ブザー鳴らすよ?動画撮影するよ?」
突如現れた不審者?に、絶対にやられたくない三連コンボ決める少年悟空
謎の人「ヤメなさい!私は人に教えを説くものです、不審者ではありません」
悟空「でも、こんな街中そんなコスプレ?を午前中からしている人、見た事無いし…」
何気なく毒を吐く少年悟空
謎の人「あ、あのねこれは私の国の民族衣装なの、だから変な疑いをするのヤメてね?それとその棒を私に向けたままにするのもヤメてね?」
悟空「分かった、けど知らない人と話をしちゃいけないって、言われてるからバイバイ」ノシ
蹴り板で逃走をはかる少年悟空だが…
謎の人「ちょっと待って、お願い話だけでも聞いて」謎の人に進路を塞がれる、少しイラッとした少年悟空は防犯ブザー取り出し謎の人に警告?する
悟空「鳴らすよ?いいの?鳴らしても?ねぇ?」
謎の人「はぁ、分かったからヤメてね悟空クン」
悟空「何で俺の名前を知っているの?」
謎の人「あなた自分で、天上天下唯我独尊、俺の名は悟空って大声で名乗っていたじゃない?、それにその棒で見得を切るしアイツ等をタイジしてやるって言ってる少年を見たら普通気になるでしょう?ねぇ?天上天下唯我独尊の意味も教えて悟空クン?」
少年悟空にやられた借りを返すが如く、オマエも怪しいからな?分かれよ?、とやり返す謎の人
悟空「子供だと思ってバカにするなよ!いいか?天上天下唯我独尊は、天に上も下もない皆も自分も全て平等に尊いって父ちゃんが言ってた、もし自分が偉いって思って使ってる奴がいたら、自分が偉いと思うならもっと賢く成りなさい言葉の意味を知れ検索しろって凄え怖い顔で言ってた…臭う棒は公園のトイレがつまってるから家から持ってきた…悟空は父ちゃんつけた名前だから…」
謎の人「もういいから!ごめんね悟空クン!」
人には触れられたくないモノがある。ここは素直に謝ろう、と謎の人が思ったが少年悟空の手には自分に向けて動画撮影をしようと…
謎の人「待ちなさい許可の無い撮影は駄目!」
悟空「何で?みんなやってるよ?」
謎の人「撮影料請求するけど、払える?私有名だから高いよ?」
悟空「やめます」
注意され素直にヤメる少年悟空、案外まともかもしれない
謎の人「それで、どうして悟空がトイレ詰まりを直すの?」
悟空「トイレの詰まりを直すのは俺の使命だから!この臭う棒1つで、ふん!はっ!ってな感じで詰まりを直すのが気持ちいい…」
架空の便器にラバーカップを差込み スッポン と引き抜く演技をし少し危ない笑みを浮かべる少年悟空、……ギリギリセーフだろうか?
謎の人「そう、既に使命があるのですね?」
悟空「ああ、俺の使命は世界中の詰まりを直す!その為には先ずは公園の便器からだ!」
ラバーカップを掲げ宣言する少年悟空、その瞳はギラギラとまだみぬ世界中の便器に向けられいるのかもしれない
謎の人「分かりました、その使命を全うしなさい悟空、本来であれば駄目なのですが私からも少し手助けをしましょう…さぁ悟空これを受け取りなさい」
悟空「これは…何?」
謎の人「それはポンプ式のラバーカップですどんな凶悪な詰まりも一発です」
悟空「どんな凶悪な詰まりも一発…本当は欲しいけど受け取れない、知らない人に物を貰っちゃいけないから、それに俺の相棒は臭う棒1つ、だから」
悟空の相棒宣言に少しラバーカップが輝いた
謎の人「そう、ですか、ならばその相棒を強化しましょう、ふっ…さぁこれであなたの相棒は、抗菌 防臭 耐久性、加工をしましたこれなら平気でしょう?」
悟空「加工?手をかざしただけで本当に?あれ、臭う棒が臭くない、それに少し柔らかい?」
謎の人「さぁ、行きなさい悟空、公園のトイレの詰まりを直しに」
悟空「なんかよくわからないけど、うん、行ってくるバイバイ」ノシ
忘れられたもう一つの相棒蹴り板に乗り1ケリ!何時もの倍の距離を移動した蹴り板に驚き、まさかこれもと後ろを振り返る少年悟空だが…
悟空「あれ、いない…」
果たして少年悟空は世界中のまだみぬ便器達に出会う事は出来るのであろうか?それは未来の話……。完
天上天下唯我独尊は、色々な説があるので、どれが正しいとは言えません、私その時代生まれてないしね、無理でしょう?。
觔斗雲台車……(≧∇≦)b
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