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徳川への挨拶

一ヶ月ほど経って、、、

通信士と王女の乗る船は日本の瀬戸内海と呼ばれる海を通り、堺というところについた。

着いたとき、日本人がとても集まってきた。

「幼いのによく来たね!船旅につかれたでしょ?!偉いねぇ」などとよくわからない日本語でいろんな人から話しかけられたけれど、日本人は笑って微笑みかけてくれたので、三歳のサランでも歓迎されていることはわかった。

そこから、江戸へむかった。

向かう途中、夜になるといろんな日本人が快く部屋を貸してくれて泊めてくれた。

日本人は本当に優しかった。

江戸につき、幕府の将軍、徳川綱吉と面会した。

「ご挨拶申し上げます。朝鮮の王、粛宗の娘、イサラン。三歳にございます。」と尚宮に必死に覚えさせられたこの日本語の文を一文字一文字思い出しながら、話したサランであった。

「素晴らしい。まだ、三歳だというのき他国の言葉を話せるとは!さすが朝鮮の王女様ですな!

今回は鎖国中でありながらも特別に日本への入国を許可したのですから、たくましく成長していってくださいね。」と徳川。

「はい。せーしせーい(誠心誠意)がんばります。」と徳川が何を話したのかも理解していないが、とりあえず尚宮に言われた通りに話すサラン。

その後、王女の一行は日本を旅することにした。

江戸から鎌倉、鎌倉から、いろんなところをまわり、王女の生活環境に会いそうなところを探した。


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