偽物の王女を日本へ
それから、三年が経ったある日、、、
サファンが寝ている時、サランが王の子ではないとばれてしまい、皆殺しになる夢を見た。サファンはこれは正夢ではないかとおもい、とても恐れた。
そして、どうしたら良いかとても考えた。
その頃、サランは武芸にはまっていて、毎日庭で棒を持って遊んでいた。その光景を見たサファンは思いついたのだった。「サファンを他国の文化や武芸を朝鮮に伝えるため日本に渡らせる」ということを!そうすれば、朝鮮にいることがなくなり、誰かにばれてしまうことがない。
さっそく、サファンは王様に文を書き、送った。
それを読んだ王様は
「これはよい!日本は技術が大変進んおう!今度日本に渡らせる通信士と共に王女も渡らせよう!王女がどんなおなごになって帰ってくるか今から楽しみだ!」とワクワクしながら話す。
そして、その一ヶ月経った昼、、、
「気をつけてくださいね。怪我をしないように。いつかまたこの母の元へ戻ってきてくださいね。」とサファン
「はい、母上様、いってまえいます」と三歳にしてはとても上手な敬語でていねいに話すサラン。
そうして!海を渡り、日本へと旅立った。サファンは寂しかったが、とても安心した。