もやしアレルギー
僕は
もやしが
たべられません
のどが
痛くなるのです
この痛みが
君にはわかっていただけますか。
誰が
さびしがっているの。
雨ばっかり降るこの町で、
数はたくさんあるのに、
何を欲しがってさみしがっているの。
手を叩いて音を生み出せば、
君の孤独はきっと解除される。
ひとりでいることを孤独、というなら、
夜は押しつぶされて死んじゃいますか。
変わらないカレンダーは、
過去が原因で変わることができないんじゃなくて、
変わりたくない目的のために過去をひねり出しているのだと、
君は言いますね。
心理学は難しい。哲学もまた難しい。
でもみんな君が脳内で考えたことでしょう。
心の底だけでかんがえた、
痛む喉と目の前のもやしの関係性について。
どうでもいい。
わかりきっているからどうだっていいんだ。
無関係決め込んで、
知らないふりして食べちゃおう。
短い歌でした、
たった二分ほどで終わってしまいました、
きっと作っている途中に、
君は誰かに殺されてしまったんです、
最後のあの音を作ったのは君ではないのです、
そうきっと君ではない誰かです。
もやしが食べられないと家族がラーメン類食べてるときとかハブられる。