いやはや死にました。
いやはや読みますか。
いやはや、なんとも。
大木に囲まれた、幻想的な森の中で、一人の男が呟く。見渡せども、この場所には木と草と土しかない。
男は考える。
世の中、ままならないなぁと、
彼の名は難友隼人
18歳、フリーのアルバイターだ。
好きな物は小説、漫画、カード、ゲーム、まぁいわゆる普通のヲタクって奴で、
故に知識もまぁ、人並みにはある。
しかし、まぁ、なんというか。
難友は顎に手を当て考える。
今、現在いる場所は日本ではない。
ちなみに地球ですらない。
異世界、まぁそういうトコらしい。
トールキンの小説で出てきそうな、青々とした森が目の前に広がる。写メ撮ったらマジックザギャザリングの土地カードの森として、そのまま使えそうな幻想的な光景だ。
なんて事を考えて、はぁ、とため息を吐く。
ここに来た経緯は、はぶこう。
彼にも、歩いてたら突然、としか言いようがないのだ。
覚えたてのレジ打ちに不安で胸が一杯で、彼はスマホを弄り、周りを良く見てなかった。
その結果がこれである。
歩きスマホは駄目だね、なんて考えて、難友は歩み出す。
目的がある訳ではないが、このまま今の場所にいてもどうしようもなかろう、運が良ければ町とか着くだろう。そう歩いた結果。
運が悪いなぁ、と内心呟く羽目になった。
日が暮れて来たというのに、森は終わらない。
腹も空いて来た、まぁ、普通に死ぬコレと焦って、段々速足になる。そしてついに、木々の終わりを彼が目撃する時、また運が悪いなぁと呟く羽目になった。
目の前には草原が広がる。マジックザギャザリングだったら平地、ドラクエで例えるならスライムとおおがらすが出て来そうな、サッパリとした草原。
そして、目の前にはクラシックカー。
ただでさえ普通の絵面じゃないのに、そのクラシックカーのサイドミラー部分と、屋根の所に顔があり、ニッコリこちらを見ている。
その車には、刀とおぼしき刃物が、バンパーの部分に付いており、こちらを向いている。
クラシックカーは口を開き、
「wa wa wa 忘れものォ〜」
懐かしいネタを。
次の瞬間、難友隼人はしんだ。
^_^、〜ひどくない?
モウロウとする意識の中、彼はそう、呟いた。
いやはや読んでくださいましたか。
なんともありがとうございます。




