あたりまえの存在
学校は2学期がスタート。
部活で学校には、ほぼ毎日のように行っていたので久しぶりな感じは全くしなかった。
マネさんの子とは、ずいぶん仲良くなり、そのおかげで違うクラスの友達も増えました。
特に変わりのない毎日を過ごしていた。
でも、実はマネさんの子から部活おわりに、ちょくちょく相談を受けていました。
「マネージャー私1人は正直キツい」と。
私は必死でとめました。「マネさんの友達が、もし辞めてしまったら、どうしよう…」この事ばかり考えてしまうようになりました。友達の気持ちは考えずに…。マネさんの友達の相談を受けることは毎日のようにありました。
しかし、段々考えが悪い方へとエスカレートしていってしまいました。
「当たり前の存在になってしまっている」友達はそう思ってしまいました。
確かに、部員たちみんなは練習になると集中するので「ありがとう」や「ごめん」などの挨拶を忘れがちになってしまいます。
友達は1回みんながいる時に、思っている事を言いました、「いるのが当たり前のように思わないでほしい」と。
みんなはそれから挨拶に気をつけるようにしていた。でも、3日ぐらい経つと、すっかり前のように戻ってしまいました。
しばらくして、友達は部活を休みがちになってしまいました。
ほんとの事を知ったのは体育祭がおわった次の日だった。