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我が刀で首切る

 我が刀で首切る とは

   自分のおこないで自分自身が苦しむ結果になるという意味……



「さてと…………本当にどうしよう……。村長たちに啖呵たんかを切った手前、これをそのまま特産品ってのもなぁ……」


 何やら頭を悩ませているOYAZIの目の前のテーブルには、複数のベーコンのかたまりが並べてあった。



 ハニーラビット・ベーコン 評価:5

  油の乗ったハニーラビットの肉で作られたベーコン、多少肉が硬いものの風味が良くバランスの取れた一品。

  空腹を350回復 (食べると脂分が口にしつこく残り、胃もたれを起こす。DexとAgnを一定時間低下(低))


 ハニーラビット・ベーコン スパイシー味 評価:5

   油の乗ったハニーラビットの肉で作られたベーコン、多少肉が硬いもののスパイシーな香りが食欲をそそり、スパイスをふんだんに使われている一品。

   空腹を350回復 Atk上昇(微) 火耐性(微)(食べると脂分が口にしつこく残り、胃もたれを起こす。DexとAgnとCriを一定時間低下(低))


 ハニーラビット・ベーコン マイルドハニー味 評価:5

   油の乗ったハニーラビットの肉で作られたベーコン、その肉をハニーラビットの蜜に漬けて多少柔らかく甘い香りが鼻をくすぐりマイルドな味わいに仕上がった一品。

   空腹を350回復 Luk上昇(微)(食べると脂分と甘みが口にしつこく残り、胃もたれを起こす。DexとAgnとMndを一定時間低下(低))



 と、試行錯誤の結果できた物が置いてあるが……その効果はOYAZIが満足するものではなかった。


(うーん、基本的にこのベーコンを丸ごと食べる人はいないと思うから、何かしらの料理の材料として使うなら回復率とかはあまり関係ないし、低下系のバットステータスになる効果も薄まるか、消えてしまうからそこまで考える必要は無いと思うけれど……なんとかしたいよなぁ)


 実際、出来上がったベーコンはハニーラビットの肉を塊のまま使っているので、重さにして大体1k~1.5kくらいの物なのでいくらそのまま食べられてさらに空腹の回復率がイイといっても、1k近いベーコンの塊を食べる人はそうそういないだろう。

 となると、普通はサラダやジャーマンポテト等にちょっと入れたりするなど料理に少量加えるだけなので、この塊に付いた効果なんかは作られた料理にプラスされる事はほとんどありえないと考えていいのだが、俺は少しでもいいものを作りたいと思っているのだ。


 もしもこのベーコンに付いている効果が"中"や"高"等の高い効果を発揮する物ならば、料理に少量使っても"微"や"低"といった微々たる効果でしかないが残る可能性はある。

 そうなればこのベーコンの価値は上がるし、多くの人が買い求めるからこの村の発展にも協力できるのだが…………現実はそれ程甘くは無かった。


 ローズマリーとヒナゲシの2人に他の事を任せれるようになってからリアルで1週間、俺はベーコン作りや燻製商品の事を調べ続けていた。

 会社で前の部署の親しかった同僚に『どうしたんだ。急にアウトドアに目覚めたのか?』と不思議がられるほど専門書から雑誌等々調べたり、友人からその手の事に詳しい人を紹介してもらい色々と教えてもらったのだが、一向に評価5以上になることはなかった。


(効果だったり、補足文は変わってきているし……作れば作るほど美味しいとか、香り豊かとか美味そうな表現の文面に変わっているから、作り方としては基本は間違ってないってことだよなぁ……最初の時のベーコンなんて…………)


  ハニーラビット・ベーコン 評価:5

   ハニーラビットの肉を使った無難なベーコン。味、香り共に極々一般的な一品……ただし普通の物より少し肉質が硬めで老人や子供には食べにくくなっている。

   空腹を350回復 (食べると脂分が非常に口にしつこく残り、かなり胃もたれを起こす。DexとAgnを一定時間低下(中))


(って、感じだったからなぁ……同じ評価でも良くなっているって事は分かるんだが、どうしたもんか……やっぱり多少なりとも普通じゃない方法で作った方がイイのだろうか……?)


 事実、俺は悩んでいた。


 ポーション作りの時は本来ポーションの作り方とは違うお茶や、濃縮還元のジュースの作り方を参考にして使う素材を薬草に置き換えて作った結果が、あんなにも効果が付いたポーションが出来たのだ。

 ならばこのベーコンも同じで、普通のベーコンを作る手順ではなく別のやり方のほうがイイのではないか? と思い始めていた。

 けれど最終的にはベーコン……最悪でも何かしらの保存食って形に完成させなければならない。一応今作っているベーコンはリアルで教えてもらったり、調べた作り方でやっている。


 まず最初に塩をまんべんなく肉に擦り付け、袋に入れたら肉と同じ重さの重石を乗せて冷蔵庫で一晩寝かした後、肉を水で洗い流しフォークで肉の全体を突き調味料が浸透しやすく穴を空ける。

 そして漬け込む為に1kの肉に対して塩40gと砂糖20gをしっかり揉み込み、さらにコショウやローリエ等のスパイスを擦り付けた後、綺麗な袋に入れ空気を抜く。


 袋に入れたら冷蔵庫で4日~1週間程、熟成させる。この時に毎日必ず上下をひっくり返さないと、肉から抜けた水分で片面が腐ってしまうので、忘れずに上下を反転させる。

 その後、熟成し終わったら塩抜きをするために肉を水で洗い、ボールか鍋に水を肉全体が浸るくらい水を入れて3~5時間置いておく、この間は定期的に水を入れ替えるのを忘れてはいけない。


 そして塩抜きが完了したら肉をたっぷりの水をはった鍋で70℃~75℃くらいを保ちつつ、1時間ゆでる。ゆで終わったら、日陰の風通しの良い場所で30分~1時間干す。

 表面が若干乾いてきたなって思ったら、スモーク開始。スモーク用に作ったスモークBOXという上が少し開閉できるようになった箱に肉を吊るし、スモークチップを適量分燃やし始める。


 最初は上の蓋は閉めた状態でしっかり箱の中に煙が充満するように2時間程スモークして、その後上の蓋を開き煙が完全に無くなるまでおおよそ2時間そのままの状態にする。

 そしたらベーコンの完成! ってのが普通のベーコンの作り方だ。


(まぁスパイスはリアルでベーコンを作るときは、オールスパイスやコンソメ・ブイヨンなんかを擦り込んでもいいみたいだ。こっちの世界だと、ハーブもスパイスも自分で粉にしたりしなきゃならんのが結構めんどくさくはある。けれどそれも醍醐味だいごみではあるんだけどな……)

(しかしこの世界にも冷蔵庫が存在していたのは、凄く助かったなぁ……各家庭にあるわけではないけれど、もし冷蔵庫が無いとベーコン作りは完全に頓挫とんざしてたもんな、さすがにモンスターが湧かない洞窟なんてあるか分からないし、まずベーコン作りの前に冷蔵庫まで作るんじゃ何年経っても完成しなかったろうからな……)




 そんな事をしみじみ思いながらOYAZIは、ベーコンの改良点を模索していた。


 この工程の中で、アレンジを加えるなら普通は塩を変えたりスパイスを変えるか、スモークチップを変更したり燻す時間を変えるのが普通のベーコンを改良するポイントなんだが、このイルザォン・ヘッヂオンラインでは、塩は山で取れる岩塩か海水で作る塩の2種類しかない。

 この村は海まで遠いので、鉱山の町フェヴェレィロで取れる岩塩を使っているのでこれを変える事はできない、だとするとスパイスだがこの周辺の森で取れたスパイスを使ってみたが……出来たのは先ほど見せたハニーラビット・ベーコン スパイシー味だ。


 じゃあ、スモークチップか? と思い色々と混ぜ合わせたりしたが……現状一番、補足文の文字がイイ表現されているのが今できているベーコンに使用している物が一番なので、とりあえずもう改良は考えなくてもいいと判断した。

 燻す時間に関しては、長ければ肉は硬くなり評価が低くなる。逆に短いと香りが少なくなりこちらも評価が下がった。


 1度だけ強烈に強い香りをだすスモークチップで短時間でやってみたが、肉の表面が余計に硬くなり色も黒く見た目が最悪で、中は茹でた肉のようにブニブニのままだった。

 他にも水で茹でた後にオイル煮という方法もある。これは水の茹でるのと同じで沸騰しないように、70℃以上80℃未満に油の温度を保って油で肉を煮るって方法だ。


 これをすると肉により油が吸い込まれ、しっとり柔らかになるのだが……この村では油は取れないし、検証も兼ねて1度試してみたものの、肉自体は柔らかくなったが評価は4に落ちて〔より油っぽく、胃もたれするベーコン〕と評価が落ちたため、却下とした。


(しかしこれだけやって、評価が変わらないって事は何か別の問題があるんだよな……?香辛料も変えたし、チップも変えた。塩は無理だし酒で柔らかくする事は輸送費の関係上できない……。重曹はこの世界に存在しないし、油もダメだった。一度焼いてから作ったが完全に失敗したし、んー後は何をすれば…………)


 そう悩んでいた時、扉をコンコンっと小さくノックする音が聞こえた。俺は『ん~ん~』と唸りながら立ち上がると、気だるそうに扉に向い『どちら様ですかー?』と声を掛けた。

 すると…………


「ワタシ……おカァさん。もって……いった……。」

「ん? アニスかい? ちょっと待ってて、今開けるから」


 聞き覚えのある声と喋り方でアニスと気がつき、すぐさま扉を開けた。するとそこには、大きなバスケットを両手で何とか頑張って持っているアニスが立っていた。

 俺はアニスに家に入るようにうながすと、アニスはバスケットを持ったままテトテトと覚束おぼつかない足取りでテーブルまで歩いて行き、俺は(ん? 何をするんだ?)と見ていると、アニスはバスケットを何とか持ち上げて一生懸命にテーブルの上に乗せようとしていた。


「わわわわ! 危ないよアニス……俺が持つから大丈夫だよ。」

「ん……わあった。」


 俺は慌ててバスケットをアニスから受け取ると、アニスは側にある椅子へよじ登り座ると両手をグテーとテーブルに投げ出し、顔をちょこんとテーブルに乗せ『ハフゥー』っと深いため息を吐いた。

 よほど疲れたのだろう。俺はそんなアニスの姿を見て、苦笑しつつ受け取ったバスケットをテーブルに置き、中を覗くと沢山の熟れた果実が入っていた。


 それと果実の一番上には、手紙も添えられていた。




   拝啓 OYAZI様へ


 直接、会いに行けず申し訳ありません。OYAZIさんが考えてくださった案のお蔭で今後の目処が立ち、主人も村の皆も大いに張り切り活気付いています。

 村の代表としてやらなければいけない事が多く目まぐるしい毎日ですが、楽しくもやりがいのある日々を送らせていただいております。

 そんな最中さなか、ローズマリーからOYAZIさんが特産品のベーコンの開発で行き詰っており、大変悩んでいるとお聞きしました。

 無理をしてはお体にさわりますし、こんを詰め過ぎないようにどうぞお体の方をご自愛ください……気分転換になるかわ分かりませんが、この果物を娘に持たせてお送りします。

 こんな事しか私にはできませんが、あまり無理をせず頑張ってください…………

                                           セリより

                                             敬具






 と、手紙には書かれていた。


(…………ありがたいな、セリさんにも心配をかけてしまったとは我ながら情けない……。確かに根を詰め過ぎていたかもなぁ、ここはありがたくこの果物を頂きながら休憩としますか!)


「アニスー、貰った果物切るけど食べるかー?」

「んー……たべる。」


 俺はバスケットの中からリンゴと桃を2つずつ取り出すと、台所で1つだけリンゴは皮を厚めに剥き芯を取って切り分け、皮はアップルティーにするべく蒸らし終わり茶葉が踊るポットに入れた。

 もう1つリンゴはアニス用にウサギ型に切って皿に並べて桃はアニスの分だけは皮をむき、種を取り四等分にした。自分の分は出来るだけ硬いモモを選び皮ごと皿に乗せた。


(紅茶よりコーヒー派だけど、果物にコーヒーは合わないしな……アッサムの茶葉が残っていたし丁度良かった。普通は実も入れるみたいだけど、皮だけでも十分に香りはでるからいいか……本来は茶葉を蒸らした後に30分~40分リンゴを入れてから蒸らすけど、ゲームだからスキルで時間短縮できてラクチンだね!)


 紅茶と果物を持ってテーブルまで運ぶと、まずアニスに果物のが乗った皿を渡し邪魔にならない位置にカップを置き紅茶を注ぐと、自らも椅子に座り食べ始めた。


(うーん♪ やっぱり桃は熟れたのよりまだ硬くて、若いやつの方が好きだなぁ……スーパーとかじゃあ熟れたのしか売ってないし、セリさんも前に言った俺の好み覚えていてくれたんだ……。嬉しいな)


 OYAZIは嬉しそうに皮ごと硬いモモを頬張り、あっと言う間に食べきりその後のんびりと紅茶を楽しみながら、ゆっくりとリンゴを咀嚼そしゃくしていた。

 アニスもチマチマとリンゴや桃をかじりながら、時折カップを持ち何度もフーフーと息をかけチビチビと紅茶をすすり、美味しそうに食べていた。


「アニス、桃が硬くて食べにくくはないかい?」

「……だい、ひょぶ……」


 口いっぱいに桃を頬張りながら、もきゅもきゅとほっぺたを動かしながら食べるアニスの姿を優しげな表情でOYAZIは見つめつつ、紅茶をすすっていた。

 暫くの間アニスとめの無い会話をしつつ、のんびりとした時間を過ごしアニスが食べ終わったのを確認するとOYAZIは皿とカップを片付けると、今度はアニスには暖かいココアを入れ自分にはコーヒーを入れて再び席に着いた。


 アニスは嬉しそうにココアを受け取ると、両手でしっかりカップを持ち何度も息を吹きかけながらココアを飲んでいた。そんな光景を見ていた時OYAZIはふとある事が気になった。

 川の貿易路計画がスタートする前は、毎日のようにアニスは家に遊びに着ていたが最近は恐らくセリさんが止めたのだろうが、めっきり遊びに来なくなっていた。

 もちろんあの忙しかった時に来られても相手はできなかっただろうが、俺が来る前から村の外に勝手に出て行っていたアニスが、おとなしく村で遊んでいるとは到底思えないからだ。

 この周辺は低レベルのモンスターしか湧かないといってもまだ子供であるアニスには危ないし、森の奥には高レベルのモンスターもいるので俺はそれが気がかりだったので、アニスに聞いてみる事にしたのだ。


「ねぇアニス……最近はどうしているんだい? セリさんの手伝いをしているの?」

「……んー……………?」


 アニスはそう聞かれると、少し悩んだ表情をすると真剣な表情で俺の目を真っ直ぐ見ながら話してきた。


「……ヒミツ、とこ……みつけた……。」

「秘密な所?」

「……うん……ダレに、いわない……?」

「もちろん、約束するよ……。セリさんにも村の人にも言わないよ。」

 

 そう答えるとアニスは、ポツリポツリと話し始めた。


「モリ……フシギ……いけ、みつけたの……」

「不思議な池? 森の中って、周りにモンスターとかいない? 危なくないかい?」

「……だいじょぶ、いけ……なにも……いない……………サカナ、モンスター……トリ。いない」

 

(池の周りにモンスターもいなくて、さらに鳥すらいなくて池には魚がいないって余計に不安だよ!? あっ! アレかな? この前のアップデートでセイフティーゾーンができたのか? …………いやいやいや、セイフティーゾーンでも魚や鳥くらいはいるだろ、とすると……何だろう?)

(モンスターがいないならボスが出る場所とは考えにくいし、んー魚がいない説明なら塩分濃度が高すぎる死海みたいなやつか? 中国にある九寨溝きゅうさいこうとか、クロアチアにあるプリトヴィツェ湖群国立公園みたいな石灰を多く含む水でできた所なら魚がいないのは納得だけど、鳥もいないって……うーん? 考えても始まらんか、とりあえず聞いてみよう)


「アニス、本当にそこって安全? 池の中に大きなモンスターがいるとか、水がしょっぱいとか池の底が真っ白とか、そういうのはない?」

「……? なにもいない。ミズ……しょっぱ、ない……イロ……しろ……ない……」 

「そっか……変なこと聞いてゴメンね? 危ない所じゃないならいいよ。森の奥ではないんだよね?」

「ん。ここ……ムラ、あいだ……。ミチ……ちょと……オク、ある。」

「スライムの村とこの村との間にあるのか、道から外れているから今まで気づかなかったんだなぁ」

「ふっふ……ワタシ、だけ……ヒミツ。きもちいい、とこ……」

「ん? 気持ちいいのかい? 池が?」

「……うん。ミヅ……あったかい……きもちいい」

「え!? 水が温かい? 池の水が?」

「うん……フシギ……」

 

(ちょっと待てよ? 池の水が温かい。池には魚がいないうえに、鳥もいないって事は……そこって温泉じゃね? それなら魚がいない理由になるし、硫黄とかがある場所なら鳥は近づくはずがない。モンスターは……理由が分からんが湧かないって事は恐らくアップデートで入浴場所として追加されたなら納得が行く! これは1度確認してみなくては!!)


「アニス! 悪いけど、その秘密の池の場所まで案内してくれる?」

「?……いいよ。イマ……いく?」

「あぁ、直ぐに準備するから!」


 そう言ってOYAZIは、モンスターが出てもいいようにとしっかり準備したうえで、アニスの案内のもと温泉であろう温かい池に向った。

 遅々として話しが進まなくてすみません……村の話しばかりで全然進展せず、申し訳ない。


 さて話しは変わりますが、最近コレだ!って思える小説を見つけられないんですよねぇ……ランキングに載っているのや、書籍化されているのは粗方読んでしまって新規開拓ができていない今日この頃。

 個人的に主人公が徐々に努力して成長していく系で、SF・ファンタジー関係無しに好きなのですが中々ビッビと来るものが無いんですよねぇ~、見つけても更新されてないのとか、凄く読みにくかったりとか実に勿体無い……


 それそろ苦手なホラーモノに手を出すか、それとも恋愛モノか文学モノか……うーん悩むなぁ、いっそのことムーンライトノベルの方に手を出すか?

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