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(・ω・\)京都!(/・ω・)/迷子!

知恩院に到着。

俺、ちょっとトイレに行く。吉川さんもついてくる。

木村たち、そのへんで待ってる。

戻ってくる。

他の学校の修学旅行生がたくさんいる。

木村たち発見。歩きだしてしまったので慌てて付いてく。

しばらく歩くと全然違うところに向かって歩いていることに気がつく。

俺は木村に問いかけた。


「なぁ、これどこに向かってんの?」

「…はい?」


振り向いた木村は全然違う人でした。

おしまい。





そして今、俺はこうやって京都に来てまでぼっちを完遂している。

正直『もうぼっちじゃないや』とか思ってたけど、こうなるとまだまだぼっちで良いんだなとか考えてしまう。

しかしそんなことを考えている場合ではないので、さっさと木村に連絡をする。

なんと1コールで出おった。


「あ、もしも」

『あんた今どこにいんのよっ!!』


おこでした。

鼓膜破れるかと思った。もし破れたらどうしてくれるんだよ。責任とってくれるのか? 俺の片耳にでもなってくれるわけ?


『吉川さんは帰ってきたのに、いつまで経ってもあんた帰ってこないじゃない。ホントどこにいんのよ』

「えっと…地球の中」

『…殺されたいの?』


穏やかじゃなーい。

電話越しじゃなかったら絶対に腹パンされてるよ。幸子よりも鋭く腹パンされてるよ。

ここは『オゾンより下なら問題ない』って答えてくれるはずでしょ。宇宙飛行士じゃないからいいんじゃないの?


「今…これどこだろ。なんか商店街みたいなとこに出てきた」

『商店街? なんでそんなところに…』


木村の後ろの方で吉川さんがなにやら言っている。さすが吉川さんだ。


『とにかく! そこから一歩も動いたらダメよ! 動いてたら…わかってるわよね?』

「わかりましたー」


そう言って電話を切った。

もうこの子怖い。

とりあえず現状維持ならぬ原点維持をせねばならないのだ。

ちょっとそのへんの商店街でも見てくるかな。

怒られたら…怒られてから考えよう。

書いてますよーアピール。

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