<三言目!> かんゆう!
(何だ・・・今の)
「綾村ァァァァ・・・」
背景にゴゴゴゴという効果音がつきそうな雰囲気でこっちを睨んでくる。明日花先生・・・
「ハ・・・ハイィィィィィィ」
「パソコン部入れ。な?」
満面の笑みだ。
だがこのタイミングだと怖い。
「す、すいませんけど俺部活入る気ないんですわ」
「まぁそういうなって!俺とお前の仲だろ?」
「いつからそんな仲に!?」
あまりしゃべらない先生にこう言われるとさすがに困る。
「ハハハハハ!面白いなァ。よし!お前パソコン部入れ!」
「話ループしません!?」
ったくうるせえなぁ・・・
「まぁ月曜にまた聞くさ」
「パソコン好きですけど・・・さすがに部活までやる気はないです」
先生との話を終え、用を足して下駄箱に戻る。
いーかげんにしてほしいよな・・・
そもそも人気無い部活にわざわざ自分から入りに行くかっての。
あーめんどくせ・・・
下駄箱を出る。
ちょっと走り気味で飛び出した。
ドカッ
誰かにぶつかった。
――――――
「ワリ・・・・」
・・・
・・・・
ぶつかった人を見る。
綺麗な青髪が風になびく。
碧い瞳
真っ白な肌
表現するとそんな感じ。
「・・・」
マズい・・・話しかけないとヤな奴だと思われる!
そう思った。けど、
彼女は綺麗な笑顔で微笑んだ。
彼女は秋森那槻
文武両道・眉目秀麗。ドのつく完璧超人だ。
クラスが違うのであまり会ったことはなかった。
だが、普段は無口らしい。
なので性格などは不明であまり友達がいない。
――――――
彼女がまた歩き始める。
俺はその後ろ姿に見蕩れる。
その歩いて行く先は・・・
コンピューター室。
・・・
ん?
何で彼女が放課後にコンピューター室に!?
・・・
まぁ深く考えないでおこう。
「帰ろう・・・」
ウウウ
今日中間テストが終わったCV三角でございます。
だ・・・だりぃ・・・
またこれから更新していくのでよろしくです
それでわまた