46. 2人でニコニコ
残暑厳しく、今日も、金儲け‼
やる気、元気、根気。
私の有人レジへお客がキタ‼
「いらしゃいませ〜」
「久しぶり、元気してたか?」
オッ‼夜に買い物する常連さんだ。珍しい、今は昼間だぞ!元気な作業着姿のお爺さんだ。
「ハイ、元気です。そう言えば最近見かけないな~って思ってました。元気でしたか?」
「元気じゃあ、なかったんだ。」
「えー‼病気だったんですか?」
「熱中症になったんだ。すぐ良くなったケド、3日間寝込んだ。調子が戻らなくって。」
「えー!!油断したんですね!熱中症は大変ですよ〜気を付けて下さね‼」
「美人に会えて、元気でてきたよ〜‼」
えー‼⁇‼
お爺さん、そんな、今更だぞ。
ずーっと前から私は美人だぞ!熱中症の後遺症だな?私だって、負けない‼
「私もー!イケメンに会えたから、元気、爆発です。仕事を頑張りますね〜((笑))」
2人でニコニコ笑顔で、
「また、来るよ!」
「ハイ。ありがとうございました。」
お爺さん、うなぎ弁当買って帰ったぞ。家で食べるんだな。気持ちは、わかる。残暑に勝つには、うなぎだ。タブン…財布には厳しいけど。
「いらしゃいませ〜」
「暑いわ~‼」
「はい、暑いですね〜」
「ボケ防止に、役立つ食品、無いかしら?今朝、食べたものも忘れるのよ〜」
「お客様から聞いたんですけど、専用のガムがあるらしいですよ⁇」
「えー⁇そんなのあるの⁇ドコ、ドコ?」
「ガムコーナ〜です」
わかるかな?商品名わすれたのだ。私もボケ防止ガム必要かも…
「あったわ~コレでしょ?コレ?」
「あっ‼正解です。」
「コレで、少しボケる心配が減ったわ~」
良かった、良かった。
2人でニコニコだ。
ただし、このガムが、本当に効くかは、わからないのだ。
頻繁に、買っているおばあちゃんは、ガム売り場を、毎回、聞いて来るのだ。私は
「コチラです〜」
と、売り場案内をして、その後、ガムを買って帰るのだ。ある意味、ルーティンだ。ボケては無いが、効き目は……
移動、移動、セルフレジだ。
「どうぞ〜セルフレジ空いています。」
ドシ、ドシ、ズンズンと私に近寄ってきた。真剣な顔のお客サンだ。
「大変な事になった。」
えっ!大変な事‼‼なんだ、なんだ?
「い、いらっしゃいませ〜」
ビクビクした声で、
「何か?お困りですか?」
「ウン。大変だ。財布に、お金が無いんだ。」
ハア⁇‼なんで?ハア⁇疑問だらけの、顔で、
「もしかして、お金を落とされたんですか?」
大丈夫か?心配ダヨ〜お金無かったら、何も買えないぞー
「銀行、行って来るのを忘れた。今から行くから、このカゴにある商品を置いていく。取り置きを頼む。」
ハア⁇ま、ま、待ってくれ‼
「少しの時間でしたら大丈夫ですが、何分ぐらいでしょうか?」
「5分だな~‼」
「ハイ、わかりました。お預かりします。」
セルフレジで商品を預かる。客を待ちつつ、業務をする。
財布はあるけど、お金無し。今までに、ないパターンだ。
5分後、
「ありがとう!」
支払いをすませて、帰って行った。
私もお客サンも2人でニコニコだ。
ウ~ン良い仕事した。
明日も、ガンバルぞー!




