42. まだ9月 セルフと有人レジ
今日も、セルフレジからスタートだ。
やる気、元気、根気。
いまさらだけど、
セルフレジ係を、アテンダントと言う‼
なんだか、カッコいい!キャビンアテンダントみたいだ。ただし、誰からも呼ばれた事がない。1人で?自分で?アテンダントと言う。
セルフレジへは、お電話へ(休憩)行く人の代わりに、アテンダントへ入るのだ。比較的、お客サンが少ない時間帯だ。
今日も、ちょっと油断していた。自分で言うのも恥ずかしいが、だいたい私は、油断している。箱物商品をスキャンしたのか?見そこねた。
ヨシ、質問するぞ!
「コチラの商品、スキャン終わってますか?」
ニコニコ、聞いてみた。聞くだけタダだ。
「なんだー‼その言い方はー‼疑っているのか?ー」
怒鳴ってきた。
有人レジならアクリル板があるけど、ココはない。
ヒッ‼エー‼‼‼
ビクビクしながら、ションボリ悲しい顔で、受け答え。
「すいません。仕事なので…」
「今まで、ココで買い物をしてきたケド、こんな失礼な言い方された事ない‼」
それは、しっかり観察をされてたんだ。
私は、見てなかったんだ。聞くしか方法がなかったんだ…ビクビクしながら、
「すいません。見てなかったンです。」
「初心者か?」
ネームが目に入ったか?
「はい!」
元気よく、返事‼
もう、ビクビク、ショボショボ、してない。
このネームが、目に入らぬか〜‼
ジャーン、初心者マークだ‼
葵の紋所‼?効果絶大だ。
危機脱出‼
やったー。
初心者だから、許してもらえた。
でも、タダより怖いものはナイのだ。
質問の仕方、考え無いと…ハア〜困った…
イヤ、違う。
しっかり、観察第一だ‼‼
油断大敵‼
有人レジへ移動だ。
アー、すでに今日は、疲れてきた。
キタキタ、モリモリのお客サンだ。
マイカゴ持参だ。全部入りきるかな?ピッ、ピッ、
「冷蔵品は別にください。」
「はい」
ピッ、ピッ、冷蔵品‼肉や魚⁇牛乳やヨーグルトもか?あー冷食もかな?お客サンへ、スキャンしたら渡す。渡す。渡す。
アレ、アレ⁇⁇このカゴもしかして、冷蔵品しかないのか?ピッ、ピッ、
アッ、冷蔵品ダケのカゴだった…
スゴイ種類でカゴ分けしてる。手際が良いな〜感心する。すご〜い
次は、日用品だ。コレはピッ、ピッ、やりやすいぞ!OK出来た。日用品のカゴ完成‼
次は、お菓子だ。やった〜
軽い物ばっかりダヨ〜‼待ってたよー‼ピッ、ピッ、軽快なリズムでドンドン、スキャンダー
ハハ、ヘヘ、フフふ、心で笑う。楽しー!
ドーン‼‼
まさかの、ダーイーコ〜ン‼‼
スナック菓子に埋もれて……白くてきれいな大根だ。
ピッ、ちょっと止まる。
今まで、種類ごとにカゴ分けしてたのに、
なぜ⁇大根を底に入れてるのだ‼
クソ‼‼ムカツク。
絶対にカゴの上には置けない。仕方がない。必殺技を使うか?両手の平に大根を持って、にっこり笑顔。
「コチラ、手でおもち願います。」
自分で持ってくれ。すまないね。シール貼っとくから許してくれ‼大根ダケは無理なんだ⁇分かってくれ〜‼お客サンをみる。少し困った顔してた。
まあ、するだろう。マイカゴの意味がないからな⁇受け取ってくれ〜。
持った。
アッ、この客、頭がいい。大根をカゴの上へ、渡し箸のように、横向きに置いた。
へー!
ウン、ウン、良いね。
この技術、勝手にもらった。ありがとう!
帰って行った。
まだ、つづく。




