20. 4月 続き
あれれ⁇⁇
気づいたら私のレジ前後に誰もいない。
集中して仕事をしていたので、わからなかった。
稼働しているレジは私のレジだけ⁇
みんな、どこかに消えた。ドキドキする。
正確に伝えると、セルフレジは全て稼働している。担当者も一人いる。サービスカウンターも一人いるから、私も合わせてレジは三人だ。
まさか、皆さん一番か?《トイレ》それはないな。では、
帰宅したのか?
私一人でレジをしろと?
夜に、陸の孤島みたいに、ポツンと。たった一人っきり。さみしいナア ……もっと、シフトの確認をすれば良かった。
知らなかった、一人になるんだ。
あっ、お客サンだ。嬉しくて、
「いらっしゃいませ!」
と大きな声で迎える。
夜、いつの間にか、20時過ぎたのだ。
酔っぱらいだ。
「僕ね!チョット飲んじゃってます。」
赤い顔だ。見た瞬間にわかる。買った物はビールだ。更に飲む気だな。
次の客は?値引き商品の、肉肉肉肉オンパレードだ。チョットまって、こんな、買い物内容のカゴ詰め習ってない。どの肉を下にして詰め替えるのだ?いや、上に置く肉を考えると良いのか?全てがパック肉だ。えーっと…ミンチ肉が下か?正解がわからない。よし‼私が買い物をしたと、考える。私なら、一番お高い肉を見えるように、見せびらかすように置く。この場合、牛肉のステーキ肉だ。高いぞ。トレーも違う。光っているのだ。下は安い肉、鶏むね肉だ。決まった。詰め替えた。
次の客は?値引き商品の、魚魚魚魚オンパレードだ。どーして、こんな偏食の客ばっかりなんだ?野菜や缶詰や乳製品は買わないのか?う〜ん、魚の汁が漏れてるから全てタフレンに入れる。よし、考え方を同じに、コレも肉と同じ一番お高いお造りを上にした。下は一番安い魚、干物だ。
次の客は、値引き商品の惣菜ばっかりだ。ここまで来たらもう腹をくくった。夜は値引きなんだ。安いからだ。山野サンが一緒にしてくれた。助かった。ありがとう。
次の客は、パンばかりだ。大量だ。明日の朝食に食べて、昼食も食べても余る量だ。どうするんだ?大家族なのか?それに、どのパンを一番下に置くのだ⁇硬くて重いパンなんてないよ!どーやったら…いいのだ。
ウン、ヨシ、パンはパンなのだ。なんでもいいやー。
きつい、一人で出来るわけない。セルフレジにどうぞ?と、考えていたら、レジが止まった。釣り銭がなくなったのだ。確かに表示はでていたが、見なかった事にしていたのだ。世間では無視という。この忙しい夜に、無視して止めてしまった。
「別のレジを開けます。」
と、山野サンがお客様を誘導してくれた。
とにかく忙しい、気がする。これから、新人の私が対応していくのだ。出来るかな?
明日も、
頑張ッテやる‼




