1.レジ面接
生活が苦しいので、働く事にした。
今までも働く意欲はあったが家族の協力が必要だし、そもそも旦那が反対するので断念してきた。だが、しかし、私は働く金儲けをする。47歳で真冬になろうか?という11月に決心した。気温も低く寒いが懐は更に寒いのだ。旦那も反対はしなかった。さあ、職探しだ‼
だが蓋を開けると、ネット検索は短期やバイトばかりの求人だ。私は働くなら社会保険付きで交通費もあるところが良いと考えていた。甘い見通しだったと痛感する。さてさてどーするか?と、考えつつ日々の買い物にドラッグストアーに行くと、求人があるではないか。やったー。運が良い。ついている。募集要項を見ると社会保険付きだ。交通費は出ないが、ここはご近所だ。自転車で通勤するからなくても大丈夫。さらに従業員はポイントが10倍だ。すごい、良い会社。初心者歓迎。年齢不問。決めた。応募だ。その場で面接の日時を決め履歴書を持って後日行った。結果は残念ですが、の手紙が来た。やっぱり、やる気が足りないのか?面接で思い当たる事がある。
「47歳」
「ハイ」
「品出しとレジを主にしてもらいます。
登録販売者の資格を取ってもらいたいのですが、出来ますか?」
「なんですか?登録販売者って?教えて下さい。」
「履歴書にも書ける国家資格ですよ」
「そうなんですか?仕事をしながら家事等し、さらに空き時間で勉強出来るか自信がありません。もちろん努力はします。ですが自信がありません。」
と二度も言ってしまった。本当に自信がないんだって、思われただろう。結局、どんな資格なんだろう?わからないままである。ハア、前途多難だ。
ちなみに、私の最終学歴は専門卒だ。それも美理容専門学校だ。だから美容師免許は取得している。今回でわかった事は、ドラッグストアーでは役に立たないと言うこと。年齢不問って書いてあるけど、若い子が良いと思っている事。なぜなら、一番に年齢聞かれたから。面接官の人は自分へ言い聞かすように47だと言っていた。まあ、へこんだって就職はやって来ない。ご縁が無かったことで、次いってみよー。前向きに♪
私はアジをしめた。近所で探したら良いんじゃね?次はスーパーへ買い物行くついでにみることにした。あった。ありました求人。私はついてる女よ。早速応募よ。ポスターにはウェブ応募でメールやり取りか?時代は変わったな。次の日すぐ返事が来た。新しい人が決まったので今回は残念ですが。とのこと。えっ、面接すら受けてないんですけど〜はやいよ。
考え方を変えるべきか?近所はダメ?
なんとか、今年中には職を見つけたいのだ。くやしい、探してやる。やる気がでてきた。
隣の市で探すことにした。大きい店にした。募集人数だって多いはず。働く場所も多いはず。と安易な考えで見つけた。スーパー。面接だ。タブン聞かれた事は、
「今 募集しているのはレジとデイリーと惣菜です。」
デイリーってなんだ?惣菜は家でも食事を作っているのに、仕事でも料理はしたくない。だから
「レジ希望です。」
「何時から働けますか?」
「朝は7時ぐらいから夜は21時30分までです。電車通勤希望ですから、電車の時刻に出勤退勤時間を合わせていただきたいです。それから、通勤費が全額支給とありますが、本当ですか?」
なんだか好感触。出勤可能時間聞かれたのははじめてよ!受かる気がする。
「ハイ電車ですと、全額支給です」
やったー。
「前職は美容師でしょうか?」
「ハイ。接客業が好きです。」
ウソも方便。
「この工場ではどういった仕事をされてましたか?」
「履歴書にある工場勤務はリーマンショックで倒産しました。転職してすぐでした。マツダの下請けで、エンジン?車の部品を作っていたと思います。」
人生イロイロだ。それ以来働いて無いのだ。
「えっ、広島出身ですか?」
「ハイ」
やっぱり聞かれるか?ここは東北地方だ。珍しいのだ。
「なぜ就職を希望されますか?」
「主人が交通事故で身体が不自由になり、生活が苦しいので働きたいと考えてます。」
あまり家庭の事情は話したくないが、今回は、しっかりと伝えて理解してもらい、働きたいのだ。
「では、筆記テストを受けてもらいます。」
えー!筆記テストって?
受けた。
あれよあれよと、簡単な計算と漢字の読み書き。計算は足し算と引き算ぐらいだけど、漢字が読めるけど書けない。思い出せない。記憶喪失になったみたいだ。かなしい。終わったな。
後日連絡があり、採用された。
やったー。ダメだったらと考えていたから、その日は普通に嬉しかった。
12月1日から出勤で、制服や雇用契約を結びに11月中にもう一回お店に行く必要がある。行くよ!私はどこでも。やった〜これでお金が入る。
よし、頑張るぞ〜えいえいおー
少し心が熱くなった日。




