蒼縁 神埜
蒼縁 神埜:そうえん かの(CV/篠原 恵美)
生年月日:新暦967年3月28日
年齢:15歳
身長:165㎝ B:86(D) W:60 H:88
魔法師クラス:Aランク
特徴:右眼に黒い眼帯、眼帯には蒼縁の家紋が印されている
誰の目をも釘付けにする蒼髪は、スカートの裾と同じくらいにまで長い
一章
小夜とは対照的ではあるが、負けず劣らず男女問わずに魅了する美少女。
蒼縁の家系に生まれながら幼き頃は全く魔法を使うことが出来なかった。
しかし、ある日を境に彼女の世界は一変する。
神埜には幼少時代に記憶の空白期が存在する。
周囲のものの話によれば、神埜は事故に遭い瀕死の重傷を負ったということだった。
だが、神埜は奇跡的に助かり、更に死の淵より生還した直後から、尋常在らざる力を手に入れていたのだ。
科学者曰く、『死に限りなく近づいたということは、世界録に触れた可能性がある』ということだった。
世界録――――或いは、概念世界や超越世界などとも称される、この世の起源とされる世界にして、あの世という終焉の世界……アカシックレコード。
アカシックレコードに触れたとされる彼女の力はそれを証明するかの如く、超大だった。
神埜は自身の力を誇り、以前の無力な自分を払拭すべく、日々家業に邁進していた。
自身が無力であった頃、誰も自分を助けてはくれなかった……故に、彼女は自分が力を手に入れたことにより、自分と同じ境遇の者を守るべく働いた。
そして、そうできる自身を誇り、より一層精進していた。
だが、彼女はあるときに知る。
彼女の力の本当の訳を…………その意味を…………
そこから彼女の暗黒期が始まった。
※※※※
二章
小夜ですら知らない凍夜の過去を知る限られた人物の一人。
そして、本当の彼とのなんらかの繋がりを持っている。
暗黒期と呼ばれていたときに、パンクファッションをよくしていた。
これは彼女の嗜好というわけでなく、たまたま神埜がであった不良の中の一人がそういう格好をしいたから真似したに過ぎない。
あることを知った際に家を飛び出したはいいが、はやりお嬢様。反抗的になるなら不良の格好をと思い立ち、不良を見つけてその中から自分でも出来そうな格好を選んだのが始まり。
本当の彼を知っているが故に、小夜のことを疎んでいるが、彼がそれを望まぬためその心を押さえつけている。
また、自分と小夜の境遇が非常に近しいことと“あること”から、より一層小夜に対する嫌悪感を強くしている。
事故に遭う以前の彼とは、良好とは言い難かったが、今は彼の果たさねばならぬ目的と、それがどれ程のことかを知っているが故に、今は誰よりも彼に幸せであって欲しいと願っている。