紫司 凍夜
一章の段階で新暦982年4月1日です。
紫司 凍夜:しづか とうや(CV/野島 健児)
生年月日:新暦962年5月13日
年齢:19歳
身長:177㎝
魔法師クラス:ランク外
特徴:周囲から目を見せない特殊なレンズの眼鏡を掛けている
髪は黒いミディアムヘア
特技:魔効薬の調合、魔法再構成、無慈悲なる悪魔の囁き《エクティマイユ》
一章
本当かどうかは分からないが、自称『万人の涙をさそうだけの過去をもつ、影のある少年』。
眼鏡を外した素顔を知るのは一部の人間のみ、作中では現在出てきている人間で、小夜・詠歌・神埜・修之が知るのみ。
着用状態の容姿的な第一印象は一般的に『悪くない』程度だが、眼鏡を外した凍夜を見た修之曰く『いい顔』らしい……
口調は堅いが、性格は明るく、人を不快にさせない程度に冗談を言ったりからかったりと、打ち解けやすい。慣れた相手ならときどき砕けた口調にもなったりする。
『事故』に遭ったらしく、いろいろな欠損を抱えているが、他人に指摘される前に公表したり、普通なら言いにくいようなことでも、何気ない会話でサラリと言ってのけたりとするため、明るい性格と合わせて、他人に深く気遣いをさせずに生活している。
常に友人たちと共にあり、沙樹曰く『人集めの呪いでも、使ってるんじゃないの?』っと言われるほど。
その真意は定かではないが、中学時代はそれに関することで何かあった模様……
家の外ではわりかし常識人(?)なのだが、小夜と二人きりのときだと小夜に対して非常識な程に甘い――――のだが、その小夜に対しても言えない秘密を抱えている。
趣味らしい趣味はないが、ある目的のために邁進しているため、その余波として多彩な芸当を身につけている。
その関係ではないが、料理を始め家事一切や裁縫なども全てそれなりに(小夜に言わせれば完璧に)こなすことができる。
そして、小夜からすると一つだけ、とても他人には言えない趣味があるらしい……
※※※※
二章
本物の『凍夜』の身代わりで、その体の殆どが義体で補われている。
右眼は無事だったが、偽物とばれないように成り代わる際に潰され、現在は右眼も義眼を使用している。
魔術が使えない代わりに、魔法の研究により様々な特技を習得している。
また、その研究により魔効薬という薬品も数多く生み出している。
小夜には知らされていないが、神埜とは何らかの繋がりがあり、神埜からももう一人の少年と共に『お兄様』と呼ばれていた。
何らかの罪を背負い、それを誰にも告げずに、ただひたすらに自己の責務に励んでいる。