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【メイン】超ショートショート小説たち

超ショートショート「緑の傘で嵐の夜を渡る」

作者: なみのり

夢を見た。僕は小学生くらいの身長で、緑の傘をさして小雨の中を歩いていた。雨は段々と激しくなり、嵐に変わっていく。僕は傘と一緒に、強くなった風に吹き飛ばされてしまう。不意に下を見下ろすと、地上は遥か下にあり、いつのまにか夜になっていて、美しい夜景が広がっていた。しばらく風にもまれるが、僕は次第に傘を器用に動かすことで行きたい場所に行く術を会得していった。僕は風に乗りながら夜の世界を旅する。眼下にはいつもせっせと歩いている世界が広がっているが、風に乗ればすぐに行きたい場所に行くことが出来た。だが、少しいつもと違うところがあるのに気づく。あの駅前のドラッグストアは閉店して洒落たレストランになったはずなのに…。まさか僕の見た目に合わせて世界も昔になっているのか?それに気づくと僕は、今と違う所を探す作業を始めた。駅前はほとんどの店が変わってしまっていた。他にも新築の家はみんな畑か空き地に変わっていたし、ショッピングモールは海に沈んでいた。次第に僕は実家にたどり着いた。実家では暖かな光が点り、二人の人影が見えた。もう少し近付こうとしたが、風から外れてしまい僕は転落してしまう。地面と衝突する時に目が覚めた。いつの間にか目から涙が溢れていた。涙の訳は分からなかったが、暫くの間そのまま悲しみの気持ちに浸ってすごした。

超ショートショートを掲げながら、少し長いかもしれません…。

もう少し「傘で旅する」に焦点を当ててみたらよかったかも。


お恥ずかしながら小説家を目指しています。先はまだまだまだ遠いですが、一生懸命1歩ずつ頑張りたいと思います。アドバイス等をどしどし下さると助かります。

コメントも一言貰えるだけでモチベーションが凄く上がるので、お暇であればお気軽にお願いします。

毎日1話以上の投稿を目指していて、今日で2日目、今日4個目の投稿です。

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