表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/16

少女が天使と呼ばれた理由②

 「ん? ああ、そういえばユナちゃんの笑顔は見たことないな……」

 「どうして今まで気付かなかったんだ」

 「さぁ?」

 さぁ?って……。

 「姫等木が写ってる雑誌って他にもあるか?」

 「どうして名字で呼ぶんだ……?」

 「え? 下の名前で呼んだら仲がいいみたいだろ?」

 「アイドルなんだから別にいいだろ……。まあ、あるっちゃあるよ」

 「ああ、悪い。今度また持ってきてくれよ」

 「お前もユナちゃんに興味持ったのか!?」

 「まさか」

 「だよなー。雑誌は明日でいいか?」

 「ああ、頼むわ」

 「承知。んじゃ、俺は帰るから!」

 「はやいな」

 「彼女とデートがあるんでね!」

 「お前彼女いたのか?」

 初耳だ。

 「おう! 可愛いし優しいし料理得意だしちょっとドジだし、上目使いが可愛いしよく笑顔を見せてくれるし画面から出てこないし、最高の彼女だぜ!!」

 「ああ、そういうことね……」

 はやく帰ってほしい。

 というか帰れ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ