第三話 ハイドの行動分析 改
だいぶ内容変わりました
あいつが転校して着て四日目…私はいまだにあいつを落とせていない。どうしても歯ぎしりが止まらない確かに、私に冷たくする男子は今までもいた。でも、それはみんな意識してのこと。
しかしこれは明らかに
無 意 識
こんな奴初めてだわ!もう私はあいつに負けを認めるしか――
フフフフフ。
そう簡単に私が負けるとでも思ったか!(誰も何も言ってない)
昔恋愛ドラマで見た究極の奥義!使うのは今しかない‼
廊下の角。昼下がりの光が窓から差し込み、床に長い影を落としている。
私は生クリームメロンパンをくわえまさに疾風迅雷のごとくあいつに向かい走り出した。
くらえ!『偶然の出会い』!!!!
この技は、建物の角でパンを咥えた二人が衝突して、恋に落ちるという奥義!
そして今、間合いは完全に詰めた‼この距離では絶対に!――
その瞬間、影が消えた。
え?嘘…
ドンッ!!!!
「いたたた…」
衝撃が頭に響く。起き上がろうと床に手をつこうとしたら、柔らかいけどゴツゴツした感触を見つける。
ゆっくりと顔を上げると、同じクラスの男子が腹を押さえて悶絶していた。
「あ‼‼ごっごめんなさい!大丈夫? えっと…尾崎行雄君だっけ?」
「大丈夫じゃないです!それに僕は尾田翼です!!!」
「おい」
背後からとてつもない気配を感じる。するとそこには先程まで目の前にあった神崎の影があった。
周りの視線が全て自分に降りかかる。
「えっ?あっ、あぁ…」
「お前ちょっとこっち来い」首根っこをつかまれてすごい力で引きずられていく。
「え?いやっちょっと!離してって、力強っ!!!」
―霞が関 国家公安委員会情報部本部
パソコンに通知音が鳴る。
「局長。現場のハイドからターゲットの行動分析報告書が送られてきました」
「おっ、来たかどれどれ…」
西岡結衣の行動分析報告書
8:05 Aルートを使い入室
8:22~8:38 31回 所持品をわざと落とす。筆箱16回・シャーペン2回・ノート7回・猫のマスコット6回
9:08 急に私に向かい突撃。被害者:アルト(腹部強――
パタンッ
「…なにこれ?…」
そのあと詳しく説明させられた。




