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スパイは踊らない~学園に潜む影と恋~  作者: 猫吉
第二章 文化祭編
32/44

第28話 マイクロフィルム2

少し訂正しました。改訂版です

とりあえず後輩に電話するがなかなか出ない。自分から追い出しておいて後はすべて人任せかよ。仕方ない持ち帰るしかなさそうだ。面倒ごとに巻き込まれたくないのでとっとと帰りたいところだが…

「なぁもう帰らないか?」

「何甘いこと言ってんの?私が満足するまで帰さないわよ」

無理そうだ…

「はい次!次!」


―東京都 港区

コツコツコツ革靴が床をたたく音が響く。それを追うように汗をだくだくと流す男が追ってくる。

「Ваше Превосходительство. Срочное дело(閣下。緊急案件です)」

「Я сейчас занят. Приходите позже.(今は忙しい。あとにしてくれ)」

「Другими словами...(それが…)」

大使の顔がだんだんと青くなってゆく。

「Что?!」


ガっガガガ…

『СРОЧНО! СРОЧНО! Всем сотрудникам разведывательного отдела. MF3 захвачен неизвестными. Немедленно верните его! Это серьезный инцидент, затрагивающий престиж страны!(至急!至急!全諜報員に告ぐ。MF3が何者かによって奪取。速やかに回収せよ!これは国家の威信にかかわる重要な案件だ!)』

機械音とともに緊迫した状況の声が流れる。


「何かが動いてるね」エリオットは眠たそうな目をこする。

「ですね」

「今日はハイドに尾田君それに結衣君までいないし…どうせまた公安だけで動いてるんだろうなぁ~」

「ですね」

「ひとまずハイド探すか…」

(先輩とお出かけ…)


そのころ公安本部ではー

「アルト君?」

ヒューーフガガガー

「アルト?」

ヒューーフガガガガガガガー

「ア…」

すさまじい勢いで椅子をけられる。

「グヘッt…なにすんですかせんぱ…ってユザワ局長!?」

「そうだ。一回で起きろ!てかなんで寝てんだ?」椅子を跳ね飛ばし慌てて敬礼する。

「ハイドがお前に送った写真の事だ」

慌ててスマを見る。そこには一枚の写真が送られてきていた。

「てか何で僕のスマホに来てる通知の内容知ってんですか?」

「そんなことよりお前ならこれがどこのものかわかるだろ」

形状的に…一見した感じ旧ソ連諸国のものそのなかでもここまで精巧なものになると…まさか…



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