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スパイは踊らない~学園に潜む影と恋~  作者: 猫吉
第二章 文化祭編
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第14話 発見

続いて本日の撮影は主人公がサッカーの大会に出て奮闘する場面。今回はサッカー部全面協力だ。

「スタ~と!」

____真夏の太陽の下、自分の得意なサッカーでひとめぼれした人にいい所見せようと奮闘する青年。とそこでオーバーヘッドキック。見事に決まる。

くそなんだよあいつ最近俺がひそかに思いを寄せていた転校生と仲いいし…ちょっといじめてやるか…そう考えるのはサッカー部キャプテンAつい最近怪我で退院したばかりだ。彼は人一倍に悔しさの感情に敏感であった。するとAはわざと転ばそうとするが青年はよけてまたもや入れる…

「はあああああ」ハイドは椅子にもたれる。

「先輩お疲れ様で~す」と言ってスポーツドリンクを差し出してくる。

「お前またこの後徹夜作業あるんだぞ。よくそんな平気な顔でいられるな」

「まあパソコンに徹夜で向き合うのは慣れてますから」やっぱりうちはどこの部署もブラックだ。

「しかし先輩性格真反対なのによく演技できますね。なんか撮影中は本物見たいっていうか…」

「まあ感情から何まですべてなりきるってのは潜入の基本だ。お前も習ったろ」

「いやそうなんですけど僕苦手って知ってますよね」そう言えばそうだった。こいつの大の苦手は潜入工作。初めての共同任務もこいつが役の第一人称の呼称を間違えたせいで殺されかけた。校庭では結衣やナイトたちが夕焼けに照らされながら撮影について笑いながら語り合っていた…

「この平和もいつまで続くことか…」そう機能の調査で分かった通り敵は暗殺者を雇って刑しかけている可能性が高い。ということは今回の大幅な金の動きは大規模奇襲の準備金もしくは暗殺者を大量に雇うことに使われた可能性も十部ある。つまり人ごみになる文化祭は暗殺合戦になる可能性が高い。ここはもうすぐ戦場になるだろう。

「いや先輩…」

「ん?」

「僕らは止めるためにいるんですよ。まずはとっとと暗殺未遂の犯人あぶりだしてそこからたどって組織を全壊させましょう!」

「そうだな…」夕風が夏の暑さを少し和らげる。

夜視聴覚室____またもや4人の潜入チームは今までの書類から暗号を探し出す地道な作業に追われている。

「あああ~」ついに後輩がダウンした。あれだけ俺に夕方言っていたくせに…今日の夕飯は昨日と同じカップラーメン。スパイはこんな風な地道な作業も多いためカップラーメンはみんなの味方なのだ。いったい今日はこの作業を何回したのだろうか。ただ紙をとってまずは一字一字目視し、次に虫眼鏡でじっくり見てその次に暗号発見器にかける作業を…いい加減心がくじけかけ…ん?

「ん?」

「どうしたハイド?」一字だけ事態が違う紙が何枚か続いていたことに気づく。そしてその文字を重ねてみると・・・

「あっ!」

「どうした?」と勢いよく全員が押しかけてくる。重ねて光に照らしてみると何かの絵が濃く映りだした。

「ほかに一字だけフォントが違う学年だより他にないのか?」

再度学年だよりに集中してみてみるともう3枚見つかったのですべて重ねてみると


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