七話 お金
その時、インターホンがなった誰かを確認するためにカメラを見たら…そこには九鈴ではなく知らない男の人が居た……
「ひっ…」
思わず、そんな声をマイクをオンにした状態で出してしまった。
「あ…居るんだ…おかしいな??ここには一人で悪い子が居るはずなのに…」
「悪い子?もしかして露のこと?」
「早く開けてくれないかな?何もしないからさぁ…」
そんな言葉は信用できず、こいしにある事を頼んだそのある事とは
「こいし!」
「はい!こいしです!」
「露とルーミアをどこか安全な場所に!」
「うん!分かった!」
そして、私は110番通報をしたある程度事情を説明した『友達の家に来た時に、インターホンがなって、カメラを見たら知らない男の人が居た』っとそして、数分もしない内にその男は警察に捕まった。そして、こいしに電話をしようとしたら…
「おやすみなさい」
「え?」
いきなり後ろにいた女性に眠らされた。その時見えた姿はとても…とても…怒っている様だった。
私は、お姉ちゃんに言われた通りに家の中の身を隠せて、しばらくは見つからないような場所に四人で隠れていた。
(四人?私と露君とルーミアちゃんと…誰?)
「こんにちは!」
(え?)
いきなりのこと過ぎて私は、声が出せなかった。だって、私達三人の他にもう一人女性が居たから。この状況、露はただの高校二年生なのと疑ってしまう。何か、大事な何かを隠してるじゃないかと思ってしまう…
「ごめんね〜これは依頼だからそこの男の子を僕に預けてくれない?あのピンク髪の娘みたいになりたくなかったら…」
「え?」
(ピンク髪の娘…お姉…ちゃん?)
「何で…何で露を狙うの!」
「…それは知らない」
「じゃあ何で知らないのに狙うの!」
「お金」
「え?」
そんなたった一つの単語で私はある程度納得してしまった。つまり…つまりこの人は…
「お金が必要だから?」
「そーyouこと。結局、お金なの…大金であればそのお金を得るために何でもしてしまう、そうゆう自覚があってもね。こんな犯罪者と同じ事をしてまでも、家族のためにお金を得るためにこんな事をしちゃう馬鹿なんだ…私は。」
そして、私の意識が闇に沈んだよであった。




