ep.9 カラオケボックス
好きな曲の一つの名前が出てきます。ぜひ聴いてほしいかも…
「はぁ…はぁ…目的地は違うって…」
僕は、レミリアに対してそう言った。
「うん…知ってる。感覚任せにここへ来たの。」
レミリアはいきなり意味不明なことを言い出した。
「え?感覚任せ?」
そのついたところを見るそこは、カラオケボックスだった。
「カラオケボックス…?」
僕のその問いはレミリアはどう受け取ったのか。
「ねぇ、少しここで歌お?どんな曲があるとかさ?息抜きでさ?」
レミリアは僕を気遣うかのように言った。
「うん…」
僕はその言われ方が苦手だ。だって、そう言われたら断れるものも断りにくいから。
──カラオケボックスの一室
しばらく歌ってた。楽しかった。だけど…なにか物足りなかった。何かが僕に足りてない気がした。
「ん?僕曲入れたっけ…?」
僕がそんな事を呟くと。
「あ、それ…私が入れたの。露が歌ってくれたらなーって」
レミリアそんな事を言った。
「い、いや…この曲知らないし…」
僕がそう言って拒否をしたが
「まぁ、まぁ…なんとなくで歌っとけばいいの!」
そして、マイクを強引に持たされて…
「分かったよ…」
そして、テレビ(モニター)を見る。
「あー…あの日人類は──」
そして、その、憧憬と屍の道と言う曲を歌ってみた。音程もリズムも何もかもが間違っていたけど…レミリアのサーポートもありながら歌った。
最後の所はレミリアもマイクを持って歌ったけど…とても爽快で、清々しかった。
「ありがとう。」
僕は、レミリアにそう言う。
「いやいや。私の好きな曲だから!この曲を歌うと何かとても気持ちがいいんだよねー。特に最後の所!あそこは、──」
僕はレミリアのその話を半分真剣に聞いていた。この曲がアニメの曲って事は分かった。それ以外は、分からなかった…これがいわゆるヲタクかー…
“(…露は、何を考えているんだろう…)”




