ep.6 潤う瞳
今回はだいぶ短め
そして…退院当日──
「…」
僕は少しレミリアが、距離が近いなぁと思いながらある場所へと向かう。
“レミリア先生って露の事が好きなの?”
とこいしが聞いてくる…
(え?いや…好きになられても困るよ…一応…僕はさとりが好きなんだし…)
と僕は驚きながらも申し訳なさそうに言う。
「ねぇ…露。」
とレミリアが僕に聞いてくる。
「なに?」
僕は、レミリアにそう聞き返した。
レミリアは先のことを考えているようで…
「もし…露も生き残って、紀伊をどうにかして撃退できたら…さとり達と一緒に楽しく過ごすの?」
と言う。
それに対し、
「さぁ…分からない。楽しく過ごすかもだし、僕だけいないかもしれないかも。」
と僕は言う
「それは…どうして?」
レミリアは少し震えたような声で言った。
「それは…その時に僕の精神状態が悪化したら…学校に行けないかもしれないし…部屋に籠ってるかもしれないから。最悪…精神病院に通院かな。」
そうあっけらかんと言う。
「それ…そんなテンションで言うこと?」
と僕はレミリアに言われた。その声は少し悲しげだった。
そして目的地・昔の露の家──
「はぁ…久しぶりに来た…」
と僕は昔の事を思い出しながら言う。
「ここは?」
とレミリアが言ったので僕は、「ここは昔の僕の家だよ」と教えた。その瞬間レミリアの瞳が潤った気がするのだった。




