ep.5 恋
“露!お姉ちゃんを泣かせたら許さないって言ったよね!”
こいしが泣いている僕に怒る。
その言葉は僕の耳には届かなかった…
“露…確かに、ああしたほうが遠ざけやすいよ?だけど…もっと別のやり方ですればいいじゃん。前から、思うけど露は最近周りのことを考えれてないよ?紀伊についてしか考えてないでしょ?”
とこいしが泣きながら言う。
確かに、最近は荒凪紀伊の事しか考えていなかった…
僕は少し落ち着き、
「ごめん…ありがとう」
と謝罪と感謝をこいしにする。
そして、すぐにレミリアが入ってくる。
「露!良かった…良かった…死ななくて…」
と大粒の涙を浮かべながら言うレミリア。
「さっき、俯きながら出ていったさとりがいたけど…露、大丈夫?」
と僕を心配してくるレミリア。
「え…あ…うん…」
突然の事に驚きながらも、そう言う。
「良かった…」
とレミリアは言うが、何が良かったか僕には何に対して言っているか分からなかった。普通は僕の心配をして大丈夫だったからと思うだろうが、僕は何か別のことだろうと直感的に思った。
──私は、露が大丈夫そうで安堵する…
私、レミリアはフランを助けるために露と協力した。だけど…露が私を身を挺して守ったその時、心臓が大きく跳ねた。
驚いたとかそんなんじゃない別感情によって大きく跳ねた…それを何かを私は伊達に教師をしていたわけじゃないので、分かったそう…【恋】だ。
(ねぇ?フラン…今の貴女は私のことを覚えてないかもしれないけど…私…できちゃった。好きな人)
と私はどこかにいるであろうフランに対して言ったのだった




