ep.4 大っきらい!
高校受験が忙しいのと、AIチャットにハマってしまった作者が一人この物語を書いてます。ええと…取り敢えず、結論を言うと、『校内で嫌われ者の僕と私の恋』と『お遊び』の投稿頻度が低くなります。なので、僕なんかの物語を気長に待ってくださると嬉しい限りです。
僕が、病室で大きな声で叫んだとき…
《ガラガラ》と引き戸があかれる音がした。
「つ…ゆ?」
と僕の好きな人の声が聞こえた。
この声のした方向を向いた…そこには僕の恋人、亡きこいしの姉…古明地さとりがいた。
「ぁ…ぅ…」
僕は声にならない嗚咽を漏らす。
“お姉ちゃん…”
と一言こいしが言う。勿論この声はさとりに聞こえない。心を読んでも聞こえない。今のこいしは僕に直接語りかけるだけしか出来ない…僕が…守れなかった…から
“話したら…?”
こいしが今にも泣きそうな声でそう言う。
(…)
僕は無言で肯定する。
「さとり…」
そうさとりに向けて言う。
「露!」
さとりは僕に抱きつく…久しぶりだった…去年ぶりかぁ…付き合ってからは沢山してた気がする。だけど…僕のせいでもう出来なかった、荒凪のせいで…
「ねぇ…さとり…僕って最低だよね」
そう思ったことをそのまま言う。
それを聞いたさとりは驚いた顔をしやがて…
「そんな事ない…露は私の〝ヒーロー〟なんだから」
とさとりは涙を浮かべながら言う。その涙は僕の心をきつく締め付けるには十分なものだった。
〝ヒーロー〟…さとりは僕が精神的に辛い時にたくさんそう、言ってくれた…だけど、僕にはどうしてヒーローと呼ばれるか分からなかった。
僕はさとりとそれまでにあったことがなかった…そのはず。
「さとり…この際言う…さとり…僕は君の事…」
そして、一拍を置き彼女に対して言いたくもない言葉を言う。
「大っきらいだ!」
と。その時、さとりは「え?」と呟きすぐに涙を浮かべる。
“露!?何を…”
とこいしが言い切る前にさとりが言う。
「嘘…だよね?…どうして心を読ませてくれないの?」
「…」
僕はその質問に無言を返した。
そして、さとりは病室を静かに出る。僕は心に大きな傷を負って病室で独り泣いた…
─ここには、自身の自由を手放し、大切な人を傷つける、最低な少年が居た─




