弐拾伍話 おかえりそして、さようなら
僕は、霊が起きるまでずっと側にいた。そして…
「あれ?」
私は、目覚めると見慣れない天井があった…
「ええと…私は確か…」
とそんな事を考えていると…
「霊!」
「え」
「良かった…無事で…」
「まり…さ…」
魔理沙の声が聞こえた…あぁ…そうだった…私、逃げて…逃げて…魔理沙と、会えたんだった…
「うん…良かった…」
「あの〜…再会は祝福するけど…その娘にご飯を与えないと…栄養失調でまた、倒れるよ?」
「え、あ、ごめんなさい…」
「謝らなくていいよ?嬉しいのは分かってるから」
「えへへ…」
(魔理沙…照れてる…可愛い)
「はい、ご飯。」
そして、私の目の前には数週間ぶりのご飯があった。
「食べていいの?」
「うん、良いわよ。私が許可を得て作ってもらったから。貴女の為のご飯よ」
「ありがとうございます!」
私は、あそこが異常だと理解ができた。
「おいひぃ〜」
「良かったわ…」
そして、私がご飯を食べていると…
「魔理沙!?」
「んぐ!?げほ…げほ!やばい…むせた…」
「霊夢!?」
「いきなり教室の外を走ってたのを見て!びっくりして…」
「そう?」
「うぅ…むせたぁ〜」
「で、その娘は?」
「私の初めての友達!霊!」
「むせたぁ〜よぉ〜」
「…この娘の心配しないの?」
「てか、霊大丈夫か?」
「おそいよぉ〜」
僕は遅いけど霊の心配をしたのだった。
私は、ルーミア…最近出番がない気がする…きがする…きがす…希ガス…希ガスって何だっけ?
「先生!希ガスってなんでしたっけ?」
「周期表の18族に属する元素のことです。」
「あ、そうでした!」
「はぁ、よく、そんな調子で高校行けましたね…」
「あはは…」
お兄ちゃんは最近暗い気がする…さとりも何か悲しげだし…雪くんは、心配そうで、霊夢は魔理沙に絡まれて困ってそうだけど、うれしそうだし…魔理沙は、霊夢と一緒に居られてうれしそうだけど、どこか寂しそう…
(あぁー!!もう!色々、青春が遠ざかる!!)
「あの、ルーミアさん?」
「はい!」
「いや、立たなくてもいいですけど…」
「え?じゃぁ何で呼んだんですか?」
「なに?喧嘩売ってる?」
「いえ…そういうことでは無いです…」
「はぁ、貴女が天井を不自然にずっと見つめていたから心配して声を掛けただけです。」
「え…そうでしたか?」
「はい…そうですよ」
「…すみません」
「一度養護室に向かっては?」
「分かりました…」
そして私は、養護室に向かった…
僕は、レミリア先生と別れ一応怪我をしていないか見てもらうため養護室に向かった。
「はぁ、レミリア先生ってあんな擬似的な羽根を作れるような費用と技術ってあったんだね〜」
と思いながら、こいしと雑談をしてたらいつの前にか養護室の前についた。が…
「騒がしい…」
(確かに…)
「一応、見てもらわないとだから…」
そして、覚悟を決め…入ったのだった
「あの〜すみません。屋上から落ちたので怪我していないか見てもらいませんか?」
「ええと…屋上?」
「はい…」
「自殺?」
「違います!落とされたんです!フェンスをまたいで絶景を眺めていたら後ろから!押されたんです!」
「え?露?」
「あ、露じゃん」
「え?誰?って、露…どこかで聞いたことが…」
と、養護室がカオスになりかけているとき
「先生に言われて養護室に来ました!」
とルーミアが来た。それから、続いて…
「露!」
「いや、屋上から落下したの?」
「つゆお兄ちゃん!」
さとり、涼七…そして、三人を押し倒して入ってきた、雪…
「あの〜…ここを騒がしくしないでくれないかしら?」
「…ですね〜…」
そして、ここに一人を除いてシェアハウスの全員が集まった。
「…丁度いいや、」
と僕は言い…
「僕、夏休み前にもしかしたら消えるから…」
「は?」
「何言ってるの…お兄ちゃん」
「いきなりすぎるよ?」
「…ねぇ、レミリア先生も一緒に行くの?」
「そういえば、さとりって心…読めるんだったね。そうだよ…どうして、居なくなるかも分かると思うけど?」
「…知りたくないよ…怖いよ…露の心読むと露がいなくなりそうで」
僕の彼女はそういった…そして、揺らぎかけた決意を固め…皆んなに対して、僕は
「…さようなら」
そう言って去った…
これから始まるのは、恋愛でも青春でも何でもない…地獄、死、不自由、絶望、苦しみの話…そんな人生…僕は、さとり達を突き放ち、地獄へ向う…曖昧で良い…曖昧にして、良いんだ。終わりとは唐突に来る、それを僕は知っていた。それが予想より早く来ただけ、だから僕はさとり達を突き放つ…
(良かったの?)
「あれで泣かせちゃったら…嫌だなぁ…」
(泣くだろうね…本当に泣いてたら許さないから)
「だけど…こういう事をするしか無かったんだよなぁ…」
(それは、私も分かってる…だから、悲しいよ)
「…さぁ、向かおう…」
ー地獄へとー
終わり方は、変かもしれない…曖昧かもしれない…だけど、これで良いんだ…これで良いんだあれで、良かったんだ…露の選択を表すにはこうするしか無かった…下手でごめんなさい…
これにて、2章終わりです!3章は、もういつか投稿する!!多分もう少しこれ(校内で嫌われ者の僕と私の恋)を休んだら作るだろうけど…




