表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
校内で嫌われ者の僕と私の恋  作者: 如月碧
2-3 最後の思い出
50/69

壱拾玖話 感謝

僕があの家から失踪して一ヶ月が経とうとしている。


「…フライハイトって、僕の過去を聞いて共通点とかあった?」

「一つだけなら。僕は君と同じ虐待経験者ってことだけかな。」

「そう…」

(露…)

「おやすみ」


そして、眠りについた。今日は珍しく、こいしと会える夢(?)だった。


「こいし」

「どうしたの?」

«振り向いたこいしを抱きしめた»

「へ!?な、ななんで私に!?」

「ありがとう」

「え?」

「この一ヶ月間僕に寄り添ってくれて。」

「いや、だけど…」

「こんな、現実にあり得ないことがある事に感謝するのは始めてだよ。」

「…そうだね…«そっと抱き返す»」

「ねぇ、こいし…僕が死んだらこいしと同じところに行けると思う?」

「うん、行けると思うよ。きっと…」

「そう…ありがとう」

「いきなりなに?«静かに微笑む»」

「いや、言っとかないとって思って…」

「そうなんだ。大丈夫…露は私と同じところに行けるよ。だけど、お姉ちゃんを泣かせないでね«笑顔でそう言う»」


朝になった。フライハイトが先に起きていた。 


「おはよう」

「おはよう!どうしたの露?」

「フライハイト、ありがとう一ヶ月間も…」

「え?いきなり何«笑いながらそう言う»こちらこそありがとう。」

「もうそろそろ帰るべき場所に帰らないと行けないから…」

「そうなんだね…短い期間だったけどありがとう。貴方のお陰で勇気が出たよ。」

「僕も、ありがとう。フライハイトのお陰で心が少し楽になったよ。本当にありがとう」

「どういたしまして。もう行くの?」

「うん」

「じゃぁ…いってらっしゃい、露。」

「うん、ありがとう…本当に」


そして、家に帰ったのだった。


この出来事があったから僕は、今学校の屋上で眠れている…


「こいし…さとり…ルーミア…涼七…霊夢…魔理沙…雪…今までありがとう。そして、ごめん…」

(はぁ、大丈夫だよ。)

「ッ!?こ…いし?」

(今までそっと見守ってたのにさ〜。自殺しないでよ?)

「しないよ。ルーミアとさとりに言われたからね。」

(ならいいや。ずっとずっと見てるから。寝ているときも、お風呂入っているときも…)

「は?お風呂入っているときも見てるの?」

(そうだけど…)

「じゃあ独り言も…」

(あぁ…なんか言ってたね。確か〜『僕は死に 君は生きる 僕は君を愛すよ』だっけ?)

「やめてぇぇ!!」

(ニヤニヤ(…露が助けた女の子は、多分お姉ちゃんだよね。)運命だね)

「え?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ