壱拾捌話 露の過去(Hoffnung)
なんだろう…2章から『恋愛』が消えた気がする…これじゃあ、『恋愛』の皮を被った『絶望』の話だよ…
「しゃ…社長!?」
(え…そうなの!?)
「そうだよ」
(だけど…)
「だけど、姓が違うじゃないか!」
「…」
「いや、やっぱいいよ…その顔言いたくなさそうだから…」
「じゃあ、また話すね。次は、僕がどうしてここに居れてるていう話かな。」
そして、語った…僕の『希望』の始まりの話を
「外で少し反省をしろ!」
「う…」
まだ、子供の僕をお父さんは外に投げ出した。
「痛い…」
感情が死にかけているそんな感覚があった。
「僕が悪い子だから…悪い子だから殴られる…蹴られる…外に出される…僕は悪い子」
と言っているとき。
「ん?君、どうしたの?」
「ひっ…ぁ…だ、誰?」
「…相当な怪我、お家の人は?お母さんとか、お父さんとか…」
「僕が、悪い子だから…悪い子だからなんです…」
「え?」
この時の僕は知らない大人に今までお父さんにされた事を話した。そしたら、その大人はみるみる内に顔が青くなり…
「ねぇ、」
「はい」
「君僕達の家族にならない?養子として。丁度娘が産まれるんだけど…仕事の関係で、お母さん一人で面倒見ないといけないからさ、倒れるかも知れないから…お兄ちゃんが居たら安心できるから…ね。君のお父さんみたいに殴ったりしないから…大丈夫、約束するよ」
そんな温かい言葉にこの時の僕は心を救われた。そして、そこで家族お兄ちゃんとして過ごしていくことになった…とても…僕は安心することができる。
「今日から君は長月露だ!」
「長月露?」
「そうだ!じゃあ早速だけど…」
「はい」
「抱きしめさせて!」
「はい?」
「いや〜…子供を抱きしめ手みたかったんだ!」
「分かりました?」
「もう、敬語は良いのに…まぁ、露が嫌なら良いけど…」
「分かった…」
「はぁあ〜〜«目を輝かせる»抱きたい…」
今思えば犯罪的な発言をしている気がするししない気がするけど…まぁ、いいよね?そして、数カ月がたった、お母さんが入院から帰ってきて一人の赤ちゃんを抱きしめながらこっちに来た。
「ほら、見て。可愛いでしょ!」
«じっくり見る»
「うん!」
「良かった!この娘の名前はルーミアって言うの!どう?」
「良いね!」
«露、今のお母さん・お父さんが笑う»
«ルーミアが、笑う»
そして、幸せな思い出が生まれて行ったのだった…
「と言う感じだよ。どう?」
(ルーミアちゃんと露って、義兄妹なんだね!幸せそうで良かったよ)
「フライハイトは、どう思った?って、僕がわざわざ聞く必要なさそうだね。フライハイトの顔ニコニコしてるじゃん」
「ふへへ…」
ええと…色々後付け感があるかも知れないけど…後付けなので、出来るだけ自然になるようにしたいです!露の引き取られた『長月』と雪の施設の時の『長月』は、別です!




