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校内で嫌われ者の僕と私の恋  作者: 如月碧
2-3 最後の思い出
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壱拾参話 記憶巡り

今は授業中…僕は、屋上で記憶を巡らせた。


「つゆ!」


「ゆき!」


これは、ただ呼び合っているだけだけど楽しかった記憶…


「どうして、飛び降りようとしてたの?」

「い、いや…それは」


「もしかして、いじめられているの?」


「ッ!?」


「図星?」


「大丈夫だよ」


「え?」


「僕の近くにいる時だけだけど守ってあげる。」

これは、誰かは覚えていないけど少女を助けた時の記憶…確かこの後引っ越したんだけっけ、申し訳ないなぁ

「ねぇ!」


「なんだよ…」


「私と結婚しよ!」


「は?阿呆?」


「違う!」


「はぁ、覚えてたらな…」


「やったー!」


これは、小学の頃霊夢に求婚された時の記憶…確かこれのお陰で悪い素行をやめれたんだよなぁ…だけど、またしちゃったよ…


「ん…?あ、朝…時間は?って…いつもより遅く起きちゃった…早くご飯作らないと…今日は露の好きな…和食に……」


…これは僕の記憶じゃない…こいしの記憶…はは…和食だったのか食べたかったなぁ…


「嫌だ…待って!まだ、謝れてな…」


「世界で一番…大好きだよ!」


これは…九鈴の死んだ記憶……


「今から、2年部の長月露さんと古明地さとりさんのオリジナル曲の時間です。さて!曲の前に、露さんからのお話です!」


「はい…僕はこの一年間、とても濃い一年になりました。最初のきっかけは、僕がさとりと付き合い始めてからです。そこから出会いや別れそれを繰り返したこの一年。これは、その一年間の曲です。では、聞いてください…」


「私たちで…」


「「〚出会いと別れ〛」」


文化祭最後の記憶…今年までに色々あったなぁ…ねぇ、こいし…お前が知りたかった僕のこと知れたか?……


「はは…雪とさとり、ルーミア、涼七、霊夢…そして、最近知り合った魔理沙…僕こいしと同じ所あの世()に行くかも知れない」

この世界(ものがたり)の露の終わりが近づく

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