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校内で嫌われ者の僕と私の恋  作者: 如月碧
2-2 魔理沙編
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壱拾弐話 男の娘の出会い

そして、今は冬の半ば…

「ほらほら!来て!」

「怖いよ…」

「大丈夫!ほら!」

僕は霊夢と同じクラスだった…嬉しいけど、女装している男が同じクラスに居ると皆んな気持ち悪がるでしょ…それが怖いよ。

「博麗…珍しく朝から来たかと思ったら誰だ?その女」

そう言ったのは担任の浅川深月(あさかわみずき)先生。女性先生だ。口調だけだと男だからね。

「ほら!自己紹介」

「あ、うぅ…き、霧雨魔理沙です…」

「…霧雨魔理沙は一年から不登校で、男だと聞いているが?」

「お、お、男です!!!」

「はぁ、所謂…男の娘ってやつ?」

「は、はい…」

そう言われた。何か言われそうで怖い…

「良いと思うよ」

「え?」

「だって、うちの夫…女装癖だから。」

「ん???」

クラスの皆から『?』が浮かび出ているように見えた。

「はぁ…」

「まぁ、それでも彼は自身の事を男と思っているから。家以外ではあまりしてないらしいけど。もう50になるのにねぇ。過去の様にとても似合っておるとは言い難いけど。それでも彼は彼だと思うのよ。って、長話しすぎたわね。初めての登校でしょ?貴方の席はあそこよ。」

そして、僕は指定された席に移動した。あれから数週間が経過して、春休み。文化祭後霊夢が1日居なくなったけどある日。

「ねぇ、シェアハウスに行ってみない?」

「シェアハウス?」

「そう!色んな人達がいるよ!って言っても男は魔理沙以外居ないけど」

「???それって僕が言っても大丈夫?」

「うん。そうだけど。」

「…不安だぁ」

「怖いはないんだね」

「まぁ、霊夢が居るならって思ってね。」

「なら、良かった。」

そして、僕達はその『シェアハウス』と言う所に向かった。

《ピンポーン》

「はーい」

中から誰かの声が聞こえた。

「あ、霊夢と…」

「き、霧雨魔理沙です!」

「あぁ、霊夢から聞いたよ。男の娘なんでしょ?」

「う、うん。」

「可愛いね!」

「あ、ありがと」

「照れてる!可愛い!癒しなるかも!」

「そう?なら嬉しいな。」

と僕が金髪の娘から褒められている(?)と後ろから、泣いた跡があるピンク髪の少女が出てきた。

「どうしたんですか?」

「え、私?」

「うん。」

「大丈夫…」

「大丈夫じゃないでしょ…さとり」

「…」

「ルーミアは?」

「大丈夫!一時期お兄ちゃんが居ない時があったから。いきなり居なくなるのは慣れっこだよ。」

「そう…今日から私達住むから!よろしくね」

「よろしく!」

「…」

「よろしくお願いします。」

「本当?こっちこそよろしく」

と後ろから声が聞こえた。

「ひゃっ!?」

「ごめんごめん!」

「もう!涼七!」

「あはは、ごめんってー!」

そして、僕は此処に住むようになった。

魔理沙編も、早めに終わりです!頑張ります

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